これが今回のCB-2005のセットです
まずはロフトですが、こちらはTB-1000に揃えたというか、MB5002の頃からずっとこのロフトに調整してもらっているので、まったく同じにしました。 ●総重量(g)
次に総重量ですが、TB-1000にはDG X100、今回のCB-2005にはDG S200を入れました。X100より3gほど軽めのS200を入れたのですが、ヘッド重量とバランス調整のため総重量としては微増となりました。 ●バランス
バランスは今回フェードを打ちたいという目標があったため、DG S200で柔らかめにして、しなりやすい状況にするため、バランスはDG X100の時と同じD2に設定しました。 ●Face Progression値
ご覧の通りロングアイアンミドルアイアンでは、-0.3とオフセットが強くなりました。ですが、9番では+0.2mm、Pでは+0.7mmになっています。練習場でなぜかショートアイアンの飛距離が番手通りでないことがあります。これはオフセットが強いほど感じていたことなので、ここまMB5002くらいのスペックになりつかまりもよく飛距離もきっちり出るようになりました。-0.3mmは数字だけで見るとほとんどわからないと思われがちですが、構えてみるとその差はわかります。ネック周りのヘッド形状にもよるとは思いますが、今回のCB-2005はその数字以上に、オフセットがあるように見えます。 ●振動数(cpm)
振動数はご覧の通り、-12〜-15cpmの数値となりました。これを見てもしなりやすいスペックになっていることがわかると思います。 と言うことで飛距離の差が出ないように今までのロフトに合わせながら、いままでD1.5くらいで使っていたDG S200をD2にバランスをアップし、シャフトのしなりを使えるような設定にしました。それにより振動数も下がり、しなりが出ていることが確認できました。 実際に振ってみると、DG X100のD2より、しなる分なぜかヘッドが効いている感じがしました。その感触にまだ慣れていないので、若干ヘッドが遅れてきて思ったより右にボールが飛び出すことがありますが、それもタイミングと慣れで解決できると思っています。 やはりシャフトのしなりはうまく使えば、飛距離アップやボールコントロールにプラスになりますが、うまく使えないと硬いシャフトの方が優しい感じがしますね。いままでは硬いシャフトでしなりと言う余計な要素を考えなくて良いような設定にしてきたので、これになれるのは少し大変そうです。 また少しオフセットが強くなったことで、なぜかいつもと違うアドレスになってしまいます。自然にフェードが出るような軽いオープンスタンスになってしまいます。その辺の体の反応をどうしていくか考えながら、このアイアンでフェードもストレートも、ドローも打てるようなスイングを身につけたいと思います。 三浦技研のCB-2005のページは http://www.miuragiken.com/products_MG_CB2005.html 今回アッセンブルをお願いしたバリーバニオンゴルフのHPは http://www.ballybuniongolfinc.com/ |