計測器をうまく活用する
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世の中には様々な計測器がありますが、それをうまく使って練習すると効率も上がります。
ただ同じ数値でもはかり方の違いによって差が出てきます。
それも考慮したうえで練習に取り入れることのメリットについて考えてみました。
スイングと実際の球筋が上手く関連付けられると、自分の問題点がはっきりします。
個人でも購入できる計測機器はたくさんあります。2万円以内で購入できるものもあれば、10万円近い物もあったりします。
価格が高いからいいのか?と言われたらそれなりに機能が高いものが多いのは確かです。
こういう計測機器を使うにあたって肝に銘じておくべきことは、その数値が必ずしも正しいとは限らないという事です。
例えばボール後方においてヘッドスピードや飛距離を計る機器は色々ありますが、少し甘めの数値が出てきます。感覚的には 2~3m/s くらい違うイメージです。
だからダメかというとそうではなく、いつもその機器で計測をしていればその中での比較には意味があります。
これまで 42m/s 位だったヘッドスピードが 44m/s になったのであればそれは条件が一緒なので比較の意味はあります。
ですので計測機器が変われば数値は変わるという事を理解しておくことが大事です。
0.1g 単位で計測できる秤でさえ少し違った数値が出ることもあります。バランス計などと言ったら間違いなく違いが出ることがあります。
ですので、そういったものは定期的に “0” 合わせをすることが大事になってくるわけです。
これらの話を考慮したうえで、ではそれをどう利用するか?を考えると、こんな感じです。
ACTEK GOLF のカウンセリングではこういった計測機器を使って話をするわけですが、計測機器を持っている方にその危機を持ってくることをお勧めすることがあります。
そこで FlightScope で出た数値と、いつも自分が扱っている機器の数値の違いを比較することができるわけです。
以前 Garmin R10 を使ってみたことがありましたが、この時もなるべく同じ条件で比較することをやってみました。
R10 はクラブ軌道が出る計測機器としての期待がありましたが、やはり若干違ったデータが出ることがあるというのが現状だったため、使用を断念しました。
ただ Garmin R10 は所有している間に頻繁にファームウェアのアップデートやソフトのアップデートがあったりしていたので、現在は完成度がかなり上がっているかもしれませんね。
機会があったらまた使ってみたいところです。
こういった比較をすることによってそれらの機器の癖を知ることができます。それを知っていればその機器も上手く使えるという事になります。
例えば左に曲がるボールには甘い、右に曲がるボールは辛い数値が出る機器もあったりします。
ですので、最近では Trackman や Flightscope、GC QUAD 等が置いてある練習場もありますので、そこに自分の使っている機器を持っていって比較してみるというのは是非やってみていただきたいことです。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「最近のパターで考えること」をアップしています。パターって少し前のドライバーみたいな価格になってきましたねって言う話です。是非ご覧ください!
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