2004 October Part I



 14th October 2004

N.S.PRO TOUR TYPE 85

このシャフトは今年初めのGOLF FAIRで初めて見たものなのですが、実際に打つ機会がありませんでした。今回友人が試打会で打った感触が好感触だったと言うことでリシャフトを依頼され、組んでみましたのでレポートします。




今回のシャフトはN.S.PRO TOURのX Flexで、上の写真にもあるように85gとかなり重めのシャフトです。色は濃紺でデザインもあっさりしています。スペックは重量がシャフトカット前で88.5g、トルク2.7の中調子のシャフトです。メーカーのコメントでは、「クラブをシャープに振り抜けて、自分でタメをつくれるハードヒッター向け。(クラブ長 44"〜44.5"にジャストフィット)」とのことです。

メタルコートされた裁断済みのカーボンシートを使って、シャフト先端のしっかり感を出すと同時に、手元側にも重量感を持たせてあるシャフトとのことです。

 

これが今回組み立てに使ったヘッドです(CREWS GOLF c-drive 375)。上の左の写真を見てわかるように、ヘッドはスクエアな良いヘッドです。ヘッド重量は198gだったのですが、44.75 InchでD2位のバランスが出ました。

さて、打ってみた感じですが、確かに好感触でした。重みと言い、粘る感じと言いTD-03とか9003αを思い出す感じですね。中調子で粘りがあり、トルクも2.7でしっかりしています。X Flexにしてはそんなに硬く感じないのも、この粘る感じのせいだと思います。このほかにTYPE 65、TYPE 75もあります。ビューンと弾く感じのシャフトが多い中、珍しく粘る感じのシャフトです。そんな感じを味わいたい方には良いかもしれません。高反発の球離れの速いヘッドで少しでも運べるイメージを持ちたいという方にはおすすめのシャフトです。

 シャフトの断面

上の写真はバット側をカットしたときの切断面なのですが、切断面の内側から3/5位のところに違った色の層があります。最初金鋸でカットするときになかなか切れないなと思っていたのですが、実はこれが原因だったようです。たぶん金属っぽいものが入っているのでしょうね。以前PRECISION JAPANの「SABER」を紹介したときには同じような位置に線状ではなく、点状に配置されている金属が見られましたが、これは巻かれているのがよくわかります。

先端部分はカットしていないのでどのようになっているかわかりませんが、きっとこれを入れることによって剛性をアップしたり、補強したりしているのでしょうね。TourDesignの9003α(かなり古い話ですが)もプロ用の9003の先端部を補強したもので、このようなものが入っているという話でした。

詳しくは下記のメーカーサイトをご覧ください
http://www.nipponshaft.co.jp/products/products_frameset.htm


toshi's monologue.....

今年は台風の被害が多いですね。家からそれほど離れていない河川敷のゴルフ場は今年も水没してしまいました。



この状態から水が引いてもバンカーは小さい池になってしまうので水抜きをして、さらに細かいゴミなどを掃除して、最後にはグリーンやフェアウェーを大量の水を使ってきれいにする作業があります。大変ですよね。
しかしここのところカラッと晴れる日がなくて.....ここのところ4回連続でゴルフの日に雨に降られています。やっぱり雨男なのか.....。


 12th October 2004

TaylorMade r5 dualを試打しました

しばらく前にr5を店頭で見たときのレポートをしましたが。今回は実際に試打をしてみましたのでレポートします。



前回のレポートの際には「TYPE D」と「TYPE N」のヘッド形状の違いをうまく表現できませんでしたが、今回の写真でわかって頂けると思います。上の左のヘッドが「TYPE D」で右のヘッドが「TYPE N」です。「TYPE D」の方が後方に長いです。手前の部分のふくらみが大きいといった方が良いでしょうか。



上の写真はTLCカートリッジが入っている部分ですが、先日レポートしたように脱着は不可能になっています。左が「TYPE D」、右が「TYPE N」です。「TYPE N」はトウ側に2g、ヒール側に7gのウェイトがついています。「TYPE D」はトウ側に1gとヒール側に8gのウェイトがついています。



どちらのヘッドも高反発ヘッドですので、フェース面には「MAX」の刻印が入ります。右の写真はr7 Quadとの比較です。左がr5 Dual、右がr7 Quadです。r7が400cc、r5が450ccです。




上が「TY
PE D」についていたシャフトで52g、トルク4.5のPLUSシャフトです。「TYPE N」についていたシャフトは下のシャフトで、重量は65g、トルク3.1、キックポイントは中元調子です。このTOURのシャフトはかなりしっかりしていました。

