今回HDCPのシステムについてJHA(Japan Handicap Association)の方と実際にお会いしてお話をお聞きしましたのでそのレポートをいたします。
こんなかわいらしいガイドブックもあります ガイドブックは実際のスコアとSlope Rateとの関係やその換算の方法などが詳しく書かれ、換算表もついています。 JGAのHDCPはコースレートとラウンドスコアを元に算出されていますが、USGAのHDCPはスロープレートというパラメータが加わり、そのスロープレートがいわば補正をするパラメータになっていて、より正確なHDCPが算出されるわけです。 そのスロープレートの算出にはかなりの種類のチェック項目があり、そのスロープレートの査定には18ホールで丸2日かかるとのことでした。 アメリカのゴルフコース(ハワイやグアムでも)のスコアカードにはこのスロープレートがほとんどと言っていいほど書かれています。もし回ったことがある方は是非見てみてください。 上の写真は97年にハワイ島のKONA COUNTRYでラウンドしたときのスコアカードです。BLUE TEEからで回っていたので、この場合Slope Ratingは129と言うことになります。関係ありませんがこのときは37-41で回ってました。コースレートが71.6ですので、このころのスコアとしてはかなり良いスコアだったと思います。 それと日本と決定的に違うのは自分が所属するコース以外のデータでもそのコースレートとスロープレートがあれば換算ができます。ですので、自分のコース以外のラウンドデータもHDCPに反映されます。さらにこのHDCPは毎月更新されるシステムになっています。 それとUSGAへの登録は個人でも可能ですが、チームでの登録も可能でこのチームという考え方が日本のメンバーに近い存在となります。 USGAのHDCPを取得するには月々の会費が必要になりますが、毎月最新のHDCPが算出されるだけではなく、USGAが指定するアメリカのアマチュアの競技にもそれぞれのレベルに合わせて参加することができます。 残念ながら日本のJGAや地区連盟が主催するアマチュアの試合に参加する資格を得ることは現状できませんが、USGAのオフィシャルHDCPを取得し、HDCPを毎月出してもらえるメリットがあります。 国内でこのスロープレートを算出しているコースは50コースくらいとのことですが、年内には更に200コースのスロープレートの算出をしていくとのことでした。 またスロープレートを持っていないコースでのラウンドに関しても算出は可能とのことですので、是非試してみたいと思っています。ANSERFREAK GOLF TEAMとか言う名前で登録して仲間内で試してみたいと思っています。 参考までに参加できるUSGAの競技をリストします
なんとUSアマの試合にも出る権利がとれるんですね。まずは実際に入会してみて体験してみたいと思います。 色々その後のレポートをしながら先ほども書いたようにANSERFREAK GOLF TEAMで登録してコンペなどしたいですね。 |