一本は最近雑誌などでもたまに紹介されている「9003」です。このネーミング「おっ!」と思った方は多いと思います。「9003」と言えば、BRIDGESTONEの契約プロが使っていたシャフトのコードネームと同じで、その頃はプロに支給されるものだけで、一般向けには「9003α」という名前で市販されたこともありました。当時の「9003」は90gくらいの重いシャフトでしたが、これを軽量化したモデルが今回の「9003」で70g台後半の重量になっているようです。 もう一本のライトブルーのシャフトはまだ名前もついていない状態のプロトタイプで、詳細はわかりませんでしたが、色は綺麗でした。 これら二本については参考出品と言うことで、まだ詳細は決まっていないとのことです。もちろん発売時期も、発売するかもまだ決定していないとのことでした。
今年のCallawayはフェア直前に発売になったHYPER ERCも興味津々だったのですが、なんと言ってもODYSSEYの新パターの前にはたくさんの人がいました。 上段はANSERタイプ、下段はANSER 2タイプです。この他にマレットタイプもあったのですが、撮り忘れました.....。重量感もあり、いままでのソフトフィーリングとはまったく違ったソリッドな打感を想像させる質感でした。 上の写真は新たに追加になった「MARXMAN」と言うシリーズで、WhiteHot XGシリーズと同じインサートが採用されています。 上の左側の写真は2007 BIG BERTHA 460 Driverで、赤のアクセントがかなり目立っていました。アイアンも同じ感じのデザインで展示されていました。右の写真は、昨年のPGA Showのレポートで紹介したフィッティング用のツールで、「OPTI FIT SYSTEM」と言うものです。これは今回のCallaway Groupの出展の中で一番興味がそそられるものでした。ずいぶん前にZEVOと言うメーカーのフィッティングのシステムがありましたが、それに非常に似たものです。このシステムがあれば、いろいろなシャフトとヘッドのバリエーションが簡単に試せるのですばらしいですね。
TaylorMadeでは特に目新しいものの出展はなかったのですが、すでに発表になっているSUPER QUADが展示されていました。 今年の初めには限定でSUPER QUADが先行発売になっていましたが(USにおいて)、国内での発表になったものはTPではなく、MWTのプリントが入る普通の低反発仕様のものです。ソールや、フェース面などは全体に黒っぽい色になっていて、精悍なイメージになっています。 「SUPER QUAD」のほかに、久しぶりに懐かしい名前のシリーズが発表になりました。それは「BURNER」シリーズで、昔メタルウッドが出た頃にこの名前でドライバーを出していましたね。そして、右の写真は新しいパターのシリーズで、RSIが採用したモデルたちです。
FOURTEENのブースは今年も大きくなり、いくつかの新商品、参考出品もされていました。 左のJC707は460ccのドライバーで、ソールのデザインも字体ががらりと変わりました。若干バルジのついたフェース面は構えたときの景色を良くしてくれています。9度のヘッドと、10.5度のヘッドがあったのですが、9度のヘッドはフェースアングルもストレートに近い感じで形状もヒール側が厚くなく、良い形でした。46.5インチがオリジナルの長さとのことですが、今回はまだ参考出品とのことでした。でも、ここまでデザインもできていれば発売も夏くらいにはありそうですね。 真ん中と右の写真はPC-660ですが、70才前後のゴルファーをターゲットとしたアイアンで、とにかく易しい感じが伝わってくるアイアンでした。番手も#4からP/Aまでの設定で、P/Zで47度の設定になっています。特徴的なのは、ネック素材にW-Fe-Niが採用されていています。Wはタングステンですので、ネック側の重量をアップしている作りになっています。 上の右の写真は参考出品のキャディバッグで、色はFOURTEENのイメージとはまったくマッチしない?ピンクでした。右はプロ仕様のキャディバッグで、こちらは発売になるそうです。
FOURTEENのブースの反対側にあったコンセプトのブースでは最近発表になったBM500と、新しいデザインになったCP Series、キャディバッグの参考出品などがありました。 上の左の写真はBM500で、旧BMアイアンの面影を残しつつ、進化したヘッドとのことです。右は参考出品だったのですが、これまで発売になっていないスタンド式キャディバッグです。 このBT-160は、今回新たにラインナップに加わったもので、カット前の長さが47インチある長尺対応のシャフトです。 上の写真はシャフトプリントがリニューアルされたCP Seriesです。スペックに変更がないとのことですので、シャフトカラーが少し濃いめのシルバーメタリックに変わったところが変更点になります。
ROYAL COLLECTIONのブースでは、都丸氏が削ったマッスルバックアイアンが参考出品されていました。 肉厚のマッスル部分に特徴的な削りが施され、ミラー仕上げされたアイアンは実に美しいものでした。でも価格はかなり行ってしまいそうとのことでした。 こちらは今回初公開のウェッジですが、これも最近の都丸氏の削りが再現された形状のウェッジでした。DB Wedgeの後継モデルとしての発売になるようです。 こちらはRC★fdドライバー
マグレガーゴルフのブースではなんと!Bobby Grace氏にお会いすることができました。ほぼ毎年ゴルフフェアに来ているようだったのですが、なかなかお目にかかることができず、今回初めてお会いすることができました。 パッティングマシーンを微調整しながら、新しいパターのデモンストレーションの用意をするボビーグレース氏です。パターはFACE-OFF DCT PUTTER SERIESで、「どこで打ってもミスヒットにならない」 というパターです。 上のパターは「DCT 1」でメタルインサートが採用されたモデルです。メタルインサート仕様のものは、一番外側にメタルプレート、その下にウレタンプレート、その下に6061アルミニウムが重ねられています。 上の2種類のパターは表面にウレタンが採用されたもので、メタルプレート採用モデルのメタル部分が無くなったのと同じ作りで2層の作りになっています。DCT 1はちょっと気になりますね〜。もちろんこの2種類のインサートは付け替えができるようになっています。 次回に続く..... |