写真をとる余裕が無く、テキストだけのレポートになってしまいますがご了承下さい。
あの石渡プロが主宰するゴルフ・けんこう寺子屋レッスンについに行ってきました。普段は教える立場(テニスでの話です)なのですが、初めて教わる側に立ちこれまでにない体験をしてきました。
当日は台風が近づいており、天候が悪いことも予想されたのですが、若干進路がずれて強風はあったのですが、快晴の中レッスンを受けることができました。
●講義&ストレッチ
まずはレッスンルームで講義から始まり、今回のレッスンの趣旨の説明があり、早速アプローチグリーンでストレッチから始まりました。
ここでかなり時間をかけて細かくやるのかと思ったのですが、基本的に地面に寝そべったりしてやるストレッチではなく立ったままできるストレッチで、後にこのストレッチが意外に効果があったことが体感できることになるとは思わなかった程度の物でした。
●アプローチ(Pitch & Run)
次にアプローチグリーンでチップ&ランの練習をして、いくつかの指摘を受けました。まずいつも師匠から言われているのと同じ部分を指摘されました。それはバックスイングのスピードとダウンスイングのスピードが違うので、今は経験的にその問題を解決しているが、やはりそのスピードを均一にした方が良いという物でした。
確かにそれをやってみると均一のスピン量から来る飛距離の安定性がアップするような気がしました。またアプローチでの前足体重に関しても、短い距離であれば左右の足にかける体重をイーブンにする打ち方もあり、その方が体のバランスがよくなりダフリなどのミスが少なくなると言う部分も勉強になりました。
●アプローチ(Lob Shot)
次にグリーンエッジから近いピンに対するロブショットの練習で、ここでもやはりオーバーしたりショートしたりする原因としてそのスピードの差が影響しているとの指摘があり、それを意識すると確かにボールは散らばらなくなりました。
自分くらいのHDCPだとあとはこの短い距離をいかに寄せワンで切り抜けられるかが問題なので、この練習を徹底的にやった方がスコアアップにつながるとのコメントをもらいました。
●バンカー
その後バンカーに移り、ここからなんとバンカー練習をしました。バンカーでの練習もするとは聞いていたのですが、こんなに打つと思っていなかったのでエースウェッジの溝を気にしながら約50発くらい打ったでしょうか?
ここではとにかくアプローチでやったようなピッチ&ランの打ち方で打つ練習で、とにかく砂をピン方向に飛ばす打ち方を体感できるような練習をしました。
このとき少しインサイドに引きすぎる傾向があるので若干開いたフェースはフェースのトウ側方向に引いていくようにすると良いというアドバイスをもらいました。
●昼食&講義
ここで豪華昼食が入り1時間の昼休みのあと15分ほどスコアアップに不可欠な100 Yard以内のアプローチの考え方についてレクチャーを受けました。
●PW・AW・SWでのアプローチ
実際にPW、AW、SWでの飛距離(キャリー及びキャリー+ラン)をテークバックしたときの左手の角度を45度、90度、135度でそれぞれ飛距離測定し、スコアメークのために必要な自分の距離という物を把握しました。
●ミドルアイアン
次に練習したのはミドルアイアンでのティアップした状態からのショットで、基本的にテークバックは左腕の角度が135度の位置でトップを止める意識を持ちます。
自分の場合オーバースイングで、ヘッドが垂れるのでその部分について質問しました。腕自体は135度に近い部分で止まっているが、肘の関節、手首の関節を柔らかく使っているので、引きすぎているようには見えるとのことですが、今それで問題なく良い球が打てているので問題ないとのこと。
ただここからが問題でした。ボールは高い弾道で飛んでいくのですが、低く抑えるボールや、前に行くボールを打ちたいという希望があり、どうしたらよいか聞いたのですが、それをやろうとすると難しい打ち方になるとのことでした。
その打ち方をする場合普段よりトップの位置は浅めにしていかないとどうやっても高い球になりやすいイメージになってしまうとのこと。そこで自分なりの低い球を打って見せたのですが、その時は肘にも緊張感があり、そのイメージを普段のショットの方にも適応していく方向で練習していってはどうかとアドバイスをもらいました。
ここでやったティアップしての練習はなかなか良かったです。良かった部分はまずセットアップでソールが地面についていないため、テークバックの始動が確認しやすいと言うものでした。他にも色々な良い点はあるのですが、自分にとってはここが肝でした。現在テークバックの始動で下半身を動かさない状態から始動しているので、これを下半身リードで動かしていくことを覚えるべきとの指摘を受けました。
●FW
次にFW(今回は3W)で体重移動を体感する練習をしたのですが、以前から上体に頼った打ち方だと言われていたこともあり、これも良い練習方法を教わりました。
まずは通常通りアドレスを取り、その上体から左足を右足側にあわせます。その時にヘッドは元あったままの位置で、その足を揃えた上体からトップまで持っていきそこから左足を踏み込み、そこでためを体感してから打つという物でした。
自分の場合体重移動を積極的にする感じではなかったので、これをやると体重移動がどんなものか体感することができます。
●Driver
ここまで約300球のボールを打ち、疲れてきた頃にドライバーを打ったのですが、疲れているせいか球はほとんど引っ掛け気味に飛んでいき、「後半になるとこういう球が出ることあるでしょう....」と言われ、まさにその通りやはり体が疲れてくるとこういう球が出やすくなるとのことでした。そこで同調節すればそれをおさえられるかですが、若干短めに持つなどして対応することが必要とのアドバイスを受けました。で、短めに持ってみたのですが、確かに振りやすくなるので左右へのばらつきは少なくなりました。
●ボディケア
そしてその練習中にトレーナーに、今気になっている体の部位について聞かれその部分のケアの方法を教えてもらいました。
まず、球を数多く打ったときにはやはり腰が重くなること、そして、左足の膝に痛みがあることがあると言うことを話しました。マッサージ台の上に仰向けになり、体の各部位の筋肉のつきかた、張り方などを確認してもらったところ、筋肉にこりはほとんど無く、筋肉もあり、柔軟性もあるとのことなのでおおむね良い状態とのことでした。ただ申告した内容に関してはストレッチの必要性をあらためて知らされ、更に左の膝に関してはちょっとドキッとする指摘を受けました。
左足と右足を比較したときに左足側の筋肉が弱いとのこと。特に太ももの裏側の筋肉が弱いので、ここを重点的に鍛える必要があるとのこと。現状は股の前の筋肉と裏側の筋肉のバランスが悪いため膝に負担が来ているので、前側の筋肉がそれを補おうとして膝に症状が出ているとのこと。なので、鍛えるまでは前側の筋肉をほぐす運動をすると軽減されるとのことでした。
またせっかく最近スポーツクラブに入ったので、どんなトレーニングをしたらよいかという質問に対しては、下腹部の腹筋を鍛える方法と、足全般を鍛える方法を聞いてトレーナーとの対話は終了しました。
●まとめ
これで最後にその日の要点をまとめ終了したのですが、要所要所今後にヒントとなるコメントが聞けました。
練習・ラウンド前のストレッチ、そしてスポーツクラブでのトレーニング、そしてスイングの考え方等頭にしっかり入れ今後はやっていきたいと思います。
ということで最後にお決まりの記念撮影.....
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