打ってみた結果ですが、「TYPE D」は10.5度のRシャフトだったので、あまりその気にはならず軽めに振ると良い結果が出ました。ヘッドスピードが速くなくボールがスライスしやすい人には若干フックフェースが気になりますが、よくつかまって強い球が打てるクラブです。

「TYPE N」は8.5度のXシャフトでしたので、これはその気にならないと打てないスペックでした。ほんの少しフック目かな?という感じのフェースアングルでしたが、中元調子ということもあって、左には行きにくいクラブでした。ウェイトが後方にあるため8.5度というロフトながら上がりやすかったです。

打感はどちらもやはり高反発という感じの音でしたが、R580よりは低い音になっているような気がします。440ccという大型ヘッドですが、最近はこのぐらいの大きさはびっくりしないですね。先日レポートしたPINGのG2 Driverも460ccでしたが、さほど大きくは感じませんでした。やっぱりTaylorMadeさんにはウェイトカートリッジのバラ売りをしてもらって、このr5 Dualも交換して色々いじれたらいいですよね。r7 Quadも結局バラ売りがされていませんので、カートリッジのオークションでの相場はかなり高くなっています。

r5 Dual Driverに関する情報はTaylorMadeのHPをご覧ください。


toshi's monologue.....

昨日またラウンドでr7 TPを使ってきました。やっぱりr7 TPは良いみたいです。今までの吹け上がり気味の高い球ではなく、前に行ってくれます。1ヶ月前に始めたスイング改造の効果も出てきていることもあるのだと思いたいですね。今回のラウンドでは1.5ラウンドできたので、最後のハーフはその新しい打ち方を思う存分試してみました。まだ手元調子のシャフトにタイミングが合わず思っているところより右に行くことが2回ほどありましたが、段々なれてきました。やっぱり手元調子のDiamana73はS Flexでも結構振り応えがあります。何発か同伴プレーヤーにも打ってもらいましたが、やはりSでも硬めに感じたようです。

今週の更新ですが、連休があり、仕事が忙しく時間があまりとれないため更新は不定期になってしまいます。月内はこのような状態が続くと思います、あしからず。


 8th October 2004

BRIDGESTONEの非売品キャディバッグ

もうあまり珍しくないかもしれませんが、BRIDGESTONE TourStageの非売品のキャディバッグが飾ってありました。



量販店には結構入っているようですが、売ってはいないようですね(必ず非売品と書かれていたりして.....)。写真ではわかりにくいかもしれませんが、これは黒と金色でデザインされており、サイズもかなり大きめ、もしかしたらプロが誰か持つかもしれませんね。

最近B/Sさんはこの黒と金色の格子模様(X-01カラー)をかなりイメージ模様?として打ち出していますね。このほかにもX-01sのシルバーやピンク色の格子模様もあります。ほとんどのB/S契約のプロはキャップにこの柄のクリップマーカーをつけているし、タオルもほとんどと言っていいくらいつけていますよね。

そしてさらに限定でアクセサリー類が5点パッケージになった状態で販売しています。X-01 Special Boxと言うものらしく、タオル、X-01が1ダース、CAPの横にこの格子模様が入った黒いTourStageのCAP、これまた格子模様が入ったWING TEEが5本、クリップマーカーが入っています。TourStageファンにはたまらないでしょうね。

http://www.tourstage.com/


YMPさんの「リキんでトップレス」更新しました

久々の更新の今回の内容は.....?なんと、予想もしない展開になっています。こっち方面のクラブはないと思っていたのに、意外な方向に進んでいるようです。

「リキんでトップレス」はこちらからお入りください。


 7th October 2004

中尺プロジェクトが少しだけ進展

中尺あるいは長尺パター用のシャフトはすべて9.4mmチップで、使おうと思っているヘッドのチップ径に合わないため、何か方法を考えなければなりませんでした。0.4mmなので先端を削ろうかと思っていたのですが、強度的にも問題がありそうなため断念しました。

そこでいろいろなところで相談していたところ、GOLF BOOMERにて「これはいける!」という情報をいただきました。
まず、9mmのアルミ棒を用意して、パターのホーゼルに入る長さより若干短めになる位置(2mmくらい短め)から段差をつけてアルミ棒を削ります。削った状態でそのアルミ棒がシャフトの内側にはいるように調整して、ホーゼルに入る役2mmの部分はグラインダーで斜めに削ります。この状態で装着することで、強度には問題なく装着できることになります。

先日帰り道にできた東急ハンズに寄り、中尺パターを作るのに必要な材料を購入してきました。購入したのは下の2点。

 

