ゴルフ人口も増えているし、グリップの価格が上がって少しでもグリップ交換を安く済ませようと考える人は増えてきています。
そこでだいたいの方が陥る失敗があります。ただその失敗の要因は簡単なことで、我々商売をしている者でさえ難しいグリップ交換用の溶剤を使っていることです。
そんな難しさを解消できるグリップ交換液を紹介してもらったのでレポートします。
グリップ交換をしてみると失敗するのが、以下の失敗が容易に起こります。
・真っ直ぐに入らない(上下でさえ合わない)
・長さが合わない(入れ終わった長さがバラバラ)
・肉厚が変わってしまう(後で長さを合わせようとして部分的に伸びる)
・グリップ交換液がすぐになくなる(なるべく時間を稼ごうとして...)
自分も初めて自宅でグリップ交換した時にはもうあっという間にグリップが動かなくなってしまって、向きも直せないグリップエンドまで入らないなって言うことはしょっちゅうありました。
それを解消するために溶剤をたくさん使うと、1セット使えるはずの容量が半分くらいで無くなったり...。
その後家でやるときは白灯油を使ったりしましたが、これは何しろ臭い...家の中ではできない感じですね(普通の灯油よりは良いですが...)。
詳しく話を聞くとこのグリップ交換液を開発するのに数年かかったとのことでした。
まずこのグリップはわざと乾く時間を遅くしています。それで名前に “SLOW” がついているわけです。
乾く時間が遅くなればグリップが動く時間も長くなりますので、途中で止まってしまうようなことはありません。
また我々が使っている交換液は下巻のテープの表面の粘着部分をあっという間に溶かし、それが入れる時の滑りの良さに影響しています。
今回のグリップ交換液はこれを溶かすスピードもゆっくりなので、廃液もその粘着剤があまり含まれない状態になります。
ということは回収できれば複数回使えるという事になります。回収するためには容器やロートなどを用意する必要がありますが、今では100均でも購入できると思います。
揮発性が低く回収もできれば毎回グリップ交換用のスプレーを買わなくてもとっておいてまた使えるということになりますね。
自分も使ってみたのですが、時間に余裕があるので本当に楽です。ただいままで半日もすればエラストマー系のグリップも乾いたし、ラバーグリップなら数時間で使えたのが、一日置いておきたいくらいな感じになりますね。
ただ一度1セットやった後に最初に入れたグリップを確認するときにまだ動かせる余裕があるって言うのはとっても作業は楽だと思います。
ということでこれはまだ発売には至っていないのですが、今回は ANSERFREAK の読者限定で販売いたします。
1缶(1 Litter) 3,400円+TAX(3,740円)
2缶(2 Litter) 6,800円+TAX のところ6,300円+TAX(6,930円)
送料は1缶でも2缶でも700円でお送りします
興味がある方は info@actekgolf.com までメールにてお問い合わせください。業者の方には業者価格の設定を考えておりますのでご相談ください。
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