HiBOREのクラウンはどんなにへこんでいるのだろうと、興味があった方は多いかと思います。このHiBOREの特徴は、上から構えた時に見えるヘッドの大きさは460ccクラスで、普通の形状のドライバーのシェイプそのままの形です。

また、ソール面積を広くしているのですが、その大きさは通常のドライバーの形状で換算した時に500ccオーバーのドライバーに匹敵する大きさとのことです。フェース面は上の写真の通り若干シャロー目の形状で、ソール面積を大きくし低重心化を実現し、さらにこのフェース形状を採用することでボールを上がりやすくしているとのことです。

構えた時に見える形が違和感があるのではないか?と思われる方が多いと思いますが、意外に構えてそのへこみは違和感が感じられません。ヘッドの色が艶消しになっているおかげで、写り込みなどが抑えられているので違和感を感じないのかもしれません。

  

ソールはかなり広いです。その中に「CG」マークとHiBOREのロゴが配置されているシンプルな物です。


日本仕様のシャフトはマミヤオーピーのHiBORE専用AXIV。色は薄いえんじ色で手元部分はAXIVの4軸構造が見えています。実際に打ってみたロフトは8.5度、9.5度、10.5度、各フレックスのシャフトの感触と、ボールの上がり具合などを比較しました。

 

上の写真は自然光の下で撮影した画像です。太陽の下でもやはり塗装の効果でヘッド形状に違和感は感じません。

さて実際に打ってみた感想です。構えた感じでは、ロフト表示より若干多めのロフトに見えるので安心感があります。

シャロー気味に見えるヘッドですが、 若干アップライトなライ角なのでボールのつかまりは非常に良いので、軽いドローボールが出やすいクラブです。さらにAXIVシャフトの独特のシャフトが走る感じもプラスされ、易しくボールがつかまります。

最近のクラブはディープフェースが多く、重心位置も高いため、下目にあたると飛距離が伸びませんが、このドライバーは低重心なので、一般的なゴルファーに多い下目の打点であたった時に最大飛距離が得られるようです。逆に、高い打点で当たった時は若干打音も高めで、飛距離も少し落ちるようです。ただし、低重心とは言っても球が吹け上がるようなことはなく、力強い弾道で飛んでいきます。打点はトウ側で当たるよりヒールに近い方が打感、音共に良く飛距離も出るようです。

私も実際に打ってみるまでは、構えた時の違和感、打感も悪いのではないかなどという不安がありましたが、実際に打ってみるとその操作性の良さ、飛距離に驚きました。

Cleveland GolfではHiBOREの専用HPが公開されました
http://www.hibore.jp/

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