YAMAHA RMX VD/R・VD/M Driver
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これはまた自分のとっては珍しい国産ドライバーの試打の話です。
YAMAHA のドライバーは inpresX V201 をつまみ食いで少し使ったことがありましたが、それ以外に使ってみたのは記憶にありません。
今回は調整機能をモデル分けした VD/R と VD/M を打ってみましたのでレポートします。
今回の試打もコトブキゴルフさんでさせていただきました。
RMX VD Driver は VD/R と VD/M と VD/X の調整機能がついた3モデルがあります。
今回打ってみたのは重心が浅く重心距離の調整ができる VD/R と、重心深度を調整できる VD/M を打ってみました。
最初は VD/R です。上の画像のドライバーなのですが、思い出すのは SLDR ですね。スライドウェイトはトウ側からヒール側まで動くようになっています。
ここでドロー、フェードの球筋が打ちやすい調整ができるようになっています。これって多分重心角の調整って言う意味が強いんでしょうね。
もちろん、重心角が動くという事は重心距離も動くという事になります。
構えてみると良い感じの洋ナシ形状でいいですね。ですがフェース面側から見るとちょっと変わった形状になっています。
ちょっと変わっていて違和感はあるのですが、アドレスした時に見える部分ではないので全く問題ではありません。
打ってみて一番感じたのは結構硬い打感と高い音。実際に飛んでいく球は良い感じなのですが、これが自分のボールになって外で打ったらどんな感じなのかな?という印象でした。
もう少し柔らかい打感と低い音だともっといい感じだった気がします。inpresX V201 はそんなヘッドでした。
ただ結果が良ければそんなことも受け入れられるので数値を見てみると、確かにスピンは少なめ(2500rpmを下回ることもある)し、キャリーで 230 Yard を超えることもあるのでなかなか良い感じです。
そして次は RMX VD-M の方を打ってみました。これもヘッド形状は良い感じ。
VD/R と違うところはスライドウェイトがフェースからトウへのスライドではなく、フェース側からヘッド後方に向けてのスライドウェイトになっています。
VD/R と VD/M をみて両方の機能を足したら M5 になるかなと思ったのですが、M5 はヘッド後方にスライドがありますので、ちょっと違いましたね。
ということは VD/R は結構攻めた機能になっているのではないかということを再認識しました。ということで VD/R は数量限定になっているのだと思います。
VD/M はフェース近くに構造物がないせいか、音は静かになっているような気がします。スピン量はウェイトを一番前にして打ってみましたが VD/R よりは多くなった印象です。
印象的には明らかに VD/M の方が易しい感じがします。
試打は Speeder NX BLACK 50/S で打ったのですが、すごくシャフトが走るって言う印象は無かったですね。
YAMAHA RMX VD シリーズに関する詳しい情報は...
https://golf.yamaha.com/products/index.html
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