PART IV
ここではみなさんから寄せられた質問などに関してQ and A形式で掲載します。偏りがあるコメントしかできないかもしれません。ですが、いままでゴルフというものをしてきて、道具のこと、プレーのこと自分なりに考えがある程度まとまってきました。その経験を利用し、みなさんが遠回りせずにゴルフが上達するような手助けができればと考えています。私のような者の意見でも参考にしていただけるのであれば喜んでお答えします。
KENさん Question 120 1Wの容積規制に関して R&AおよびUSGAが打ち出した1Wの容積規制の件ですが、現在400ccクラスのヘッドを使っているユーザーには大いに気になる問題ですね。もれ聞く所によると日本国内の公式競技/国体などの試合にはごく近い将来360cc以上のヘッドが使用出来なくなるそうですね? 私事ですが、現在テーラーメードの"XR-03"9.5度を使っています。 やや弾道が高いので8.5度に乗り換えようと計画しているのですが、今年早い時期に規制となると考え直さなければなりません。 また規制は実施するが1年先、とかですとまた違っていますし・・その辺の情報等お教え願いたいのですが、宜しくお願い致します。私の勘だと今春あたりでしょうか? そうなるとまた新たな1Wを探さなくてはなりませんからね(ものすごく調子良いですよ、テーラーが・・涙)、次はプロギヤのTRあたりでしょうかね?飛ばない者達にとっては・・ Answer 120 先日出た週間ゴルフダイジェスト(1/22 新春特大号)に細かく出ていましたね。ただまだ本決まりと言う状況ではないようです。ただ決まってしまえばすぐ施行されるようです。今回の規制に関してはUSGAが設定を考えている物で、今の話だと385cc以上はだめで、さらに長さの方も47 Inch以上は違反と見なすとの方向で考えているらしいです。 その記事にも書いてあったことですが、2002年の2/19までにメーカーや周囲の反応を聞いたあとサイズの制限に関しては正式に決定になるとのことです。正式決定後は即施行になるとのことです。長さの制限に関しては、2004年1月施行されるとのことですので、こちらはほぼ決定のようです。 クラブのサイズに関してはクラブの伝統を守るために今行動を起こす必要があるとのコメントも出しているようなので、間違いなく本気でしょう。 このヘッドサイズの制限の根拠はゴルフルール付属規則II-1aにある「クラブは伝統と慣習に大幅に反する形状と構造の物であってはならない」という条項に対する物だそうです。 反撥計数の時のようにルールに違反することが飛ぶことの証明のような使われ方をしないためにこの条項に対する違反ということにしたとかいう解釈をしている人もいるようです。 けっこう使えなくなるクラブはあるでしょうね.....。 広島県在住のダックさん Question 119 IZ-70、CP01、CP02の違いについて チョットお聞きしたいことがあります。現在V700ロフト8ーのTD−02(MK)のXを使用しております。 先日、BSの試打会があり、そこで打ったV700の伊沢モデル(8°IZ-70 X)が大変気に入ってしまいました。しかし、定価115,000円と非常に高価でチョット手が出ません。 そこで、以前ネットで見た伊沢プロ使用グラファイトデザインCP−01なるものはどうかと考えております。YOSHIさん、CP−01とIZ−70は全く同じものか、違うとすればどこがどう違うのかご存知でしょうか。またCP−02はCP−01、IZ-70とどう違うのか教えていただけますでしょうか。 Answer 119 IZ-70のXが気に入るとは相当のハードヒッターなのでしょうね。残念ながらIZ-70とCP02は同じ物ではありませんね。ただ、伊沢プロがCP01やCP02を試しているのはいろいろは人の話から間違いないと思いますので、IZ-70の原型になったモデルと言うことはいえると思います。ですのでフィーリングは似ている部分が多いと思います。 私の感覚ではCP02はそれほど力が無くてもフレックスを落とせば弾いてくれるシャフトで、IZ-70はフレックスを落としてもボールを上げることができなければ使いこなせないシャフトだと言う印象です。IZ-70を気に入っているとのことですので、CP02(X)を入れたとしても若干物足りなさを感じるかもしれません。ただコースで無理なく使える易しさという点ではアマチュアにはCP02の方が私は楽なのではないかと思います。重量やトルクなどのスペックではほぼ同じデータが出ていますね。ですが実際振ってみるとやはりIZ-70の方が手強い感じがします。