前から思っていたのですが、なかなかできなかったことがあります。
それは自分のドライバーのスペックを2種類のヘッドと2種類のシャフトで組み合わせで計ってみました。
どんな数値になっていたかというと...
まずは今回計測したヘッドとシャフトについてですが、ヘッドはどちらも FOURTEEN GelongD DX-001 の LT(7度) です。
一つは minibon さんにヘッド内部のフェース側に 10g のジェルを入れてもらい、後方ウェイトを 4g にしたもの。
もう一つはノーマルの LT のヘッドで後方に16g のウェイトがついたものです。
シャフトはどちらも GRAPHITE DESIGN TourAD XC-6 でフレックスは S と X です。長さはシャフトエンドで45.75インチ。
グリップは X Flex の方が IOMIC の 50g。S Flex の方がツアーベルベット360 の 50g が入っています。
4つの組み合わせでスペックを計測してみました。その結果はこんな感じになりました。
Shaft | 後方 Wt. |
Length |
Balance |
Weight |
Freq. |
TourAD XC-6x | 4g |
45.75 |
D1.2 |
311.8 |
272 |
TourAD XC-6x | 16g |
45.75 |
D1.45 |
312.4 |
272 |
TourAD XC-6s | 4g |
45.75 |
D1.7 |
309.3 |
257 |
TourAD XC-6s | 16g |
45.75 |
D1.9 |
309.9 |
256 |
重心を浅くするジェルを入れたヘッドは元々の重量より 2g 軽いので、ノーマルのヘッドよりバランスも出ていませんね。
ただ 2g 差があれば1ポイントくらい変わりそうですが、変わっていないのも不思議です。
そして数値で驚いたのは振動数。X Flex で 272cpm あった振動数ですが、S Flex になると急に 256cpm になってしまうんですね。
寒い時に使っても柔らかいのが気になっていていたのですが、これだと逆球も出そうな雰囲気になってしまいますね。
これを見ると冬でも X Flex でも行けるような気がしてきました。
それとヘッドですが、重心を浅くしたヘッドですがまだまだ十分ボールは上がっていきます。ですので、冬用にノーマルヘッドと思っていましたがこれもいらなそうですね。
ということでもう一つも minibon さんにお願いして今度はジェルを 15g 入れてもらおうと思っています。やり過ぎかな...。
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【今日の小ネタ】
これを使っている方が結構いらっしゃいますが、ほとんどの方が使い方を間違っています。そして置く場所も気をつけてください。なかなかちゃんと使うのが難しい練習器具です。 |