注文から約1ヶ月後Golf Today編集部から連絡をいただき早速取りに行ってきました。長い長い1ヶ月でした。

　これです！イメージ通りにできあがっています！

オーダー通り3〜5 IronがMP-30、6〜PWがMP-37。フィニッシュはクロムメッキのサテンフィニッシュ。完璧です。

　

上の左の写真は6 Ironです。この写真でもトップラインのグラインドあとがわかると思います。右は5 Ironですが、こちらも同様のグラインドが施されています。MP-37の方が若干ホーゼルが長めになっているのもこれでわかっていただけると思います。

　

コンボアイアンのつなぎ目の5 Ironと6 Ironを並べてみました。左の写真は、この角度から見ると、トップラインが削られているのがわかりますね。下にその説明をしたのですが、そこの写真よりわかりやすいかもしれません。右の写真はフェース面から並べたところですが、左がMP-37、右がMP-30です。若干右のMP-30の方がヘッドが大きいのがわかると思います。

　　

上の写真はトップラインを薄めにしてもらったところをわかっていただこうと思い撮った写真なのですが、オリジナルの写真がないのでわかりにくいと思いますが、オリジナルのような重い雰囲気はこの変更でかなりすっきりしました。一番右の写真のように、5 ironと6 Ironを並べても違和感なく同じイメージでグラインドされています。完璧です。

　　

上の写真はソールのグラインドを見ていただきたいのですが、真ん中の写真を見ていただくとわかりますが、本来バンスが多めのMP-37ですが、オリジナルのバンスを削らないように、抜けの良さを実現するようにバックフェース側を落としてもらいました。5 Ironの方は元からこのような形状になっているので、どちらかというと、バンスを残しながらMP-30の形状にMP-37を合わせてもらったという形になっています。

一番右の写真はFP値を変更した部分を説明するつもりで撮った写真です。右が本来FP値が小さいはずのMP-30ですが、グラインド前に少しFP値を大きくするような調整をしてもらいました。友人のMP-30と比較しましたが、構えた感じはまったく別のアイアンと思えるほど自分にとっては構えやすくなっています。

現在三浦技研のアイアンを使っており同じようにコンボセットになっていますが、やはりつながりの部分の違和感は慣れたとは言え、やはりフィニッシュは同じで大きさももう少し近い方が良いなと思っていました。ですが、今回のコンボセットはフィニッシュも同じでヘッドサイズもほんの少し大きい程度。これだといいですね。

このようにMIZUNOでは今までに体験したことのないようなフィッティングとカスタムオーダーを体験できました。カスタムオーダーの部分は簡単な刻印などのオーダーはエスポートミズノでもできるとのことでしたが、やはり一度はミズノテクニクスまで行ってフィッティングと、カスタムオーダーをしてみたいですね。
ミズノテクニクスでのフィッティング&オーダーはMIZUNO GOLFER'S LANDの会員であることと、事前の予約が必要です。詳細は下記URLをご覧下さい。

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約2ヶ月使ってみて.....

到着後練習場及びラウンドで使ってみました。今使っていると三浦のアイアンと比べながら色々やってみましたが、そのアイアンを使い月例優勝したり、70台が3回出ました。ロングアイアンに関してはやはり構えたときの違和感のなさや、程よい大きさの安心感は三浦のアイアンより良い感じです。
ショートアイアンに関しては基本的にコンセプトが似たアイアンどおしなので大きな変化は感じませんでしたので、違和感なく移行できました。打感はやはり三浦技研の方が良かったのですが、他のメーカーの軟鉄鍛造アイアンと比べると、MIZUNOの軟鉄はやはり良いです。

　　ミドルアイアンと、ロングアイアンの比較です

こうやって並べてみるとやはりMP-37もやさしそうに見えますね.....。3アイアンもソール面は大きめになっているのがわかります。7アイアンはかなり違いますね。

ということで、なんの問題もなく使っていけそうなのを確認しましたが、いくつか気になる点も出てきました。
今回DynamicGoldのS200でオーダーしたのですが、若干今までの三浦技研のS200より硬く感じました。調べてみると振動数で下記のような違いがありました。

実際にソール面を合わせてファーストステップの位置を比べてみましたが、やはり違っていました。

　下がミズノの7番、上が三浦の7番です

MIZUNOの組立では番手をすらしたのと同程度の違いが出るようです。約半インチ分ファーストステップの位置が下にずれています。これはオーダーする場合気をつけなければなりませんね。