CP01はCP02に比べて力がないと弾かないと言う点ではIZ-70よりな気がしますが、IZ-70の硬さの中にあるしなりはCP01には感じられないような気がしました。CP01の改良版がCP02になっており、プロなどの評価もCP02の方が高いという話を聞いています。CP01はすでには生産終了しておりこれから買うならCP02になると思います。 福岡県在住のnaokiさん Question 118 TaylorMade R320のリシャフトに関して 現在、テーラーメードR320 9.5°FTG+ S 45.5インチを使用しておりますが、右に真っ直ぐプッシュアウトする事が度々。ゴルフスクール先生にスイングを見てもらうと振り遅れ気味の様です。しかしアイアンはいい感じに前に飛んでいるので難しいところです。ちなみにアイアンは B/S JOEキャビティ U.SSPEC ライフル6.5です。 45インチにカットし、リシャフトを考えているのですがおすすめはどれでしょうか?ちなみに身長168cm ヘッドスピード 44です Answer 118 長いクラブだとやはり振り遅れが出てきますよね。私も45 Inchを使っているときに振り遅れは何度か指摘されました。意識の持ち方で遅れないようにすることはできるのですが、他のクラブ(特にアイアン)に影響が出るといやだったので、今は44.5 Inchを使用中です。 半インチカットとのことですので、今お使いの物をそのまま手元をカットしてみるのも良いのではないでしょうか?もしシャフト全体を変えると言うことであれば、周りの人で成功している事例を言うと、FUJIKURA VistaPro70、G007などですね。全体を変えるのももったいないので、とりあえず半インチ切ってみてはいかがでしょうか? 石川県のGONZOUさん Question 117 リシャフトに必要な工具は? 自分の住む町近辺には、ゴルフショップがなく、一番近くの大手量販店まで、車で二時間ほどかかってしまいます。そこで、自分自身でクラブチューンナップ(主にリシャフト)に挑戦しようとおもっています。 これから作業するにあたって、最低必要な工具や材料等を教えてください。(ちなみに、グリップ交換〈再使用〉は、自分でできるようになりました。)素人が、クラブチューンするのは危険でしょうか? Answer 117 二時間だとかなり遠いですね。私が今揃えている物をリストしてみましょう。 簡単な万力(これは折りたたみのWORK BENCHにつけてしまっています) シャフト抜き機(これは必須、ゴルフ用の部品屋さんで購入) ヒートガン(これは必須、ゴルフ用の部品屋さんで購入) シャフトを万力で挟むときのゴム(ホームセンターに売っています) シャフトを切るときの金鋸(ホームセンターに売っています) 色々な大きさのセル(ゴルフ用の部品屋さんで購入) セルを入れるときの道具(これは入らないシャフトで自作可能です) 木槌(金槌でも代用可能) ガソリン(グリップ装着時に必要) グリップ装着用両面テープ(ゴルフ用の部品屋さんで購入) 簡易のバランス計(仮組みするときに必要です) 仮組み用グリップ(使い古しの物でバランスを計るときに使います) アセトン(ホームセンターに売っています) 紙ヤスリ(ホームセンターに売っています) 金ヤスリ(ホームセンターに売っています) エポキシ接着剤(ゴルフ用の部品屋さんで購入) とりあえずざっと書いてしまいましたが、これくらいは最低必要ですね。 ホームセンターで買える物もたくさんありますが、シャフト抜き機や、ヒートガン、セルなどはやはりゴルフ工具を売っているところで買うしかないでしょうね。私がよく利用しているのは下記のGeotech Golfさんです。 http://www.geotechgolf.com/ ここでは様々な部品、計測機器、シャフト、ヘッドまで何でも揃います。アクセスしてみてください。 またリシャフトの方法やその他色々な方法を写真入りで紹介してくれています。 兵庫県のYOSHIさん Question 116 オイルカンフィニッシュの刻印の色抜き Inspired by Brad Faxon 入手しました。構えてみたところ、貴兄のおっしゃるように黄色の刻印が気になりました。シンナーを使用してみたところ、オイルカンフィニッシュが先にやられてしまうように思えました。黄色の色抜き、どのような方法が良いのですか? Answer 116 以前持っていたOil Can FinishのNEWPORTは剥離剤を使って問題なく塗料だけ剥離することができました。