■我慢我慢と言い聞かせて.....
なぜか手元にずっと気になっているTaylorMadeのBURNER TPがあります。それも選びに選んだ好みのヘッド。友人に頼まれて購入してきたものです。
少し前に9.5度のBURNER TPを打ってみて、思った以上に弾道が高くなってしまうので、自分は8.5度と心に決めている上に、今はまだまだ競技があるので、ドライバーを今試す時期ではないこともわかっているのですが......。目の前にあるのというのは体に悪いです(笑)。
ソールのデザインと、上から見たところ景色にはちょっとギャップがあります。クラウン部分にはT字型に黒い部分があり、その周りの部分は格子状のグレーっぽい模様が入っている部分があります。
シャフトは「CO-ENGINEERED WITH GRAPHITE DESIGN」のプリントが入っています。そしてシャフトの手元の白い部分にはTPマークが入っています。今回のBURNER TPは輸入物なのでちょっとスペックを調べてみました。
装着されているシャフトはREAX 65(S)で、トルクが2.7で先端が硬めになったシャフトです。カタログスペックでは、45.5インチでバランスはD7と書かれています。
実際にスペックを計ってみると.....
総重量 |
316g |
バランス |
D6 |
長さ |
45.25インチ(60度法での計測)
グリップエンドからシャフト延長がソールと接した点で計測
すると45.5インチ |
ヘッドがシャローで上から見た体積が結構あるので、45.5インチはあまり長く感じません。これなら70g台のシャフトで45インチにしてもバランスは出そうです。でも、taylormadegolf.comを見ると、ヘッドで3ヤード、シャフトの長さで5ヤード、シャフト重量で2ヤードで、トータル10ヤードの飛距離アップができると書かれているので、軽めのシャフトで少し長めが良いのかもしれませんね。
ヘッドカバーにはしっかりTPの刺繍が入っています。今回フォーラムゴルフで購入したのですが、最近の輸入クラブは安いですね。国産クラブが高すぎるのかもしれませんが、以前TPと言ったら6万円くらいはしたような記憶があるのですが、今回のBURNER TPは40,000円以下でした。 今週中頃には8.5度が入ってくるそうなので、楽しみです。
■またちょっと自信をつけに.....
先日レポートした薄暮ゴルフにまた行ってきました。
コースは6,200 Yard程度の短いコースですが、前回は73回だったので、今回はアンダーを目指して行ったのですが、前半は1バーディーで35回。
これは行けるかなと思ったのですが、後半の少しスタンスが決めづらいホールがあって、そこで左に引っかけてOB。なんとかボギーで切り抜けたものの、 この日初めてのボギー。次のロングをバーディーでイーブンに戻したのですが、その次のショートでまたボギーとしてしまい、後半は結局1バーディー2ボギーの37でトータルイーブンパーの72でした。
前回のラウンドからずいぶん間があいてしまっていたのですが、前回がホームコースで72回。そして今回も72回。良い感じできています。
8月は色々競技の予定なども入っているので、このままの状態で維持して行ければと思っています。
前回も思ったのですが、やはり良いイメージを持つために自分が簡単だと思えるコースで良いスコアを出すのは、自信につながります。
短いとはいえ、短いホールは短いなりのティショットでのクラブ選択があるし、残りの距離を考えたショットもあります。得意距離を残してバーディーパットをきっちり決める、そう言う練習ができるのは有意義です。
■toshi's monologue.....
