TaylorMade ばかりだと Callaway に興味が無いと思われてもいけないので、今日は Callaway の “PARADYM” についてレポートします。
https://www.callawaygolf.jp/jp/ から引用
Callaway は前作の ROGUE ST がとっても好評で、自分自身も ROGUE ST MAX LS を使ってみてその性能の高さを痛感しました。
今回の PARADYM がどんな特徴なのかをまとめてみましたので、購入の際の参考になればと思います。
Callaway のサイトを見ると今回の PARADYM はヘッドを構成するパーツが変わることによって、今まで実現できなかったことが実現できたと大きくうたっています。
これまでのクラブはやはり金属部分が多くそれによって、飛距離と易しさを両立できなかったのが、今回の PARADYM で360度シャーシという構造を用いたことによって両立できたとのことです。
比重が低いカーボンの量が増えれば余剰の重量を様々な個所に使える自由度がアップします。それをうまく使って相反する性能を妥協せず追及できたのが PARADYM とのことです。
オンラインストアと SELECTED STORE のみで展開される PARADYM Driver は最もロースピンの弾道を生み出すとのことです。あとでこのヘッドについて触れますが、なんと今回8.0度がラインナップされました(PARADYM ◆◆◆のみ)。
さて、今回の一番の特徴は360°カーボンシャーシなのですが、ヘッドの中間部分のうち、クラウン側をトライアクシャルカーボン、ソール側をフォージドカーボンで構成し、金属部分を完全に排除しているとのこと。これまでの同じ部分の重量と比較して約25%軽量化されているとのことです。
また Callaway のずっと採用し続けているテクノロジーの JAILBREAK も進化しています。
ヘッド前方部では、最大限の飛距離性能を追い求めるべく、よりボールスピードを高めることのできる最適な形状をAIが設計し、その結果として導かれたのがフェースカップ構造、よりスリムな形状となった JAILBREAK とのことです。
フェースカップは、新しい JAILBREAK の効果も手伝って、フェースの際までたわませることが可能。一方でJAILBREAKテクノロジーは、前作のJAILBREAK AI SPEED FRAMEよりも約25%軽量になりながら、ボディの剛性バランスをしっかりと維持し、フェース全体でボールスピードを向上させたとのことです。
新しい AI FLASH フェースはさらに複雑な演算を行わせたことで大きく進化しているとのことです。飛びの3要素に加え、ボール着弾地点の範囲を小さくすることも考慮した新たなアルゴリズムによって、AIが設計開発。打点などがずれても、フェースが狙ったターゲットへと飛んでいく弾道に補正します。
テストでは、着弾範囲のバラつきを約15%も抑制したことが確認できています。15%ってすごい数字ですよね。それに加えて AI の設計はモデル別に行われておりターゲットにあった性能が発揮されるように設計されているとのことです。
https://www.callawaygolf.com/golf-clubs/drivers/drivers-2023-paradym-td.html から引用
そして一番興味がある低スピンモデルの PARADYM ◆◆◆ ドライバーですが、ニュートラルバイアスで操作性も高く、シリーズ中もっともロースピンの弾道を生み出すモデルです。これまでの ROGUE ST では MAX LS が一番ロースピンだったので、今回はこれが一番ロースピンになるようです。
ソール前部に約2g、ヘッド後部に約14gのウェイトがあるので、2つを入れ替えることでスピンの調整をすることもできます。
PARADYM ◆◆◆ドライバーのヘッドは、トリプルダイヤモンドの名にふさわしく、他のモデルと比べて小ぶりなフォルムとなっており、ツアーでは人気のヘッドモデルになりまして、前作のROGUE STシリーズで言えば、ROGUE ST MAX LSドライバーと同じ立ち位置のモデルとして登場したと書かれています。やはり ROGUE ST MAX LS が良かった人はこのトリプルダイヤモンドが良さそうですね。
ロフト設定は、8度、9度、10.5度の3種類あるというのも8度を使いたかった自分にとっては惹かれるところです。日本の Callaway 直販サイトでは8度は出ていませんね。もしかしたら輸入物しか無いのかもしれません...。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「機械が打ったって1.5mは外れることがある」をアップしています。ゴルフは自然の中でするスポーツです。機械がやっても同じ結果にならない環境でやっているんだという事を前提に考えることも必要ですという話です。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
もう US 仕様も出てますね。結構高いんだな...。 |