上の左がその2点で上がアルミ棒の9mm(199円)のもの、下が9mmの木材(105円)です。右の写真は9mmチップのパターヘッドにアルミ棒を入れたところです。きっちりのサイズです。このアルミをどう削るかが問題ですね。地道にヤスリで削るという方法もありますし、グラインダーで一気にという手もあります。でも9.4mmのシャフトの内径に合わせてきっちり削るのはかなり難しそうです。それにシャフト先端がホーゼルの外に出ないようにチップの先端の外側を削らなければなりません。これはグラインダーじゃないとできそうもありませんね。

まずは練習と言うことで、9mmの木材を使いやってみようと思います。これでうまくできそうなことが確認できたらアルミの棒をつかってやろうと思います。


 6th October 2004

実戦で使ったTaylorMade r7 Quad TP

先週の土曜日の午後に到着し、夜には練習場で打ち、翌日のラウンドに持っていきました。
まず練習場での感触ですが、まず打球音がかなり違いました。また若干フック目のr7 Quadと比べて左へのミスが少ないばかりでなく、逆に捕まりが適度になりました。
以前は引っかけをなくすために手元調子のシャフトを入れてウェイトも10gを外側に2個つけていたのですが、今回は純正の手元調子のシャフトのままでは左へ行くどころか、きっちり振っていってまっすぐという感じです。
数発左に引っかけ気味のボールがでましたが、それ以外はつかまえきれなくて軽くフェードしていく感じです。

そこで実戦を前に、ウェイトをいじってみました。



ポジションはヒール側のフェース面側から、12g-2g-4g-6gのポジションにしました。ある程度はボールのあがりすぎを抑えて、つかまりをよくするポジションです。このポジションでとりあえず実戦に挑むことにしました。

さて本番での結果ですが、やはり練習場のボールとは違う球筋がでました。軽くつかまった良いドローがでます。やっぱりヒールの12gが効いているのでしょうね。
心配だった飛距離ですが、雨降りだったのでよくわかりわかりませんでしたが、さほどロスしている感じはありませんでした。いつも一緒に回る人と比べても、そんなに飛んでいないという位置ではなかったので、これも満足できるものでした。はっきりしたことは晴れた日でないとわからないのですが、総合的にはかなり良い感じのクラブであることは間違いないようです。

このr7 Quad TPはDiamana73が装着されたモデルは、SPEEDER661と並んでI-65と比較すると安い設定になっているのですが、これはなかなか良いシャフトです。トルクも2.4と低トルクですし、適度な弾き感もあるので好感触です。

 x5ct.って何だろう?

このDiamanaシリーズは、三菱レイヨンからシャフト単体での発売(ビジェイ・シンモデルと、宮里優作モデルが出るらしい)になるようですが、なんと50,000円くらいという話です。50,000円というとGRAPHITE DESIGNのシャフト(I-65)を超えた価格設定でかなり高価なので、このシャフトはお得なのかもしれませんね。


 5th October 2004

TaylorMade r7 Quad TP(Tour Preffered)

あれほどやっぱり飛距離が出るクラブと言っておきながら.....。やっぱりr7 TPを買ってしまいました。すでにこの前の300 ProSpec.を試している時点でフェースアングルと、打感に興味の対象が移っていたのですが.....。

 トウ側には"TITANIUM"ではなく「TPロゴ」が入ります

今まで使っていたr7 Quadと比較して違う部分といえば、ホーゼルの内径が0.335 Inchになったこと(r7 Quadは0.350 Inch)と、r7 Quadよりさらに多くなったウェイトカートリッジです。

  

上の写真の通りキットの穴すべてにウェイトが入っています。なんと14gや12g、8g、6g、4gが付属しています。これだけあるとかなりいろいろなことができますね。14gを入れるとちょっとはみ出ます。そうそう、重くもできるので44 Inchにしてもバランスは出せます。

ただと、これは

 

これに加えて一番の大きな違いが反発係数がルールに適合しているという点で、上の左の写真はトウ側に入る"r7"の刻印。これが低反発の印です。高反発版は"MAX"と入ります。それと実際に構えてみないとわからないのですが、完璧なフェースアングルです。このr7 TPのフェースアングルはどれを選んでもストレートだと言うことをいろいろなショップで確認しr7 Quadを買ったときのようによいヘッドを探さなくても良さそうだったので、今回はオークションにて安かったものを購入しました。結果は大正解でした。

r7 TPを使う上でちょっと不安だった飛距離についてですが、クラブが届いた日の練習で良い感触をつかみ、翌日早速実戦投入してきました(これに関してはまた後日レポートします)。




今回選択したシャフトはMITSUBISHI RAYONの話題のシャフトの「Diamana」で、手元調子のシャフトです。若干金色がかった色で、TPのロゴが入っています。このシャフトがなかなか良さそうです。

  

上の写真はヘッドカバーですが、基本的にはr7 Quadとほぼ一緒なのですが、r7の刺繍の下地がこのTPの場合は赤くなっているのですが、r7 Quadでは黒でした。また、トップにTPロゴがあります。装着するときにの開ける部分はマグネットになっていて出し入れがしやすくなっています(r7 Quadは普通に広げて入れるタイプのカバーでした)。

練習場での感触は最高でした。次回に実戦使用した時のレポートをします。


toshi's monologue.....

