2005 January Part I

Titleistアイアン特典セール 12/30まで実施中!670 690.MB 690.CB
 
 31st January 2005  

パッティングのアドレス時の錯覚

先日ホームコースのプロに指摘を受け、なるほどと思ったことがあったので、レポートします。

私の利き目は右目。右利きで右目が利き目という人は結構多いようですが、アドレス時にボールを見るときにもこの効き目の影響が出ているようです。

今回はパッティングでのパターヘッドの位置と、手の位置の関係についてアドバイスをもらったのですが、自分ではまっすぐに構えられている(シャフトと地面の関係は正面から見たときに直角)と思っていたのですが、ヘッドが若干手より前に行ってしまっているらしいです。ほんの少しなのでよく見なければわからないのですが、確かにそうなっていました(鏡にうつして正面から確認しました)。

 

上の写真の左は、左目だけで見たときの見え方、右は利き目の右目だけで見たときの見え方の違いです。デジカメのレンズ部分が自分の各目に来るようにして、撮影しました。こんなに見え方が違います。左目で見ていれば、フェース面は見えて自分の手がボール位置より内側に来ているように見えますが、逆に利き目の右目で見ると、フェース面が見えなくなり、すごくハンドファーストに構えているような気がします。

実際に両目で見たときに見えている映像は右側の写真に近い物ですので、ロフトが死んでしまっていて手が前に行きすぎてしまっていると勘違いしてしまい、今のアドレスになってしまっていることが考えられました。

 

少しわかりにくい写真かもしれませんが、左の写真が今までのアドレスで、右が修正したアドレスです。微妙な差ですが、自分の中ではかなり変えているつもりです。

今のパターにする前はロフトが立ちすぎていたため、ボールがつかまらず、止まり際に大きく切れてしまう弱い球になってしまっていた。それを今のパターでしっかりロフトを使うように矯正してきたので、構えたときに自分が思っているよりロフトが見えることが、4度のロフトを作ることになると思ってしまっていたのだと思います。結果的に少しフェース面が見えるようにと言う意識を持ってアドレスをしていたので、だんだんそうなってしまったのかもしれません。少し自分ではハンドファーストにするくらいの意識を持つことで、ちょうど良いアドレスになるようです。

そう言えばショットで気持ちよく構えられる位置が、7 Ironで身体の正面の真ん中よりボール半分くらい右足寄りになっています。これも利き目の影響があると思います。やはり基本中の基本のアドレスは難しい部分がたくさんありますね。


 28th January 2005  

調子に乗ってTitleistのキャディーバッグ

すっかりTitleistマニアのようなセッティングになってしまったので、キャディーバッグもTitleistにしてしまいました。

 

軽量のバッグにしようかとも思ったのですが、やはり大きめのバッグにしてしまいました。なんと重さは5.3kg!バッグだけでも重いです(あああああ)。でもこの存在感はすごいです。STAFF BAGにすることも考えたのですが、さすがにあれは重すぎるし、大きすぎますね。デザインもちょっと古めな感じがするし.....。

このバッグちょっと優れものなんです。



バッグの底の部分にゴムがついていて、倒れにくくなっています。他のメーカーでも同じような造りの物がありますが、これは本当に滑らないですし、底の保護にもなって優れものです。この他にもポケットの数がかなりたくさんあるのと、ストラップがついている側のポケットの一つはペットボトルが2個は余裕ではいるくらいの大きさのポケットがあり、保温・保冷のために、内側の素材が他のポケットと違う物になっています。

キャディバッグはやはりアイアンのメーカーの物を使いたくなってしまいますね。でもボールはずっとPRO V1xを使うと思うので、アイアンが変わっても使えそうです。


 26th January 2005  

リンク集を全面リニューアル!