多分今回のフィニッシュも問題ないかと思われますが、念のためソールなどの目立たない部分で試してからやってみてください。シンナーは確かにちょっと怖いですね。アセトンなら大丈夫だと思いますが、これだけでやろうとするとすごく時間がかかってしまいそうですね。 三重県在住のEI(36才) Question 115 TourStage X500のリシャフトについて シャフトについての質問です。最近までは975D(7.5゜)にバイメトリックスS(44.25")を挿していました。 これまであまり興味が無かったのですが、中古店に230チタンエイト(S)が格安であったため衝動買いしました。これが思いの外調子よく、同じような感じのX500(TD-O3+、X)もいいのではないかと 思い中古で購入しました。しかし、45"のシャフトが問題なのか230より頼りなく感じ、しっくりきません。 X500のヘッドは結構気に入っているためリシャフトを検討中ですが、44"程度で230チタンエイトの硬度S程度に似たシャフトはどんな物がありますか?差し替えてもいいんですが、出来れば230はこのまま残したいのです。よろしくお願いします。 Answer 115 975Dにバイメトリックスですか、重そうな組み合わせですね。そういう道具を使っている人が230 Titan Eightを衝動買いする理由がよくわかりませんが(笑、でもわかる気もします)、それがきっかけで、X500も良いかなと思ったということは新しい出会いのきっかけになったわけですから結果的には良かったのでしょうね。 230 Titan Eightのシャフトはボロンの入ったシャフトですね。私も230 Titan Eightを使っていた時期がありましたが、そのときはこのシャフトが合わずに、J'sから抜いたHM-80(X)を入れて使っていました。ただEIさんのようにこのシャフトがマッチする人も周りには多くいました。私には硬すぎて(Xだったので)、HM-80の同じXより硬い感じがしました。 今手に入るシャフトメーカーの物でBORON系の物はあまり見ないですね。オークションを見てもあまりシャフトだけでは出ていないですし.....。やはりどうしてもと言うことであれば、230のシャフトを抜いて使うのが良いのではないかと思います。また格安の物を探しましょう。でもシャフト代程度と思って買える金額で.....。それで納得がいく金額でなければ230のシャフトを使うしかないですね。あのシャフトは少し変わったシャフトですのであの感覚が得られるシャフトはなかなか無いと思います。 群馬在住 RINGさん Question 114 練習方法について 先日のコンペにて雨の中、非常に考えさせられる事がありましたので質問させていただきます。 ダウンスイングで右肩が突っ込むような気がしています。その為、クリーンに打てず、左に引っかけたり、ダフったり、飛距離が落ちたりします。悪天候の中、気持ちが急いていたのかも知れませんがこれからの練習課題として直していきたいと思いますので良い練習方法やヒントになるような事をいただければ幸いかと思います。 気をつけてしていた練習ですが ダウンで左腰を左サイドに移動する。(バンプと言うのですか?) 右肘を落とすイメージでダウンする。 左腕主導で振る。 などですが、この場合ヘッドが早く降りてきて思いっきりボール手前をダフリます。(ドライバーでも)何処が悪いのか不明です。肝心な所で悪い癖が出て涙物です。 Answer 114 私も同じ悩みを持っていました。近々レポートしますが、テニスのストロークの動きでは肩の高さを変えずに水平に回転するのが基本です。その中で膝を使った上下の動きも入ります。この動きをゴルフに当てはめようとすると、RINGさんのように上半身を回すタイミングが早ければ左にひっかけ、遅すぎればプッシュアウトになってしまいます。 私も最近意識しながら練習している内容はRINGさんの練習と非常に似ています。その場で回転しようとしていたため体重移動がうまく行っていませんでしたので体重移動をしっかりするようにしています。それと水平な回転運動にならないように背骨を軸にインサイドからおろし、上半身が立たないように気をつけています。それと右手で打とうとすると右肩が出てきてしまいますので、左手主導とまでは思っていませんでしたが、力を入れすぎないようにと思いながら練習しています。 それと重要なのはゆっくりしたリズムで無理なくスイングすることです。早く振るほどタイミングに左右されやすいのが方向性だと思います。ですのでゆっくりしたタイミングで振るという部分を取り入れてみてください。スイング中にゆとりができればインパクトに集中できるはずです。 