まず今回はオイルだけでは取れない汚れと、それに伴う刻印に入っている色のリフレッシュをしてみました。

 こんなに手荒い仕打ちをしてしまいますが、今回の方法では大丈夫です

まずは今回リフレッシュに使った物を説明します。

  

左から浸透性のオイル、スチールウール、石けん、歯ブラシです。この他ドライヤー、乾いた布、アイアンマニキュア、ティッシュペーパー、アセトンです。

まずは最初に洗剤で落ちる程度の汚れを取ります。ここで使うのは水道水と、石けん、歯ブラシで、ちょっと強引ではありますが、歯ブラシに石鹸を付けてパターの隅から隅まで洗います。 洗い終わったらしっかり水で完全に流してください。流しながらブラシを使うのも良いと思います。ここでしっかり石鹸を落としてください。とにかくこれでもかって言うくらいよく流してください。

 

ここからは手早くやる必要があります。まずは乾いた布でしっかり水分を拭き取ってください。拭き取ったら最後は細かい部分の水分をとるためにティッシュを使って拭き取ります。
次にドライヤーを使って完全に乾燥させます。ここまでの作業の中で薄く錆が浮いてくることもありますので気を付けてください。ですが、ここで出てくる薄い錆は次に使うオイルで簡単に拭き取れますのでご心配なく。

次に浸透性のオイルを少したっぷりめに吹き付けます。ヘッドにまんべんなく吹き付けてください。
ここまで来ればこれ以降錆が浮いてくることはありません。錆びやすいパターを水洗いするなんて心配ですよね。

 写真ではわかりませんが、したたるくらい吹き付けています

ここから先は石鹸で落ちなかった少し頑固な汚れをスチールウールを使って落とします。スチールウール側に若干オイルを吹き付けてそれを使ってパターの各部分をこすります。このスチールウールで削れたりすることはよっぽどのことがない限り大丈夫ですのでご安心下さい。

  最初はソールでやってみてください

途中でティッシュでこすったところを拭いてみてください。少し汚れが落ちていることがわかると思います。

 汚れと錆が落ちていますこれを見ただけでも綺麗になっている気がします

そこでティッシュに汚れが付かないようでしたら汚れはなかったことになります。 このときに汚れがひどいほど刻印などに汚れが入ってしまいます。

最後にこの汚れを落とすのですが、念を入れてやるのであればここでもう一度洗剤を使ってオイルを落としてオイルを塗る前の段階(ドライヤーで乾かすところまで)までやって刻印部分の汚れを落とすのが良いと思います。もしそれをやらずにオイルを吹き付けたティッシュなどで綺麗になるようであればそれでも良いと思います。

今回はもう一度洗剤で洗いドライヤーで乾かすところまで再度やり直しました。
実際に刻印部分を歯ブラシでこすってみると刻印にも汚れがあったりするので、現状の刻印の上から刻印に色を入れ直すことにしました。

  

ドライヤーで綺麗に乾かしたあと、白のアイアンマニキュアで現在ある刻印の上から色をいれ、一晩3時間ほど乾かしました。そして乾いたあとにほこりの出なさそうな布にアセトンをしみこませ周りにはみ出た部分を拭き取りました。そしてさらに1時間ほど放置して完全に乾くのを待ちます。

最後にオイルをたっぷり塗ってリフレッシュ完了です。下の写真がリフレッシュ後の写真です。

  

写真ではわかりにくいですが、かなり綺麗になった感じです。
ガンブルーのパターはさびやすく、放っておくと汚れもこびりついてしまいます。たまにはすぐに錆びるからと怖がらずにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?