かなり長い間ほったらかしにしてしまっていたリンク集を、全面リニューアルしました。また少し使い勝手もよくしましたので、是非ご利用ください。

また以前リンクの依頼をいただいた方で、URLが変更になったりした方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけるとありがたいです。現状デッドリンクになってしまっていたサイトは、リンク集から外させていただきました。


anserfreak.ne.jpはリンクフリーです。相互リンクもいたしますので、ご希望がありましたらご連絡ください。リンクについてはこちらをご覧ください。


また今回新たに下記のリンクを追加および、URL変更しました。

【新規追加】
高松ゴルフサービス株式会社  http://www.tgs-golf.com
ナンクルナイサ  http://blog.livedoor.jp/m0224toshi/ 
ゴルフ会員権の綜合ゴルフサービス  http://www.sogogolf.co.jp/

【URL変更】
神戸北町ゴルフレンジ  http://www.kobe-kitamachi.co.jp/golfrange/index.html
cSwing Japan  http://www.cswing.jp/
monochrome green  http://mono-g.net/

 24th January 2005  

TrueTemper "TOUR CONCEPT"

珍しいシャフトをFORUMGOLFで見てきました。eBay等でツアー流出品にたまに装着されている市販されていないスチールシャフトで、メーカーはTrueTemper、名称は「TOUR CONCEPT」という物です。ずいぶん前から出ているので、どんなスペックかレポートしたかったのですが、情報は得られませんでした。

 色合いは薄いブルーメタリックで、それほど光沢がない塗装

 

シャフトには上のようなプリントがあります。TOUR CONCEPTの頭文字、「TC」がデザインされ、その横に小さく「TOUR CONCEPT」と入っています。ここには写っていませんが、TOUR CONCEPTの下に「TrueTemper」の文字がプリントされています。TCの「T」の下にある「X1」はフレックスで、この他にS3やR○もあるようです。多分これは他のTrueTemperのシャフトのフレックス表示と同じような意味なのではないかと思います。



このシャフトのちょっと変わっているところは、ステップの入り方で、所々(2〜3ヶ所)ステップの間隔が少なくなっているところがあります。

 上がDGです

上の写真はDGと比べたところですが、若干バット側の径が太くなっているようでした。DG SLよりは細いような気がしましたが、計測したわけではないので何とも言えません。ただ、DG SLと同様にグリップが装着される部分にはステップがなかったので、左手部分の太さはDGとあまり変わらないのかもしれませんね。

今わかっている数少ない情報をいくつか.....
今回のシャフト重量はカット前で126gでしたので、DGとほぼ同じ程度の重さです。
コンスタントウェイトのシャフトで、番手別のチップコントロールデザインになっているとのことです。
ロングアイアンと呼ばれる2〜4番アイアン、ミッドアイアンと呼ばれる5〜7番アイアン、ショートアイアンと呼ばれる8〜PWそれぞれで、最適なデザインがなされているとのことです。何となくコンセプト的にはRIFLE PROJECT-Xに似ていますね。
まだ手に入れようと思うと、8本セットで安くて300ドルくらいしそうです。スチールシャフトとしてはかなり高いですね。でも興味津々です.....。


 20th January 2005  

TaylorMade r7 quad TPをプチチューン

予告通りやってみました。
今回やってみたのは、TaylorMade r7シリーズに装着されているウェイトは、ネジ式になっており、通常あのr7のTV CM通り「カチッ」と音がするところまで回せば、しっかり固定されています。r7もTPはあまり甲高い音がしないとは言え、当たり所によっては激しい金属音がすることがあります。

そこで考えたのが、BSのTourStage New X-DRIVEシリーズに装着されている振動吸収のためのラバー素材と同じ効果をなんとかr7で出せないかということでした。ねじ込む際に、ネジの周りをおもりがカバーしているのですが、そのおもりはとれることはありません。ですが、押さえつけない限り、固定されておらず、動いてしまいます。ということで、このウェイトと、ドライバーヘッドの直接接する部分になにかゴムのような物を入れたら、なにか効果が出るかもしれないと考えました。ただしあまり厚い物を入れると振動吸収の効果は高くなりますが、外れる危険もあるので、極力薄目の物か、もしくは装着時に締め付けることにより、変形する度合いの高い柔らかいラバーを探すことにしました。