先日からずっと気になっている、TaylorMade BURNER TP Driverですが、先日試打クラブがあったので打たせてもらいました。
9.5度のSフレックスだったのですが、まず感じたのは長い!ということ。日本仕様は45.5インチもあるんですね。スイングバランスはD6とか書いてありました。
少し前までは、長尺にしても普段D2で使っている人は、なんとかD2にすると言う考え方が多かったのですが、
最近はD3を超えるバランスのものがかなり出てきています。
長尺で軽いバランスだと振りたくなって、振ってしまうと長さに負けて振り遅れてしまいボール紙技に飛び出してしまうということが起きていました。それがバランスを重くすると、これは振り回したらこれは振り遅れるなと直感的に感じるのか、振り回さなくなります。
長尺の場合ゆっくりしたリズムで大きなアークで振れば自然に飛ぶようになります。と言いながらいざそれを手にしてみるとそうはいかないんですよね。
でも45.5インチでD6もバランスが出ていたら、45インチでもD2以上のバランスを出すことはできそうですね。
で、打ってみた9.5度ですが、何しろボールが上がってしまいました。BURNER TPの場合どうやら8.5度の方が良さそうです。
あ〜どんどん欲しくなってきた.....。
■GrindStudio New PROTOTYPE Iron
先日新作のGrindStudioのアイアンを打たせて頂く機会があったのでレポートします。
前回の1st PROTOTYPEは完全にストレートフェースで、こんなにストレートフェースなアイアンは見たことがないと言うくらいストレートでした。でも非常に構えやすく、ボールも素直に飛んでいきました。
今回のアイアンは軽くオフセットが入った、構えて余裕があるヘッド形状・FP値のアイアンです。上の写真では少しわかりにくいかもしれませんが、なるべくネックよりに重量配分の多くするため、トウ側の肉厚の部分の先端が削られています。
構えた感じは安心感がありとても良い感じ。前回のストレートネックも良かったですが、どちらかというと今回の2nd PROTOTYPEの方が今使っているTB-1000 PROTOTYPEのFPに近いのでアドレスもしやすいです。
GrindStudioさんでは、徐々にこれらのアイアンセットも受注を受けているそうです。興味がある方は問い合わせしてみて下さい。基本的にはウェッジ同様オーダーメイドになりますので、FPはもちろん、ヘッド形状もある程度要望が聞いてもらえます。
軟鉄鍛造のヘッドで打感もやはりいいですね。バックフェースの肉厚も前のモデルより厚くなっているような気がします。
http://www.grindstudio.com/
■toshi's monologue.....
anserfreakのリニューアル作業も徐々には進んでいます。
トップページの構成もほぼかたまり、ベースデザインからカスタマイズをする段階に入っています。新サイトの公開は8月お盆明けくらいになってしまいそうです。
ブログの仕組みを入れることで、コンテンツの整理がしやすくなるのと、更新も管理画面からできるので楽になりそうです。トップページのデザインも色々考えているのですが、なかなか難しいです。
■思い切って一気に3本入れ替え
ロングアイアンに少し余裕が欲しくてFOURTEENのTC-770を数回使ってみましたが、やはり弾道が高くなりすぎて自分の目線でボールが飛んでいってくれないので、別のアイアンにすることにしました。TC-770がダメと言うことになれば.....そうです、TC-770 FORGEDです。
TC-770 FORGEDは軟鉄鍛造のアイアンで、オフセットも強くなくヘッドの大きさも、国内メーカーの少し上級者向けのキャビティモデルと同程度のアイアンです。最初は3・4番アイアンだけにしようかと思ったのですが、ちょっと楽しようかなと思い、5番アイアンもTC-770 FORGEDにしてみました(と言いながらまだバッグにはTB-1000 PROTOTYPEの5番が入っていますが.....)。
早速いつもアッセンブルをお願いしているBBGOLFのminibonさんに依頼し、いつものシャフト(TrueTemper TourConcept S3)を装着してもらいました。できあがりはもちろん完璧、道具のせいにはできません(笑)。毎週開催している練習会に持ってきてもらいその場で打ってみたのですが、実に楽ですしボールも上がりすぎません。払っても、打ち込んでもどちらでも行けそうなアイアンです。
ライ角、ロフト角、バランスなどすべてTB-1000に合わせてもらったので、飛距離の違いは無かったはずなのですが、やはりクラブの性能に助けられてか、飛距離も多少伸びているようです。少し楽な気持ちで打てば今まで通りの飛距離になりそうです。まだラウンドでは使っていませんが、すぐに何の違和感もなく移行できそうです。
■My Settingを更新
アイアンの入れ替えがあったので久々にMy Settingを更新しました。
My Settingはこちらからお入り下さい。
■BRIDGESTONE TourStage X-DRIVE 460
今シーズンに入りしばらくTourStage X-DRIVE 430を使っています。飛距離も最近は伸びてきて、方向性も良くかなり満足しています。満足しているところでそれを使っていればいいと言うのは、頭ではわかっているのですが、「実はもっと良いのがあるのではないか?」と思ってしまいます。
最近TourStage X-DRIVE 430より重心距離が短いX-DRIVE 460にちょっと興味を持っていました。今はフェードイメージで飛ばせているのですが、460にするとつかまりが更に良くなり、飛距離が欲しいときにドローも楽に打てるのではないかという安易な考えからの興味でした。
早速お買い得の460を見つけ購入。まずは練習場で何回か使ってみたところ、やはりつかまりは良いようです。いままでの打ち方で打つと軽く引っかけ気味になることもあります。ですが、430よりも若干外側(打球方向に対して右)に目標の打ち出し方向を設定して打つと、良い感じのドローボールになります。
左が430、右が460
ヘッドの個体差が多分にあると思いますが、今使っている430のトップラインのトウ側の塗装がかなり逃げている感じになっています。それと比較すると今回手に入れた460のトップラインはストレートに見えて、よりつかまりそうなイメージになってしまっています。
この部分は少しトウ側の塗装を剥がすことで、解決しようと思っています。
左が430、右が460
ただこの二本を比較すると、430の方が慣れているにもかかわらず、460の方が何となくしっくり来ます(トップラインに部分は気にしなければ)。どうしてかなと色々比較していると......
