先日いらした方は年齢が60代半ば、ゴルフ歴40年くらいでした。
上の画像は2016年のセッティング(こんなだったんだ...)
でも見るからに健康そうで体力もまだまだ衰えていない感じです。お仕事の話などを聞いたらその体力維持に納得できる内容でした。
ですが今後の目標はエージシュートをするとのこと。それをするために今のセッティングがどうなのか?という大きな相談がありました。
フリープランをご予約いただいたので、アイアンから徐々に長いクラブを打っていただいて、その後ウェッジのアプローチ。最後にパッティングを分析させていただきました。
お使いのアイアンのシャフトは DynamicGold DST S200 です。年齢からすると確かにちょっと重そうなイメージはありますが、振っている姿を見たりどういうイメージで振っているかをお聞きすると、逆に重量が無いシャフトはダメだということが推測できました。
お話しの中で軽いカーボンにしてみたことがあるとのことだったのですが、やはりだめだったとのこと。
ではどんなタイミングでアイアンのシャフトを軽量化するか?当然聞かれました。
いつも答える答えなのですが、どんなゴルフを目指すのか?によるという話をします。例えば日本ミッドシニアに出たいということであれば決勝は2日間です。指定練習日もゴルフをするということになると3日連続でということにもなりかねません。
ということは最低でも2日間は同じ振り方ができる道具にしなければならないということです。ただそれはやってみないとわかりません。
やってみれば現状のクラブで自分が二日目にどうなってしまうかはわかるわけです。その時に重いと感じるのであれば普段の1日限りのゴルフで重さを感じていないとしても、そこを考えて少し軽量化するべきだと考えられます。
ただ今回は2日続けても特に変わりなくゴルフできるという話だったので、60代半ばだから DynamicGold が重すぎますよっていうことではないわけです。
むしろ DynamicGold 位の重さが無ければ今目指すクラブの重みを使って体で打つ打ち方はなかなか実現できないということです。
ですので、何かができなくなったことを感じる回数が増えてきたらそろそろ変えるタイミングかな...と考えてもいいかもしれません。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「その景色に慣れていて違和感を感じない」をアップしています。いつも見ている角度で見えるってパッティングでは大事なんです。それが例え間違ったアドレスでもです...。是非ご覧ください!
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