次にフェース面の写真で比較してみました。
まずAのスコアライン1本目の長さは、予想通り、MB-5002が一番短く、今回のCB-3003が一番長くなっていました。その差は約7mmかなり違いますね。トウ側の高さはCB-3003が一番高く、MB-5002が一番低くなっています。ヒール側の高さは、その逆で、MB-5002が一番高く、CB-3003が一番低くなっています。B/Cの数値ですが、CB-2005と、CB-3003の数値が非常に近く、似た形状であることがわかります。 実際写真の通り、左の二つは、トウ側の頂点のラインにはスコアラインのトウ寄りのラインは来ておらず、右の2本は頂点のラインにスコアラインのトウ寄りのラインが来ているので、こちらの2本はフェース面が大きく見える工夫がされています。MB-5002と、CB-1005はよりヒール寄りで打たせるようなフェース面のつくりになっています。 上の写真はトウ側からの写真で左からMB-5002、CB-1005、CB-2005、CB-3003になります。ネックの付け根のふところ部分はどれも三浦技研の研磨らしいつくりになっています。オフセットの感じは、やはりMB-5002が一番少ないのはわかると思いますが、他の3本はこの写真の順番にオフセットの度合いが増えていきます。でもほんの少しです。 上の写真はバックフェースのデザインの比較です。CB-1005SからCB-2005、そして今回のCB-3003になるにつれて、低重心が強調されていくのがわかります。 ここのところずっとCB-2005を使っていましたが、ソールの抜けはやはりこのDent Sole形状によってかなり良くなっています。まだバンカーやラフなどから多く打っていないのでその辺での効果は未知数ですが、フェアウェーからのソールの抜けはすばらしいです。 打感は当然三浦技研らしいすばらしい感触です。MB-5002の感触と比べるとやはりCB-2005もCB-3003もキャビティっぽさを感じはしますが、他のメーカーのキャビティアイアンよりは打感は良いと思います。 CB-2005と違うところはやはり若干CB-3003の方が低重心になっているような感じがしますので、少しはらい打つようなイメージで軽く振ったときに良い球が出るようです。あまりダウンブローで打つようなアイアンではなさそうです。ですので、良いあたりをしたときはシャフトの性もあるかもしれませんが、ボールは高く上がりました。 ということでまだ十分に打ち込んではいませんが、ボールの高さが欲しいけど最近上がらなくなった、でも見るからに低重心のクラブはちょっと違和感が.....そして、打感にもこだわる人にはお勧めのクラブです。自分の場合元々ボールは低い方ではないので、もう少し手元調子のシャフトでも良かったかもしれません。今回装着したSYBのK's-4001 T120はDGよりも中調子よりのシャフトなので、十分にその性能を感じることができました。ボールの高さが欲しいけど、総重量は落としたくないし、シャフトが動きすぎるのは困るという人には良い組み合わせだと思います。 三浦技研のホームページは下記のURLをご覧ください http://www.miuragiken.com/ 三浦技研のアイアンについては下記のURLから、「MG heads series」をご覧ください http://www.miuragiken.com/products.html K's-4001 T120 PROTOTYPEについてはこちらをご覧ください http://www.concept-inc.co.jp/products/shaft/iron/index.html#sybs 今回アッセンブルをお願いしたバリーバニオンゴルフのHPは http://www.ballybuniongolfinc.com/ |