- FACTORY -

フィッティングおよびカスタムオーダー終了後、FACTORYの中を見せていただきました。

 

上の写真はプロ用のヘッドの元でこの状態からどんな形でも削り出すとのことです。これは持たせていただきましたがすごい重さでした。プロのヘッドはこの状態から実際に使う状態まですべて手で研磨されるそうです。確か2kg位あったと思います。

 

上の写真はバランス計と、ヘッド重量の調整に使う様々な重さのウェイトです。

  

見学したときに作られていたヘッドですが、モデルはMP-33でレフティーのクラブでした。ちょうどミケルソンが日本に来ているときだったので、もしかしたらミケルソンの物かななどと勝手に思って見ていました。
左上の写真は、できあがったヘッドのフェース面に色が塗られています。このフェース面にスコアラインを入れる作業を見せていただきました。真ん中の写真はヘッドを固定し、スコアラインを入れる道具が右側に見えます。右の写真は実際にスコアラインとスコアラインの幅を合わせてラインを引く前の確認をしているところです。

 

上の写真は実際にスコアラインを引いているところです。この作業を全て手作業で行っています。プロの道具はここまで細かくやっているんですね。実に細かい作業です。線を引いたらこれを彫刻機でスコアラインを引いていきます。この作業とメッキ以外はここのスペースで全てできるそうです。

 

上の写真はアッセンブルしているところです。工場の中はゆったりしたスペースで、各工程が効率よく行われていました。

  

上の左の写真はシャフト用のカーボンのシートを巻く作業です。真ん中と右の写真はシートがまかれ全ての工程が終了し、シャフトができあがっているところです。

この通り、MIZUNOでは全て自社工場でアッセンブルが行われ、さらにプロ用のクラブも同じ場所で作られていました。今回量産品と、プロ用のクラブの製造工程を見ましたが、まったくそれに費やされる時間が違いますね。プロに支給されるクラブの良さをあらためて知る見学でした。



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