左が430、右が460
上の数枚の写真を見て頂くとわかるかもしれませんが、逆光になるようにシルエットだけが見える感じで撮ってみました。これを見ると、右の460の方が若干ヒール後方のラインが洋なし形状っぽくなっているのがわかると思います。これが構えて気持ちいい要因かもしれません。
左が430、右が460なのですが、フェース高さの違いは明らかです。こんなに460はディープフェースなんですね。トップの部分のふくらみもずいぶん違います。
交互に打ってみると、やはり460の方が吹け上がる感じのボールは出にくいです。あとは少しかぶっているなと思う部分を解決できれば、構えたとおりのフェースの向きで気持ちよく打てるようになると思うので、これは使えるクラブに生まれ変わると思います。楽しみ楽しみ.....。
■toshi's monologue.....(ちょっと宣伝モード)
ここ数年愛用しているForesalinkのCABRETTAシープスキングローブですが、先週の週間ゴルフダイジェストの214ページの今週のチップイン情報に紹介されました。
FL CABRETTA
このForesalinkのグローブは素材にこだわり、商品代金に直接影響するパッケージなどの無駄なコストを省き、高品質なグローブを提供することを主眼に置いた商品です。特に素手の様な感覚で握るために、重要な素材の皮の厚さも厳しく管理しているとのことです。
今回雑誌ではこの商品を10名にプレゼントと言うことになっています。雑誌では10名になっていますが、サイトにアクセスすると.....大変なことになっています!
是非一度アクセスし応募してみて下さい。一度使うとその良さがわかって頂けると思います。
http://www.foresalink.com/
■大洗ゴルフ倶楽部に完敗
前回ラウンドの宍戸ヒルズに続き、大洗ゴルフ倶楽部でもやられてきました。
趣のあるすばらしいコースです
今回大洗ゴルフ倶楽部でのラウンドはゴルフダイジェストダブルス関東Bブロックの決勝で競技でした。当日は風もなく、曇りの絶好のゴルフ日和だったのですが、予選決勝敗退となってしまいました。
前回はminibonさんともうまくかみ合って良いスコアが出たのですが、今回は難しいホールでお互いたたいてしまったり、何度かあったバーディーチャンスのパット、しのぎのパーパットを入れられず、スコアもまとまりませんでした。
まずは前半のホールバイホールです。
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
OUT |
Yards |
442 |
517 |
407 |
165 |
450 |
348 |
573 |
214 |
445 |
3561 |
PAR |
4 |
5 |
4 |
3 |
4 |
4 |
5 |
3 |
4 |
36 |
minibon |
- |
- |
5 |
3 |
- |
5 |
- |
- |
- |
|
toshi |
5 |
5 |
4 |
- |
5 |
4 |
6 |
4 |
5 |
|
Team Score |
5 |
5 |
4 |
3 |
5 |
4 |
6 |
4 |
5 |
41 |
出だしの長めのミドルでは惜しいパーパットを外してボギースタート。2番、3番はパーオンしてパーセーブし、4番では15cmくらいのパーパットを残し、minibonさんが先にパーセーブ。5番ではティショットをフェアウェーキープできずボギー。6番はパー、7番からは上がり3ホール連続ボギー。9番ホールではティショットフェアウェイ、パーオンしながら3パットのボギーでした。前半は2オーバーくらいに抑えたかったのですが、大幅オーバーの5オーバー。
|
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
OUT |
Yards |
520 |
390 |
380 |
438 |
192 |
571 |
245 |
456 |
437 |
3629 |
PAR |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
5 |
3 |
4 |
4 |
36 |
minibon |
5 |
- |
4 |
4 |
- |
5 |
- |
- |
6 |
|
toshi |
- |
4 |
- |
- |
3 |
- |
4 |
6 |
4 |
|
Team Score |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
5 |
4 |
6 |
4 |
39 |
