先日久しぶりにショットカウンセリングにいらしていただいた方の話です。
すごく自分の感覚を大事にしている方で、普通の感覚では理解できないようなところに自分が左右されるということを理解している方でした。
こういう感覚は誰にでもあるとは思いますが、それを認識しているというのはなかなか珍しいパターンです。
普通はこういう部分をフィッターがちゃんと理解して、こういう感覚が好きで、こういう感覚が嫌いというのを翻訳するんです。
でも今回の方はその必要が無く、好みがはっきりしている。またこういうのがダメというのもはっきりしています。
なかなかこういうパターンの方は多くはないですね。
で、この日はスイング軌道の話をメインにしたのですが、元々飛んでいた飛距離が打ち方を変えてなかなか戻ってこない...。
そこで何か良いドライバーやシャフトは無いかという話に...。
現在使っているドライバーは EPIC FALSH の10.5度で、シャフトは Diamana の白系のシャフト。
軌道的にフェードを持ち球にした方が良く、更にヘッドスピードも出ることが分析でわかりました。
それを考えると比較的低スピンの EPIC FLASH と手元寄りの調子のシャフトの組み合わせは良さそうな組み合わせです。
ですがここで出てきたのが打感の話。EPIC FLASH に変えてからしばらく経つけど、どうもあまり好きではないとのこと。
それは球離れが早くてボールをコントロールできていない気がするとのこと。
そこでたまたまお客さんから欲しい人がいたら売って欲しいとのことで預かっていた ROGUE ST のトリプルダイヤモンドがあったので打ってみてもらうことに。
素振りの時点でなんだかスムーズに振れるとしきりに言っていました。多分これって重心距離とかのイメージなんでしょうね。
そしてその感覚はすぐにスイングに現れていきなりその日一番のデータが...!。この良い結果は振り感からのナイスショット。
そしてこのヘッドの打音と打感が即気に入ったようでした。気に入ったのはフェースにボールが乗っている感覚とのこと。
自分も一時 ROGUE ST MAX LS を使っていましたが、確かに打感は最高でした。
そして2球目以降もイメージ通りのスイングができるし打感の良さ、打った音の良さも相まってナイスショットの連続になりました。
打感とか打音が与える影響って本当にありますね。やはり高い音は球離れが早いイメージになりますし、運べないイメージになりやすいです。
クラブを選ぶ時になかなか外での音を体感できることはありませんが、ゴルフ場の試打クラブとか持っている人のを打たせてもらうなどできると、こういう感覚的なことがわかって良いですよね。
やはり練習場はボールも違いますし、共鳴しやすい状況なので音はあまりいい方向に聞こえることは無いような気がします。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「調整機能は使ってみよう」をアップしています。ウェイト調整できるパターの調整をもっとしてみましょうっていう話です。是非ご覧ください!
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なんかちょっと Jone's っぽい... |