今年も4スタンス理論のコーチ級トレーナーの資格更新セミナーに行ってきました。
今年も新たな気づきのある内容の濃いセミナーでした。
今年で多分12回目の更新になります。あらためて4スタンス理論の面白さとゴルフの関係について少しお話ししたいと思います。
自分のゴルフに対する考え方として、人それぞれ色々なスイングがあり、その中で合うやり方、合わないやり方があります。
またできることできないことも人によって違ってきます。
そんな中でゴルフで大事なのは再現性です。同じ打ち方をして同じ結果になれば、それが悪い結果であればいつもミスするようにはならないはずで、何らかの方法でそのミスを補うようにしていくはずです。
ただそこにできないことがあった場合が不幸なことになります。自分の再現性が高い部分を崩してまで変える必要がないのに変えてしまうという事になりかねないからです。
10回やって3回しかできないことを、10回やって3回しかミスしないようにするには相当な努力が必要ですし、その中で身体を傷めることも出てきてしまいます。
無意識でできることより強いものはないんです。無意識でやっていて出るミスを直すのはスタンスの向きだったり、グリップの持ち方だったり、フィニッシュのイメージだったりということになります。
4スタンス理論はゴルフの理論ではなくもっと大きい身体に関する理論です。ですので、ゴルフにもあてはまるし、他のスポーツにもあてはまるし、更にはスポーツではないヴァイオリンを弾いたり、ピアノを弾いたりすることも応用ができます。
どう動かしたら高いパフォーマンスが発揮できて、大きな出力を得られるか?これを考えるのが4スタンス理論なんです。
一般的なゴルフレッスンではダメと言われていることも、4スタンス理論で考えると理にかなっているという事も出てきます。
「あの人変な打ち方しているけどショットが乱れないよね」とか、「パターの打ち方は変だけど入るよね」ということになったりします。
その人のまねをしようと思ったらできないような動きでもその人にとっては再現性の高い動きだとしたら、それは結果は良いものになります。
スコアカードに書く数字はスイングが綺麗でもそうでなくても同じ数字です。少ない数字になることを目指してやっているんです。
自分がたまたま4スタンス理論では一番カッコ悪い(基本に忠実ではない動きになりやすい)B2タイプだから特にそう思うのかもしれませんが、すごくこの理論には救われた気がしています。
ゴルフに関して言えば結果が全てです。綺麗な動きをしたからと言って飛ぶわけではありませんし、パターが入るわけでもないんです。
それなら自分の体の動かし方に合ったスイングを身体理論に結びつけながらやればいいのでは?と思ったのがこの理論にはまった理由です。
4スタンス理論はトレーナーの資格があります。プレーヤー級、コーチ級、マスター級とあるのですが、自分はコーチ級のトレーナーです。
この資格をもって、いらっしゃる方のスイングを計測機器で分析しながら、もっとパフォーマンスを発揮できる方法が無いかを考えています。
セルチェックで自分のタイプを〇〇と思いこんでやっている方がいますが、もし違っていたら大変なことになります。
興味がある方はショットカウンセリングやパッティングカウンセリングを受ける際に言ってください。タイプの可能性をお伝えすることはできます。
ACTEK GOLF では今月もお得なキャンペーンを開催しています。
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今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「「Today’s Solution 006」Cameron Super Rat I」をアップしています。Scotty Cameron の GSS インサートの TOUR PUTTER の SUPER RAT I の調整をした話です。今回も Scotty Cameron Loft&Lie Fixture が活躍してくれました。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
ゴルフに特化した4スタンス理論の本です |