徹底検証 TaylorMade r7 quad PART III by TOSHI


TaylorMade r7 quadの公式情報に関してはTaylorMadeのサイトをご覧下さい。

いよいよやってみました。球筋を修正するという機能以外にも、打ちたい弾道を気持ちよく打つという効果もあることがわかりました。


  ●POSITION 1 -High(高く)-

これは前に2gのカートリッジが両方来ていて、10gの2個はヘッド後方にあるパターンなのですが、これはかなり打音が結構高い音で吹け上がり気味のたまで飛んでいき、風の日には使えないポジションですね。

たぶんこのセッティングで使うことはないと思います。

今回購入した9.5度というロフトが元々上がりやすいヘッドに感じたため、このポジションだと、かなり吹け上がり気味の弾道になってしまいます。音も高めです。

  ●POSITION 2 -Low(低く)-

これは高弾道と逆のポジションで、これは前に10gのカートリッジが両方来ていて、2gの2個はヘッド後方にあるパターンなのですが、これは明らかに打ったときの音が変わりました。

低くて良い音になりました。弾道は高弾道のポジションと比べると明らかに吹け上がりは無く、ドローンとしたボールになります。

  ●POSITION 3 -More Left(さらに左へ)-

重心距離が一番短いポジションです。これはちょっとミスすると本当に左に行きます。
ヒール側でのヒットは禁物で一番怖いポジションですね。

ただ不思議なのは、このポジションでフェードを打とうとすると力強い良いボールになります。「なるほど、こういう使い方もあるんだ.....」と思ったポジションでした。

  ●POSITION 4 -Left(左へ)-

このポジションが一番目か二番目に良いと感じたポジションです。軽いフェード系の球が練習場では出るのですが、このポジションにするとストレートになります。

ただ練習場のボールでこの球が出ると言うことは若干左に行っているボールになっていると思われます。

ですのでちゃんとしたボールであれば軽いドローの吹け上がらない良い回転のボールになると思われます。

  ●POSITION 5 -Right(右へ)-

これは打ってみたポジションの中では一番何事もない普通の感じでした。

もしかしたら普段打っているポジションが若干トウよりなのでじつはその打点にあっているポジションなのかもしれませんね。

あとはつかまらないと言う事前情報があるので、しっかり左に振っていたのかもしれません。ボールは真っ直ぐな良い感じのボールになりました。

  ●POSITION 6 -More Right(さらに右へ)-

重心距離が一番長いポジションです。
このポジションはある意味一番興味深かったポジションです。つかまりすぎが怖い人にはいいでしょうね。

自分の場合は逆のはずで、このポジションにするとボールは弱々しくスライスすると思っていたのですが、意識せずに振ると確かにそうだったのですが、つかまらないと言う意識を持って気持ちよく積極的に左に振っていったときに一番良い球が出たのはこのポジションでした。

と言うことで、全てのポジションを試してみたのですが、自分なりの結果としては広いコースで思い切り振って行けるなら「もっと右へ」のポジション、風の強い日には「低弾道」、フェード系の球で攻めていきたい正確性を求められるコースでは「左へ」もしくは「もっと左へ」と言うことになりました。

通常は低弾道のポジションで使って、必要に応じてポジションを変更することになりそうです。

色々なポジションを試していて思ったのですが、2g、10gだけではなく、4gとか8g、12gや、14gと言ったウェイトのバリエーションが欲しいですね。ネジの造りを見てみると作れそうな気もしますが、TP発売の時には別売りのウェイトが出るとのことなので楽しみに待つこととします。
 
 
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