PINGから年内に発売になる「iWi Series Putter」は「Anser f」等に採用された金属のインサート以来の金属製インサートの採用となりました。ボディーは17-4ステンレスの鋳造ヘッドで、フェース面に304ステンレスのインサート、そしてソール側には調整可能なウェイトポートがあります。

 ヒール側と、トウ側にネジ止めされているのがウェイト



上の左の写真がフェース面の写真ですが、304ステンレスのインサートは、やはりボディーのカラーより白っぽいです。そして、右の写真の通りインサートの下の両側にはまた違った模様が入っています。

インサートの内側にはソフトウレタンが入っており、しっかりした打感(打音)を実現しつつも、柔らかいタッチを得られるようになっています。



通常パターを購入すると一番左の12gのウェイトがヒール側と、トウ側に一つずつ付いています。真ん中と右の写真は別売りのウェイトで20gと28gがあります。ヘッドウェイトはモデルによっても異なりますが、350g前後のヘッド重量があります(CRAZ-Eなどは370g)。ですので、ANSERなどのヘッド重量が軽めのヘッドでも、380g以上のヘッドウェイトに調整が可能です。

またヒール側、トウ側のウェイトに違う重量を入れることで、パッティング時のボールのつかまりもコントロールできるようになりそうです。



ウェイトを外すと、薄いウレタンのような物が貼られており、振動を抑える構造になっています。

 

上の画像は別売り(9,975円)のウェイトキットです。専用のレンチとウェイトが4個、予備のネジが2個付属します。

 

グリップはまたもやWinn製のグリップです。かなり目立つ黄色が入ったデザインです。グリップはもちろんカスタムオーダーできるので、ノーマルのラバーに変更することも可能です。

パター自体の価格は31,500円。CRAZ-Eのみ35,700円です。実売で2万円代半ば程度でしょうか。KARSTEN Seriesのほぼ倍。ウェイトキットも購入すると倍以上の価格になりますね。304ステンレスの打感が受け入れられるか、ウェイト交換の効果がどのくらいあるかの実証も必要でしょうね。

どちらにしても発売が待ち遠しいパターです。「iWi Putter」のラインナップは以下の6種類です。

●ANSER


●B60


●D66


●Zing


●Half CRAZ-E


●CRAZ-E