後半は、長いパーパットが外れてしまったところで、minibonさんがパーセーブ。11番はセカンドをバンカーに入れてしまったのですが、1パットのパー。12番、13番では先に20cmくらいに寄せたところで、minibonさんが先にパーセーブ。14番はグリーンを外してしまったのですが、チップインを惜しくも外しパー。
15番ではminibonさんがパーセーブ。そして難しい上がり3ホールに入りました。この3ホールはテレビなどでもご存じの通りトリッキーなホールが続きます。
最初の16番は245 Yardのパー3。海に向かって打つホールで、少しアゲインストの風が吹く中、3Wでおさえて打つことにしました。ティショットはナイスショットで、ピン横7mくらい。楽々パーかと思いきや3パットのボギー。やっちゃいました。流れが悪くなってしまって迎えた17番は、ティショットを右のラフに。セカンドは出すだけ。3打目でもグリーンをとらえられず、ダブルボギー。minibonさんもボギーを取れず。最終18番は、セカンドでグリーン若干手前から52度で転がしたボールがカップをなめ惜しくもバーディーならずパー。結局後半はダブルボギーがきいて39となってしまいました。
この日のベストスコアはなんと5アンダー。3オーバーくらいがカットラインだったようです。昨年に続き片山津には行けませんでした。また来年頑張ろう!
■toshi's monologue.....
連休ですね。anserfreakの更新も火曜日になります。
最近ドライバーがすごく調子が良いのですが、調子が良いのにもっと良いのがあるのではないかと、いろいろなドライバーに興味があって困っています。
すでに大洗が終わったらと思いX-DRIVE 460を1本手に入れてシャフトを何にするか考えているところです。また、大洗で同じ組だった人が使っていたTaylorMade BURNER TPもかなり気になっています。
これからまだ4試合くらい大きな試合が待っているので、あまり深入りしないように色々試してみたいと思っています。
それではみなさん良い連休をお過ごし下さい。
■Byron Design 「029 X-PROTO T.Copper」
先日TX GOLFさんから表題のパターをお借りして練習グリーンで試す機会があったので、レポートします。
刻印は他のモデルと同じくすべて手作業による打刻。フェース面には「BYRON」、バックフェースのフリンジ部分には、「029X」、「PROTO」の刻印があります。写真にはありませんが、他のモデルでキャビティ内にあったヘッド重量を示す「365G」の刻印ですが、このモデルはトウ側に入っています。
まずはこのパターの特徴ですが、素材が軟鉄やステンレスではありません。最初に見たときは銅メッキをしただけかと思っていたのですが、良く話を聞くとそうではなく、ヘッド全体がその素材でできているとのことでした。
その素材は、多分ほとんどの方が聞いたことがあると思うあのTeryllium Copper(テリリウムカッパー)です。だいぶ前になりますが、Scotty CameronのパターでTeI3のインサートが入ったパターがありましたが、あのインサートで使っている素材が今回の素材です。
その素材の話を聞いたときの話ですが、銅素材そのものだと、素材が柔らかいので削りやすいとのことなのですが、その削りカスがドリルに巻き付いてしまい、ステンレス素材や、軟鉄素材のように効率よく削ることができないらしいです。
そこで、銅にテリリウムを混ぜ銅合金として切削のしやすい素材にしているとのことでした。
今回のパターもByron Designの365gと言う重いヘッドの特徴はそのままに、この素材でヘッドを作っています。色はその素材そのものの色で、表面加工はしていません。反射を防ぐためにブラスト処理されている柔らかい色で、経年変化で徐々に色が変わってくるとのことです。
今回このパターの試打クラブをお送り頂き打ってみました。前回お借りした029Xもそうだったのですが、かなりヘッドがきいています。
このパターもANSERで採用されていたスリットが入れられています。スリットは貫通する処理になっており、よりANSERらしさを実現しています。
トップブレードは薄すぎず、厚すぎずほどよい感じで、ネック上部のしょりも、ターゲットラインに平行になるラインがきっちり削られています。
実際にラウンド後に1時間ほど転がしてみました。今使っているパターと打ち比べながらだったのですが、まず意外だったのは、打感がソリッドだったこと。そう言えば、Scotty CameronのTeI3も打感を柔らかくするためにあのインサートを入れたのかと思って打ってみたら、ソリッドな感覚だったと言うのを思い出しました。
