ここのところご無沙汰していましたが、久しぶりに scottycameron.com を見に行ってみました。
https://www.scottycameron.com/ から引用
主には TOUR ONLY のパターのページを見ることが多かったのですが、トップページに気になる画像があったのでその話を...
Scotty Cameron のパターは同じ形状でも、モデルが変わるとマイナーチェンジするところが出てきます。
その理由はコストダウンが主な理由だとは思うのですが、見栄えの部分でちょっとな...と思うところもあったりします。
コストダウンに直接つながるのは、切削にかかる時間を短縮できればコストは下がります。また切削で使用する刃物を長持ちさせられればそのコストも抑えられます。
あとはなるべく人の手を使わないことができればここもコストダウンにつながることになります。
今回見た画像では上の SUPER SELECT GOLO 6 をみてそれを感じました。
https://www.scottycameron.com/ から引用
画像を見ていただくとわかると思いますが、ミーリング痕がこんなに残っているパターは今までになかったと思います。
GOLO 6 と似た形状の GOLO 5 が手元にあったので見てみたら上から見る面はスムースな表面になっていますね。
見えない部分はミーリング痕が残っていることもあったのですが上の面で見たのは初めてです。トップブレードまでこんなに残っているとは...。
これらの部分は手研磨が入っていたか、バレル研磨をしていたのだと思うのですが、それをしないでミーリングしてそのままのような感じがします。
そしてツアーパターの画像の中にも気になるものが...。
https://www.scottycameron.com/ から引用
上の画像を見ていただくと Circle-T のマークの中がミーリング痕だらけですね。今までは綺麗に平らに削られていたと思います。
ミーリング痕が残っているから削り出しているって言う雰囲気が出ていて良いという考え方もありますが、基本的に金型屋さんとかは途中で終わっているイメージとのことでした。
Scotty Cameron が CLASSIC 1 で世の中に出てきた頃はバックフェースのキャビティ内のミーリング痕以外は手研磨で綺麗に削られていました。
そこから25年ほど経って徐々に機械で完結するような設計に変わってきていますね。ネック形状の変化もそうです。
こうやって新しいものが出るたびにどこが変わったんだろうっていう目で見ることは結構楽しめています。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「遅いグリーンで使うパターは?」をアップしています。最近暑いのと時期的に遅いグリーンでゴルフをすることが多くなってきます。その際に重くなったグリーンでどんなパターを使うのがいいのか?という話です。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
US 仕様だと少し値引きもしているところもあるんですね。 |