EPON のベストセラーモデルでありながら長い間後継モデルが出なかった AF-Tour シリーズ。
今回はハーフキャビティタイプの AF-Tour CB がリニューアルしました。
名称が変わらず AF-Tour CB なので、内容も大きく変わっていないと思いきや結構変わっている部分もあったので紹介します。
変わらない部分は軟鉄鍛造(S20C)のハーフキャビティということ。低重心でボールが上がりやすい設計というのは変わっていません。
EPON のホームページを見てみると全モデルとの比較が詳しく解説されています。
まず最初に出てくるのがオフセットの度合いが変わったという内容。具体的な数値では出ていませんでしたが、新しい AF-Tour CB ではオフセットが少なくなったとのことです。
そして次はトップブレードのラインが以前は少し丸みがあったのですが、今回のモデルはストレートに変わっています。
オフセットの度合いは見たらなんとなくわかりますが、ブレードラインは言われてみないとなかなかわからない感じで、並べて正面から見たら変わったなと確認できる感じです。
それよりはこれまでスコアラインが入った部分以外はミラー仕上げだったのが、キャビティ内以外のバックフェースは変わらずミラーなのですが、それ以外がへアライン仕上げになった方が違いを感じました。
そしてこれは見てわからない部分ですが、重心距離が短くなるように設計されているとのことです。こちらも残念ながら具体的な数値の比較は出ていませんでした。
そしてロフトピッチにも変更がありました。
これまでは #6 と #7 のピッチが4度だったのですが、今回は3度に設定。そこから下は4度ピッチになって、#9 と PW のピッチが5度に変わりました。
ということで、#7 から #9 のロフトが前モデルより1度ずつ立っています。これは最適な飛距離を刻むためのロフトフローにしたとのことです。
そしてフェース面がレーザーミーリングされています。これによって雨の日などのウェットな状態の時に晴れている時のようなスピン量が実現できるようになったとのことです。
個人的にはこのロフトピッチの変更に興味がありますね。#9 と PW のロフトが5度も変わって大丈夫なのか?#9 よりもスピン量が増えるはずの PW。結果を考えたらここも4度ピッチで45度にした方がいいんじゃないかな?と思ったりもします。
でもきっといろいろテストしてこの設定にしたはずなので、それがどうなるのかはとても興味があります。
そうそうソールもちょっと変わった気がします。へアライン仕上げになったからそう見えるのかもしれませんが、ヒール側が少し丸みがあるようになった感じです。あとは番手の数字の事態が変わったのもイメージを変えています。
EPON AF-Tour CB に関する詳しい情報は...
https://epongolf.co.jp/product/689_af-tour-cb-2/
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