当時、タイガー・ウッズがTeI3を使っていましたが、ANSER 2を使っていたタイガーが、TeI3を使えたのはこのソリッド感だったのかもしれません。ただ打ったときの感覚はソリッドなのですが、その奥には球離れを早くしない感触があって、硬い感じがするからと言って滑ったりする感じはありませんでした。
このソリッドな打感に加えて、スリットが打音に影響し、耳に入る音から硬さを感じさせているのかもしれません。とにかく不思議な感覚です。
自分も含めて打感が柔らかいことがいろいろなクラブの条件になっている部分があると思いますが、この感覚は軟鉄や、ステンレスでは出せない独特の感触を実現しています。
軟鉄や、ステンレスの特に打感が柔らかいパターで感じる、弾いてしまう感じがほとんど無いので、パターの振り幅で距離を調節する人にはその通りの距離感で打てる感じがするパターだと思います。
上の写真は付属するパターカバーですが、今まで通りAM&E製のカバーで、色合いも良く高級感があります。
詳しい情報は以下のURLをご覧下さい。
http://item.rakuten.co.jp/txgolf/0406008/
■やっぱりプロはすごい(実感).....宍戸ヒルズで返り討ち
昨年も同じ時期にトーナメント後の宍戸ヒルズでプレーしましたが、今年も懲りずに行ってきました。昨年はトーナメントティより若干前だったことと、ティショットがほとんどラフに入らなかったこともあって、確か75で回れたのですが、今年はしっかり返り討ちにあってきました。
今年の使用ティはほとんどのホールでトーナメントと同じ位置。一部プロがミドルで使用していたホールを、更に後ろのティからロングホールでプレーしました。
今年のラフは本当に大変でした。とにかく「まいりました」の一言。7,234 Yardで、長いラフ、狭いフェアウェイ、速いグリーンは手も足も出ませんでした。
ではちょっとだけどんな状態だったのか写真を撮ってきましたので紹介します。
左の写真はラフを歩いているとこんな状況になります。ここはギャラリーが歩いていたところに近かったので、ホールに向かって長い芝が倒れています。右のラフはギャラリーが入れなかったところで、比較的上に向かって芝が伸びていますが、この角度で見えるところはラッキーなラフです。でも、この打てそうな状態が、実際に打ってみると非常に難しいです。
くるぶしよりも高く伸びたラフでは、慣れたキャディさんが近くに行ってからティショットを打っても見つからないほどの状態で、そう言うときは全員で捜索になります。見つかると何か目印を置いておかないと、クラブを持ちに行って戻ったらまたわからなくなってしまうほどです。
昨年は、目印に自分のクラブを置いておいて、クラブが無くなった人がいました。
このホールは左右ともトラブルがあるホールで、ティインググラウンドでもとても立ちにくいホールでした。フェアウェイの幅は30 Yardないくらい。もちろん左のOBを恐れ、右に軽くプッシュしてラフにしっかりつかまりました。
このホールも正面のバンカーより少し右がねらい目なのですが、左はトラブル右も深いラフ。ここは比較的ナイスショットだったのですが、ランディングポイントがラフだったので、前に転がらずラフ。普段やっているようなラフであれば前に行っているはずの弾道と落ちた場所でした。
ここは打ち下ろしのホールなのですが、フェアウェイ幅がとても狭く、右のOBが浅いホールです。左からフェードで打つには右のOBを気にしない自信がないと打っていけないホールです。ここは左サイドに打ち出して行ったのですが、曲がり幅が少し大きくなってラフでした。
ここのホールは打ち出し方向に気になる木が二本。そしてランディングする場所のあたりは左がずっとトラブル。とにかくストレートボールが要求されるホールです。ここはなんとかフェアウェイでしたが、ティショットではかなりのプレッシャーでした。
ここは、プロが4日間使ったショートホールのティインググラウンドです。ショートホールはもちろん、ミドルホールでも様々な痕があり、それを見るといろいろなことがわかってきます。あるホールでは、タフの方向がほとんど左を向いていてフェードイメージで狙っていたことがわかったり、あるミドルホールでは、フェアウェーウッドもしくはユーティリティを使ったと思われるあとがあり、410 Yardもあるのにランディングエリアによってはフェアウェイにきっちり刻む選択をしているのがよくわかりました。
キャディさんに色々聞きましたが、プロの飛距離は軽く30 Yardは違いますね。プロのスプーンのショットがドライバーショットと同じくらいです。