そこで見つかったのが下の物です(全てホームセンターで調達しました)。

  

左は釘やネジなどが直接固定する物と接しないようにするための物で、比較的加工がしやすそうな物でした(1個3円)。真ん中の物は、水回りの売り場にあった、パッキンです(確か100円くらい)。一番右はゴム板等を売っている売り場にあった、ブッシュゴムという物です(10個で250円くらい)。

10g近辺の重さのウェイトはウェイト部分と、ヘッドの装着部分に隙間があまり無いため、ごく小さなゴム管を入れることにしました(上の写真の真ん中の物)。また2g〜4gのウェイトは、かなりウェイトの中心部分にスペースがあるので、ウェイトを入れるスペースになるべく密着するような大きさのブッシュゴムをつけることにしました(上の写真の右の物)。

 

それぞれのゴムをつけた状態です。左はブッシュゴムを2個つけたところですが、ちょっと大きすぎました。右は一番左の10gのウェイトにゴムをのせていますが、ちょうどいい大きさです。TPではない方は10gと2gのウェイトしかないので、このゴムを装着すると少し重くなってしまいます。10gの方はさほど大きな変化はありませんでした。





上が元の重量と、装着後の重量です。 2gのウェイトがゴムを2個つけて3.2g。10gのウェイトがパッキンを挟んで10.1gでした。あまり重量の変化をさせたくなければ、少しサイズが小さめのパッキンを探せば、2gの物も10gの物と同じような装着方法ができると思います。

さて、早速装着してみたのですが、問題なく最初とほぼ同じ位置までネジは入っていったのですが、2gの方はブッシュゴムを2個入れたため、かなり窮屈な状態になってしまい、思い切りしめたら余分なゴムがちぎれてしまいました。これは一度外し、ゴムの大きすぎる部分をニッパーで削りつつ大きさを整えました。そして装着してみたところ、問題なくオリジナルと同じ位置まで締めつけることができました。重い方のウェイトは接する部分にごく薄いゴムを入れただけなので、普通の状態と何ら変わりなく装着することができました。


そして装着前の感触と、装着後の感触を比べてみましたが、周りにいた練習仲間も、もちろん自分も音が変わったことは体感できました。また、ボールの勢いもひいき目かもしれませんが、のびたような気がしました。実際にこの状態で、いつものコースで試せばはっきり結果が出ると思います。また、手に伝わる感触も心地よい物になりました。ただ、普段は出ない少しドロップ気味の高い球が出ることが数発あったので、それが実際にボールの回転数が変化したことによる物なのか、その日たまたまだったのかを検証する必要があります。


久しぶりにちょっと思いつきでやってみましたが、意外と効果があるかもしれません。r7をお持ちの方は数百円でできるチューンですので試してみる価値はあると思います。くれぐれもネジの締め付けはきっちり行って、あまり大きすぎる物を入れないように気をつけてください。

 18th January 2005  

最近話題のクラブを試打してきました

最近発売になった、もしくはこれから発売になるクラブを打ってきました。今回試打したのは下記のクラブです。

PRGR New TR Duo(Duo Black)
PRGR New TR-X Duo(Duo Blue)
PRGR FORGED TR 910 FORGED Irons
BRIDGESTONE TourStage New X-DRIVE 405HR
TaylorMade r7 quad ht DRIVER
TaylorMade rac FORGED TP IRONS