バックアップと再インストールが終了しました。結構大変な作業でした。

膨大な量のメールデータ、そしてドキュメント.....使っていないからと言って捨てるわけにもいかないですし、とりあえずはCD-Rにバックアップしました。
再セットアップはCD 4枚で、1時間以上はかかりました。その後Windows XPのアップデートを行い、これにまた1時間以上でかなり根気のいる作業でした。
これからUtilityのインストールをしたり、オートコンプリート機能を使って記憶していたものがすべてなくなってしまったので徐々に入れていかなければならないです。まだまだ足りないものが出てきそうです。

でも気のせいかスピードが速くなった気がします。これからWindowsXPを速くするチューンをしようと思います。あとはメモリか.....(256MBだとつらい.....)。


 4th October 2004

更新お休み.....あしからず

本日はまだPCのセットアップが終了していないため、テキストエディタで更新しています。やっぱりHP作成ツールは便利ですね。HTMLタグで書くというのは大変です。

日曜日大雨の中久しぶりにホームコースでラウンドしてきました。ここのところ雨ばっかりです。が、前半のみパープレー.....が、しかし後半は44.....。結局は80回になってしまいました。

今日は傘をさしてもレインウェアの中までびっしょりでした。天気の良い日にゴルフしたい!!そうそう、今回雨の中ではあったのですが、やっぱり手に入れてしまったNew Weaponを練習一回で投入してきました。次回のレポートでお知らせします。明日中にセットアップが終わっていればいいのですが.....。


 1st October 2004

斬新なデザイン!Dance With Dragonのキャディバッグ

先日東京のショップでも見られるようになったDance With Dragonですが、今は同じウェアを着ているひとはほとんどいない上に、その素材やデザインのこだわりをすっかり気に入ってしまったのですが、カタログで見たときはどうかなと思っていたスタンド型キャディバッグを実際にフォーラムゴルフで見て気に入ってしまいました。

    

4方向から撮ってみたのですが、結構変わった形をしています。サイドポケットは結構大きめでシューズまでは入りませんが、レインウェアやキャップなどは十分はいる大きさです。前にあるポケットは2つあり、これはかなり大きめで、深くなっているので使い勝手が良いです。

スタンド式のキャディバッグというとスタンド無しでしっかり立つ物が少ないのですが、これはしっかり立ちます。スタンドを使わないときはマジックテープでスタンドが出ないようにとめる機能もあり、なかなか優れものです。

一番右の写真はネームプレートですが、これはまた透明のアクリルでできています。う〜ん、こだわっていますね.....。

 

このキャディバッグスタンドなので小さいと思いきや8.5 Inchとのことです。ただ入り口の大きさはかなりゆったり大きめになっています(ちなみに、キャディバッグのサイズは入り口の口径ではなく、底の大きさがサイズとなっています)。スタンド型の場合丸ではなくちょっと変わった形をしている物が多いですが、これはオーソドックスな丸タイプで6分割になっています。もちろん中はセパレータが入っています。

右の写真はフードですが、これもこだわりが感じられる透明のフードが標準でついています。

詳しくは下記のページをご覧下さい。
http://www.dancewithdragon.com/accesories/standbag.html


Back Numberを更新しました

2004年9月後半分のコンテンツをバックナンバーに移動しました。Back Numberはこちらからお入り下さい。


toshi's monologue.....

本当は今日やろうと思っていたノートパソコンの再セットアップですが、やっぱりバックアップの作業って結構たいへんですね。なにしろ持っているCD-Rのドライブが8倍速対応のはずがエラーが出るので、倍速で書き込んでいるので時間がかかります。今、1枚バックアップをやっと取り終わってもう一枚をこれからやろうと思っています。
この分で行くと、日曜日の夜の月曜更新分がちょっと怪しくなってきました。

しかし思った以上に色々な物が入っていますよね.....。入れた物のCDが見つからなかったり、ウィルス対策ソフトはアップグレードで使っていたのでこれってどうなるの?とか.....。