グリーンはトーナメント後刈っていないとのことだったのですが、まだまだ十分速く、難しいアンジュレーションもあり3パットも6回もしてしまいました(総パット数はなんと41回)。フェアウェイキープは14ホール中6回。あとのホールはすべてラフ。
と言うことで、ボギーペースも達成できない94回.....。普通の状態ならもっと何とかなるのですが、どうしようもなかったです。距離が長い、ラフが深い、グリーンが速いと三拍子そろっていると手も足も出ないと言うことがわかりました。来年はもう少しましなゴルフができるようにしたいです。
しかし、こんなセッティングでアンダーを出すプロはやはりすごいです。あらためてプロのすごさにあっぱれです。
■Cleveland Golf CG12 Wedge
国内では6/29に発売になったクリーブランドゴルフのニューウェッジ「CG12」を、打たせてもらうチャンスがあったので紹介します。
CG12は588形状のウェッジで、特徴はその溝の加工方法にあるとのことです。海外のメーカーのウェッジで市販品で溝を彫刻しているウェッジはあまり無いような気がしますが、このCG12は溝を彫刻しています。
角溝加工なのですが、溝のエッジ部分は若干丸みを帯びる加工がしてあり、ボールを傷める度合いも少ないとのことです。上の写真は溝のクローズアップ写真です。まさにマシンで彫刻された溝ですね。
この写真ではわかりにくいですが、トップラインが薄くなるように削られています。そしてモデルネームの「CG12」はバックフェースのセンターに。そしてバックフェースの左下には、ZIP GROOVES TECHNOLOGYのロゴマークが入っています。
これまでバックフェースのヒール側のトップライン近くにあったバウンス表示のドットは、ネックに移り、横にはバウンス角の数値が入るようになりました。
上の写真は試打前のクラブなのですが、とても凝ったシールが貼られています。「UNZIP」の文字の下にはジッパーの絵が描いてあり、そこからこのシールが二つに分かれて剥がれるようになっています。ソール面にも「UNZIP THE FACE」のシールが.....。
練習場で打ってみました。構えた感じは588の形状で、懐かしく安心感を感じる形状です。打感はこれまでのCMM素材とは違い、少し打ったときの重みを感じる打感になりました。
練習場の芝生の部分に30 Yardくらいのアプローチを打ちましたが、スピン性能もかなり良くなっています。588のノンメッキでも良い入りをしたときにはキュキュッとスピンが入りますが、今回の溝は更にスピンをかけてくれます。低いアプローチでも直ぐにほどけずグリーン上で急激に止まるような球も打てました。
46度から60度までの2度刻みでラインナップされているので、最近流行の3 Wedge、4 Wedgeシステムの構成も色々考えられそうです。自分であれば、セットのPWを48度に変更し、そこから4度刻みで構成すると、52度、56度、60度の設定になります。
ラウンドで1回使うかどうかわからない、3 Ironを抜いて、4 Wedge Systemにすることで、アプローチのバリエーションが増え、距離の打ち分けも楽になると思います。
■toshi's monologue.....
日曜日にあったホームコースの研修会月例で、久々にベスグロをとりました!
前半はパーオンせず1.5mくらいに寄せたパーパットをことごとく外して、悪い流れの40回。そんな中ドライバーショットは全ホールフェアウェイ。飛距離も結構出ていました。
後半は30台を出し70台で回れるように頑張ろうと思いながらスタートしました。そんな謙虚な?気持ちが良かったのか、出だしの10番でバーディ、11番もバーディ、12番ショートでは惜しくもバーディーパットを外してしまったのですが、13番ロングではセカンドをグリーンカラー近くまで運びバーディー。14番ショートでは、ピン手前1m。これも入ってバーディー。
なんと5ホール終わって4バーディーの快進撃!こうなるといつもの精神状態とは変わってきてしまうのですが、この日は違いました。ティショットは後半も全ホールフェアウェイ、2回のボギーの危機も何とかパットでしのいで後半は4バーディーの32でした。
ハーフ32はもちろん自分にとってホームコースでの最小スコア、トータル72は2回目でした。
こんな日もあるんですね。先日の薄暮ゴルフでのイメージが良かったのかもしれません。今回のラウンドはきっと今後の自信につながると思います。そう信じたいです(笑)。
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