まずはこの美しいアイアンを写真でご覧下さい。 上の段が左からPW〜7 Iron、下の段が左から6 Iron〜3 Iron 上の左の写真は左から3 Iron〜PWです。右の写真も左から3 Iron〜PWです。 まず興味の対象であるFP値のデータは下記の通りです。現在使用しているTS-201とMR-23 USのデータも並べてみました。
ご覧の通りMB5002のFP値は全て4.5に統一されています。MR-23 USとTS-201はご覧の通りFP値はフローしており、ロングアイアンは若干FPが小さめに設定され、ショートアイアンはFP値が大きくなっています。 左から3 Iron〜6 Iron 上の写真下の写真共に左側がTS-201で右がMB5002です。カメラのレンズの位置の関係もありますが、3番、4番はやはりFP値の表すとおり、かなりストレートで難しそうに見えます。5 Ironと6 IronはFP値の通りほとんど差はなく、ヘッドの大きさもほぼ同じくらいです。 左から7 Iron〜PW 7 Iron位までは同じ感じで見えますね。左から2番目の8 Ironから若干グースがあるように見えます(感覚的にですが.....)。 拡大すると上の写真のような感じです。左がTS-201ですのでやはり右側のMB5002は若干オフセットがあるように見えます。 TS-201の3 IronとMB5002の3 Ironを比較してみました。 上の左の写真を見ると、やはりソール形状は左のTS201の方が易しそうに見えますね。真ん中のヘッドの大きさの比較ではやはり左のMB5002の方が若干小さめです。右の写真を見ると上のMB5002がオフセットがなくストレート、下のTS-201はオフセットがあることがよくわかると思います。またホーゼルの長さも上のMB5002の方が長くなっています。 実際に構えてみて感じたのはMB5002のロングアイアンはTS-201やMR-23に比べてやはり難しそうに感じました。実際に打ってみて打てないことはないのですが、3 Ironは特にナイスショットの確率が低くなります。4 Ironまでは特にTS-201と変わらず打てました。ボールの高さも私の場合TS-201とさほど変わらない高さが出ていたと思います。 ミドルアイアンはどのアイアンも似たような感覚で打つことができました。ただし8番アイアンに関しては、ほんの少しMB5002にグースがあるような感覚を覚えました。これは数値上は変わらないのですが、FP値の計測の方法によるもので、特にグースがついているわけではないようです。ボールの高さは問題なく高さが出ます。 ショートアイアンに関しては、上にも書いたようにMB5002は徐々にグースの度合いが強くなっていくような気がして、若干違和感を感じました。ですが、昔のTN
Seriesのようにロングアイアンはつかまりが良くなるようにボールコンタクトが早い出っ歯に、そしてWedgeやショートアイアンに関してはつかまりすぎないように、若干FP値を小さめにしているアイアンのような感じでした。ですので、以前購入したTN93のような感じでした。ですので理論上はこのFP値を一定にするのはそう言った効果があるのかもしれません。 最後に打感ですが、これは言うまでもなくMB5002はすばらしかったです。軟鉄の何ともいえない感触はもちろんのこと、三浦技研の鍛造軟鉄の感触の良さは言葉では言い表せない感じです。ずっしり打ったときの感触が手に伝わってくるのですが、スカッと抜けるような打感.....。何とも言えません。 このほかにCB1005Sも打ってみたのですが、やはりマッスルバックの感触は良い感じです。難しいという先入観があったマッスルバックですが、構えた感じも今のTS-201と変わりなく違和感なく打てそうです。 |