パターの値段はずいぶん上がってきました。特に削り出しパターの価格はここ数年でずいぶん上がっている気がします。
https://www.scottycameron.com/putters/super-select/newport/ から引用
昔はもう少し気軽に購入できる価格帯だったので色々試すことができましたが、最近ではちょっとつまみ食いをしてみるには結構覚悟がいる価格帯になってきました。
5年前くらいは4万円台で購入できた削り出しパターも今ではその1.5倍が当たり前な感じになっています。
削り出しのパターは原材料が上がっていることも多少の影響はあると思いますが、だとしても原価から考えるとそこまで価格が上がるというのは考えにくいです。
ただどのメーカーも高級路線の商品をラインナップして、削り出しや複合素材で構造が複雑になったパターを作ったりしています。
削り出しパターの価格設定の牽引をしているのはスコティ・キャメロンですね。少し前まで55,000円(税込60,500円)だったのが、現行モデルでは60,000円(税込66,000円)になっています。
https://clubping.jp/product/product2022_pld.html から引用
同じく削り出しパターの PING PLD は若干安めだったと思っていたのですが、やはり60,000円(税込66,000円)。
TaylorMade TP Reserve のページ から引用
最近発売になった TaylorMade の削り出しの TP Reserve は TRUSS ネックの物が60,000円(税込66,000円)、クランクネックやマレットタイプは52,000円(税込57,200円)になっています。
https://www.callawaygolf.jp/odyssey/TOULON-GARAGE から引用
ODYSSEY ブランドの一つだった TOULON パターは TOULON GARAGE という名称に変わり吊るしのパターがなくなり、完全オーダーメイドで価格は85,000円(税込93,500円)と高額パターになりました。
パターの価格のイメージは店頭で3万円で買えるというイメージでしたが、これらのパターはそれほど値引きもないので、ほぼ60,000円は必要になります。
直営店でクーポンを使うと安く買えたりする場合もあるみたいです。
以前は直輸入のショップで安く買えたりしたのですが、今は為替の影響もあってメリットが出ない価格になってしまって、日本では手に入らない物がメインになってしまっているような感じがします。
60,000円というとほぼドライバーの金額ですね。ただ打つ回数で言ったらドライバーよりパターの方が多いので、しょうがないかという気になれなくはありませんがまあ高いです。
ただ少しゴルフをやってきて面白くなってくると、パターの大事さもわかるようになってくるし、数多く使うパターはお金をかけてもいいかなという気持ちになってくる人が多くなるのかもしれませんね。
程度の良い中古もそれほど新品の割引と価格差が無かったりする場合もあるので、それなら新品を買おうという事になってきますね。
Cameron のツアーパターは価格がかなり高騰しています。ACTEK GOLF にも海外の肩から問い合わせがあったりしますが、GSS で150万で売れるものがあったら何のためらいもなく買っていくみたいです。
最近は日本に入ってきている本数が減ったのかどうかわかりませんが、ハンドスタンプでもないただの Circle-T の彫刻が入ったパターが100万円前後で取引されているのを見ると驚きますね。
市販にない形状だったり、市販のヘッドだけどハンドスタンプ物も以外は少し前までは40万しないというのが大体の相場でしたからね...。なかなか買いにくい価格になってしまっています(買う気はないですが...)。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「見れば見るほどすごいパター その3」をアップしています。すごいパターの第三回です。それにしても何でこうしたんだか本人に聞いてみたいパターでした。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
新古品ってどんなんでしょうね?新品を割引できないからそういう言い方で安くしているのかな? |