お客さんがネットで購入したヘッドとシャフトを持ち込むことが結構あります。
ヘッドの多くはネットで購入したという新品のヘッド。これって本物なのか?って思う物が結構多いです。
今回持ち込まれたヘッドも市販とは違うシリアルナンバーだったりして...。
今回のヘッドは Callaway の EPIC MAX FW のヘッドでした。それもシュリンクがかかった状態。
あまりみかけない 9番 と 11番 ウッドのヘッド。ロフトは24.5度と26.5度とスペックシールに書かれています。
調べてみるとこのモデルには9番も11番もあったみたいですね。ただ市販品は23度と26度になっています。
市販されているからと言ってこの状態で購入できるというのは普通ではありません。
シリアル番号を見てみるといわゆる TC で始まるツアー支給品のシリアル番号。
このヘッドはどうやって手に入れたんですか?って聞いてみるとオークションで購入したとのことでした。
今回ヘッド重量もおかしなことなく、組み立てに問題はありませんでした。もし問題があってもウェイトがついているのでその重量の変更で何とかなったと思います。
こういう調整ができないヘッドでツアー流出品と書かれて売られている物にはそのままでは使えないものもたくさんあります。
主にはヘッドが軽すぎたり重すぎたりするものです。
もしどうしても欲しい時にはヘッド重量がどうなっているか?などを詳しく調べることが必要です。
またスペックシールにはフェースアングルやリアルロフトが書かれているものもありますので、しっかり見極めて購入することが重要です。
ただ悪意があって廃棄になるような出来損ないをツアー支給品として売っている例も過去にはありましたので注意が必要です。
あくまでも普通のルートでは入手できないはずの状態で手に入るということはそういうリスクを覚悟して置くことが大切です。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「Cameron のレッドドット補修 その2」をアップしています。ちょっと手のかかる下処理をして色入れをして完成しました。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
こういうのは本当に涼しいのかな?安いから買ってみるかな...。 |