クラブのコーティングって実は試したことがありません。
でもショップによってはコーティングを納品時の売りにしているところもありますし、アフターサービスとして施工をしているところもあります。
コーティングでどの程度強くなるかはなかなか実感は難しいと思いますが、今回「オートレップ関西」さんからサンプルをお送りいただいたので試してみました。
今回お送りいただいたのは “G-COAT e” という商品と、”G-COAT PRO” という商品です。
どちらもゴルフクラブ用になりますが、皮膜をつくる ”G-COAT e” と ガラスコーティングの ”G-COAT PRO” になります。
まずは ”G-COAT e” の方は水性のエマルジョンで、コーティングの被膜によってヘッド表面を守るという物。こちらはヘッドの艶を出して滑水を持続させるという物。
専用のウェスも付いていて1回1プッシュしか使わないので、この 50ml で十分何セットもできそうです。ウッドだけならかなりの量ができますね。
素材はシリコンとケイ素(Si)の化合物とのことです。傷から守ることはもちろん汚れが付きにくく錆からも守ってくれるとのことです。
G-COAT e の詳細/購入はこちら...
https://a.r10.to/hNZ1ux
ここの説明画像を見ると PING G425 に施工している画像がありますが、マット仕上げのヘッドに塗っても光沢が出るようなことはないようです。
さてさらに効果が高いと思われる ”G-COAT PRO” です。こちらは前処理剤とガラスコーティング剤の2種類が入っています。
前処理剤はコーティングをする面の脱脂をしてコーティング剤をより定着するようにするものです。
こちらの商品は光沢を出すと書いてあるので、マットなヘッドはどうでしょうね?でもコーティング剤はガラスコーティングと書かれていますが同じシリコンとケイ素の化合物なので、違いは前処理だけなのかもしれません。
G-COAT PRO の詳細/購入はこちらから
https://a.r10.to/huR4AF
確かに購入後にこの処理をしておいて傷がつきにくくしておけばちょっと扱いも安心ですね。あとはどのくらいの頻度で塗布するべきなのか?そのあたりもメーカーさんに聞いてみたいと思います。
どちらの商品もヘッドやシャフトの微細な凹凸を埋める効果があるので、振った時の空気抵抗を抑えることができるとのことです。
それに加えてソール面が地面に当たるクラブ(フェアウェイウッドやハイブリッド、アイアン等)に関してはソールの滑りが良くなるという効果もあるようです。
フェース面に塗布するとスピン量が減るとのことですので、ルール的には保護のためであってもボールの動きに影響を与えられるとなると、どういう裁定になるかはわかりません。
一般アマチュアであればもちろん保護を目的に綺麗に使うために使うものなので、問題ないかと思います。
次回は実際に使ってみてどんな感じになるかテストしてみたいと思います。できたらフェース面に塗った時のデータの違いも見てみたいところです。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「Scotty Cameron TeI3 のリフィニッシュ」をアップしています。先日お預かりした Scotty Cameron Trilayered のリフィニッシュについて書きました。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
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