東京都在住のはなさん Question 113 スチールシャフトの抜き方について ウエッジのガンブルー処理をしてみようかと思っています。 まずメッキを剥がすのに、シャフトを抜く必要があると思います(メッキ剥がしはPLATING TECHNOLOGYさんにお願いしようと思っています)。スチールシャフトなので自分で抜いてみようかと思っていますが、やったことがないのでやり方を教えてください。 以前雑誌で、スチールシャフトはネックをガスコンロであぶってヘッドをふんずけてシャフトを引っ張れば抜ける、なんて乱暴なことが書いてあったのを読んだことがあります。本当でしょうか? 本当だとしたら、気を付けることはありますか? Answer 113 そうですね。Wedgeのメッキ剥離にはシャフトを抜くことが必要です。 今回はスチールシャフトとのことですので、質問に書いてあるとおり、乱暴なやり方で大丈夫です。最近ホームセンターで100円ライターをバーナーのように使えるようにする物とか、ガスボンベからガスを入れてバーナーにする物など売っていますので、それを使われるのはいかがでしょうか? もしくは熱湯の中に浸けることで抜けてしまう場合もあります。確実なのはやはりバーナーでネックの部分を集中的に熱することですね。 熱したあとはおっしゃるようにヘッドを踏んだ状態でグリッと回せばすぐに取れます。気をつけることは、バーナーなどを使うとオリジナルのセルがだめになってしまいますので、入れ直すときは新しいセルを用意する必要があります。オリジナルのセルを再利用する場合、やはりバーナーではなく、ヒートガンが必要になります。 千葉県在住のS2H2さん Question 112 体重とクラブ重量の関係について 体重とクラブ重量に関することで質問があります。 私の体重は平均的な日本人の1.3倍程度なのですが、これって「平均の1.3倍の重さのクラブを使える」という訳ではないですよね。感覚的には多少重い(1.05〜1.1倍くらい)クラブで丁度良いような気がしておりますが、この件に関してはどのように考えればよろしいのでしょうか。よろしくお願いします。 Answer 112 難しい質問ですね。1.3倍というと100kg近くある感じでしょうか?体重があれば下半身は安定しますが、回転運動がしづらくなりますよね。ただ身長がわからないので、均整の取れた体型の場合と、そうでない場合で違うと思いますが、どちらにしても体重が重いからと言って、重いクラブが使えるというわけではないと思います。 やはり重いクラブを振るには腕力はもちろん、重いクラブに振り回されないしっかりした下半身、それと握力も必要だと思います。重いクラブでも普通のクラブと同じように振れて、重くしたことによってそれなりの効果が実感できるのであれば、それは重いクラブが良いのだと判断できると思います。ご自分の感覚で若干重めがあっているということであればあまり体重などと関連づけて考えずに、その間角を大事にしていってはいかがでしょうか? 千葉県在住のノーマンたつさん Question 111 ゴルフ向けのトレーニングは下半身強化? ちょっとゴルフスウィングについての質問なのですが、ゴルフは下半身重視のスポーツでありプロや上級者の方のスィングを見ると微動だにしない下半身から繰り出すショットが見受けられます。あるレッスンプロの方が、サッカーやラグビー経験者はゴルフが上手くなると言っていました。これは、下半身を強靭に鍛えているからだと思うのですが・・・・toshiさんの考えとしてはどうでしょう?? 自分も、それに近いスイングを目指したいのですが、一般サラリーマンだと中々スポーツジム等に通うのも 難しくまた、どこをどう鍛えれば良いのかも分かりません!toshiさんは、テニスのインストもされているとの 事ですが何か手軽に出来る良いトレーニング方法はないでしょうか?また、toshiさん自身は、何かゴルフ用のトレーニングをやられていますか? Answer 111 下半身は確かに大切ですね。スエーも下半身がしっかりしていれば動くことはありませんし、ダウンでしっかり足の裏で地面をつかむようなイメージも持ていると思います。だからといってサッカーやラグビー選手がうまくなると言うことは安易に結びつけられないと思いますが…..。 やはりその素材を活かせる動きをする必要があるわけで、それをいかに早く自分に取り入れられるかが上達と密接に関わってくると思います。 普段のトレーニングですが、私は特にやっていません。ただ気をつけていることは階段くらいですかね…..。