フィッティングが終了し、ほぼ頭の中で固まった要求をまとめつつ隣接する部屋に移動し、オーダーするクラブの仕様について色々話をしました。 その部屋のショーケースの中には、MIZUNOの鍛造段階のヘッドや、ヘッドサンプルが並べられていました。 まずはカスタムオーダーが可能な刻印の種類や、刻印位置などのイメージを何種類も見せてもらい、その中から自分のイメージにあった物を選びました。 上の左の写真はMP-33の刻印サンプル、右はMP-30の刻印サンプルです。この他にも物理的に可能な位置であれば、刻印は可能とのことでした。 次にヘッドのフィニッシュの種類を選んだのですが、実際に見ることができたサンプルの一部ですが、下に写真を撮りました。 上の写真の左はフィッティング時のカルテと、ヘッドサンプルです。右の写真を見ていただくとわかりますが、光沢のある物からサテンフィニッシュ、色も薄い金色だったり、若干黒っぽい色だったり、真っ黒だったり相当な種類がありました。 色々悩んだ結果今回は右上の写真の一番上にある写真と同じサテンフィニッシュを選びました。そしてできたのが書きのオーダーシートです。 左側のシートはロングアイアンのMP-30のオーダー内容で、最初3、4番をMP-30にするか、3〜5までをMP-30にするか悩んだのですが、せっかくやさしい上がりやすいクラブを選ぶので、5 IronもMP-30にすることにしました。 右側のミドルからショートアイアンですが、ヘッドはMP-37にすることにしました。理由はヘッドの長さ(重心距離に影響していると思われた)で、MP-33は面長だったので、MP-30との統一感からMP-37を選びました。 次に自分の中で重要だと思っているライ角は、それまで使っていたMB5002のライ角を基準に考え上の表の通りになりました。もちろんMP-30からMP-37への流れはスムーズになるように設定されました。 次に色々試打しているときに感じたトップラインの厚みに関して、MP-33のシャープさが気に入っていたので、トップラインが厚めのMP-30及びMP-37のトップラインをMP-33並にグラインドしてもらうことにしました。ヘッドはメッキ前の状態から調整するので、この辺の調整は容易に可能とのことでした。 次にMP-37は若干バンスがきつめなので、バンス後方のバックフェース側の部分をラウンドするように、MP-30っぽいグラインドをMP-37に施してもらうことにしました。 最後にMP-37のFP値がちょうど良かったので、MP-37のロングアイアンのFP値を、MP-30のロングアイアンに適用してもらい、私にとっては若干グースを感じるMP-30を少しストレートにしてもらうことにしました。 長さはグリップ装着時の長さでオーダーし、シャフトはDG S200、グリップはツアーベルベットラバーのバックライン無しにしました。これでオーダーは全て終了あとはできあがりを1ヶ月ほど待つだけです。 |