それでは、私なりの感想を.....まずはPRGRから

PRGRはドライバーを使っていたこともあり、ドライバーはどんな進化をとげているのか、非常に興味がありました。Duo Blackは365ccのヘッド体積で、前モデルのTR DUoの340ccと比較すると、若干大きめになりました。Duo Blueの方はTR-X Duoの後継機種になるわけですが、こちらは405ccと400ccオーバーのヘッドになりました。
今回試打したのは、どちらも高反発モデルでした。まず最初に驚いたのは、その打感でした。前モデルと比較してかなり打ったときの感触が良くなりました。フェース面に吸い付くような感触でした。以前のモデルで9度を使うと、あまり飛距離が伸びなかった経験がありますが、メーカーサイトにも書かれているように、2度の打ち出し角アップの効果か、9度でも楽にボールが上がっていきます。最近低反発モデルを使っているせいか、飛距離に関してはもう少し欲しいなと思っていたこともあり、これから少し気になってくるドライバーになりそうです。
アイアンは900 FORGEDとともにうち比べた910 FORGEDが特に良い感じでした。910 FORGEDは中空アイアンなのですが、見かけもそれほど中空っぽさを感じさせないフォルムで、とてもやさしいクラブでした。900 FORGEDはやはり今使っているマッスルバック的な性質で、やさしいクラブに仕上がってはいるのですが、やはり910 FORGEDのやさしさを体感してしまうと、そちらの方が良く感じてしまいました。
今回のPRGRの新製品は、どれも良い感じです。特にDuo Blackは一度はコースで使ってみたいと思うクラブでした。

BRIDGESTONEのTourStage New X-DRIVEを数本打ってみたのですが、405はご存じの通り、X-DRIVEに初めてターボラバーが装着されたモデルです。一番興味があったのはその効果だったのですが、いままで感じたことがない感触を感じることができました。ラバー部分は振動を抑えて、ロス無くエネルギーを伝える効果があるとのことですが、その効果は確かにあらわれているようでした。
今回売ったモデルは405HRという大きい方のヘッドの高反発モデルだったのですが(この他に405の低反発モデル、340の低反発モデルがあります)、高反発モデルなのに、それほど高い音ではなく、振動が消された感じの感触が手に伝わってきました。不思議な感触でした。ですが初速は速く、飛距離もやはり出るようです。これが低反発モデルになると、またさらに良い感触になるんでしょうね。
どうもこのラバーの威力は確かにあるようですね。今密かに計画しているのはr7のウェイトの軽いウェイト部分に、何かきっちりおさまるようなゴムを入れてみようと思っています。音はかなり変わるでしょうね。きっと何かしらの違いは出てくるような気がします。またその時はレポートします。

次にTaylorMadeのクラブですが、ツアープロにのみ支給されていたR540XD TPが原型になったと言う説もあるr7 quad htですが、これはディープフェースが苦手な方に良いのはもちろん、重心距離が長くなっているので、引っかけが出てしまう方にも良いかもしれません。比較的フェースアングルもストレートで、高反発とはいえ、かぶって見えない良い形でした。r7 quad TPよりは若干大きく見えますが、すごく大きいと言うほどの差はないので、それほど違和感なく使えそうな大きさです。
rac FORGED TPですが、これははっきり言ってかなり好みのヘッドでした。さほど大きくもなくオフセットも少なめ、でも軽くオフセットもあるので引っかかるイメージも出にくい形状です。打感も良い感じです。TaylorMadeのアイアンやウェッジにあるあのミーリング痕のようなものには意味があるという話を聞いたことがあります。その意味とは打ったときの音にこだわったという話です。音が変わるということは多分振動に大きく関係があることだと思いますので、多分表面の面積を増やして、振動を少なくする効果があるのではないかと思っています。今回のTP Ironも表面の凹凸が残されています。これも同じような効果を狙った物なのかもしれません。

今回の試打ではなんと言ってもDuo Blackが気になるクラブのNo.1になりました。ドライバーが調子が良いときにこういうクラブが見つかると困りますよね.....(笑)。


Question & Comment Cornerを更新しました

今回は5件のQuestionにコメント致しました。今回の更新で2004/12/24までのQuestionにコメント完了しました。
今回コメントしたのは、「ドライバー・アイアンの重量分布について」、「アイアンのリシャフトについて」、「ドライバーヘッドの差し替えについて」、「ドライバーに変更による球筋の変化」、「Wedgeソールのグラインドについて」についてです。

Question & Comment Cornerはこちらからお入り下さい。


Back Numberを更新しました

2005年1月前半分のコンテンツをバックナンバーに移動しました。

Back Numberはこちらからお入り下さい。