最近本気で使うクラブのアッセンブルは全てBally Bunion Golfのminibonさんにお願いしています。一度お会いしてその丁寧な作業を拝見して、さらに私が弱いデータに基づいた分析をしていただき、更に先日は一緒にラウンドまでしていただき、私のプレースタイルや、良いときのスイングをたまたま見ていただいたので、すっかり信用してアッセンブルをお願いしています。 もちろん皆さんご存じの通り私もある程度の作業は自宅でできるのですが、やはり自分で自分のクラブをいじると言うことは色々な面で弊害もあると言うことで、だれか信頼して、更に安心して頼めるクラフトマンを探していました。 まず私の方では、オリジナルの状態でのスペックを計測しました。私の方で計測可能な物はバランスと総重量だけです。さらに、シャフトを抜きヘッド重量を計測しました。
ヘッド重量の結果と、抜いたシャフトの長さのデータをminibonnさんに送り、今回リシャフトするDG S200のシャフトを注文してもらいました。シャフトの長さはまちまちで、挿入されているシャフトの長さが異なっていました。それにあわせて私の方でなるべく軽めのTour Velvet Cordを8本と、重めの物3本を用意しました。 今回組上がりのイメージは下記のように伝えました バランスはオリジナルより1ポイント近く軽いD1.5でフローしないように全番手同一のバランス 総重量はできる限り等間隔でフロー 振動数の数値も等間隔でフロー シャフトがホーゼルに入る長さは一定になるように カタログスペックと同じになるようにロフトとライの調整 以上の内容でお願いしました。できあがりのスペックと、オリジナルの状態でのスペックを並べてみました。それぞれの項目の下(黄色バック)が調整後の数字です。
上記の通り、PW以外は完全にお願いしたとおりの数値になっており、完璧な物でした。 オリジナルの状態では、PWの重量が重かったためその他の番手には鉛を詰めたりして重量の調整を行っていたようです。PWはホーゼルの中を削ったりできる限りの調整をしていただいたのですが、ここが限界だったとのことです。この1本にあわせると他の番手がおかしいことになるため、このようにしていただきました。P/Sは若干重めにしているので、多分このままで違和感なく使えると思います。もしだめであれば、PWだけB/Sに発注して軽めのヘッドを手に入れるつもりです。 Bally Bunion Golfさんでは各ユーザのクラブスペックを全て提供してくれる上に、色々なリシャフトに関する相談にも乗ってくれます。特に私のようにデータを見ると納得してしまうタイプの人にはたまらないサービスです。特にアイアンは組み方次第でずいぶん違いが出てきます。同じS200でもオリジナルより扱いやすく感じます。それは振動数をシャフトのプリントを中心に4方向で計測し最適のしなりが得られる方向でシャフトを入れてもらうとかなり違った感じが感じられるようになります。私も最初はあれっ?ずいぶん柔らかいなと感じ、S300でも良かったかな?と感じたほどでした。特に硬めのシャフトを好む方にはその影響は大きいと思います。 皆さんの回りにもクラフトマンがいると思いますが、なるべく自分の癖を知ってもらったり、前回組んだドライバーのバランスや振動数など管理してもらっていたら、今とはまた違ったゴルフライフを送れると思います。若干費用はかかりますが、安心して納得したクラブでプレーをするというのは気持ちが良い物です。 Bally Bunion Golfさんは近いうちに足立区近辺に移転されます。そこではショップ兼工房という形式で営業を始めると言うことです。なお、それまでの連絡は下記のメールアドレスまでメールをお送り下さい。きっと私も入り浸ってしまうと思います(笑)。 |