階段をつま先で上がらずに、足全体で上がるようにしています。これって結構効きますよ。それと電車で座れなくて、満員の時、つま先立ちしていることもありますね。それとなるべく左手は使うようにしています。 ゴルフ用のトレーニング(とは言えないかもしれませんが…..)はそんなものですね。そうそう、つり革は必ず左手で持っています。 あと時間があったら練習できなくても素振りはしています。素振りは筋肉に覚え込ませるために非常に効果的です。目指すスイングが固まったら素振りも重要な練習です。 ○○在住の16000さん Question 110 シャフトの中に接着剤を入れるチューン? 以前練習場でクラブをいじくりまくってるオヤジから聞いたんですが、シャフトの中に接着剤を先端から10〜15cmほど詰めると飛ぶようになると言っていました。また、プロのクラブでその様なチューンを施してあるモノがあるとも言っていました。 しかし、私としてはバランス云々は長さやヘッド、グリップ等で調整が効くとしてもシャフトの先端にそんなに詰め物をしてしまうと破損しやすくなるのでは?と思いあまり意に介さなかったんです。しかし、今回TMの300Tiを譲って貰いVistapro70(S)を44.5incで挿した所ヘッドが軽すぎてどうしてもバランスが出ず、やむなくシャフトに相当量の鉛を入れてD2にしていると言う状況です。ただ、私の場合サイエンスアイの計測で51〜52m/sほどヘッドスピードがあるのでVistapro80(X)へのリシャフトを考えているのですが同じ系統のシャフトを使う以上やはりバランスを出すには相当量の鉛をシャフトに入れるかヘッドに貼るかしかないですよね(発泡剤を入れてくれるところが近くにない)そこで思い出したのが上記の方法なのですが、この様にシャフトの中に詰め物をするチューニングって知っていますか? Answer 110 10cm〜15cmというとかなりの量ですね。さすがにこんなに入れたことはありません。ヘッド重量が足りなくて、タングステンの粉などをチップ側に入れたことはありますが、今回の場合接着剤(多分エポキシですよね)を入れると言うことですので、どんな効果を狙ってやっているかはわかりませんね。もしチップ側を重くするためにしているのであれば、接着剤だけではそんなに重くはならないでしょうね。鉛棒を入れるとか他の方法で重くした方が良いと思われます。 おっしゃるように軽いシャフトにリシャフトして、更に長さも短くするとバランスはどんどん軽い方へと動きますね。ただ今回VistaPro80にリシャフトと言うことですので、多少はバランスが重めになることは期待できます。やはりバランスが出なかったときには鉛を貼るしか方法はないでしょうね.....。 愛知県の八さん Question 109 シャフト再利用の判断基準は? 「シャフトを再利用するに当たって使用できるか使用できないかを判断する方法・許容範囲というか・・・を教えてください。」 ひょっとすると私の考え方が余りにシビア過ぎるのかもしれず、その場合は考えを改める必要も有ろうかと思います。TOSHIさんの率直な意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いします。 Answer 109 なるほど、何度も抜き差しをすることでシャフトはやせてきますよね。私も初めて自分で抜いたカーボンシャフトはぼろぼろにしてしまいました(今となっては良い思い出です)。私も何度か9003αを抜いたり入れたりしていたのでチップがかなり細くなってしまったことがあります。その際考えたのはなんとか元の太さに近い状態にできないかということで、セル管を使ったり、カーボンの粉とエポキシを混ぜてつけて固まったところで成形したりしましたが、やはり気分がよい物ではありません。特に問題はありませんでしたが、最後はやはり5 Wood用としてチップ側をカットして使いました。 ここには掲載していない文章の中身を考えると、それはもう使えるけど使いたくないシャフトですね。何とか使う方法はありますが.....。許容範囲としては、シャフトをさしてホーゼルの上部がしっかり太さがあり、シャフトのぐらつきがなければエポキシで固めることで使うことはできるでしょう。それがホーゼルの上部にがたつきがあり、そこも何とかして押さえなければならない状況ですとこれは使えないと判断しても良いのではないでしょうか? シャフトは極端に変な抜き方をしない限り細くなることはありません。細くなる原因は私が思うにシャフトを抜いた時についていたエポキシを熱いうちにきれいに取らず、あとからカッターなどで取ることによって徐々に削られていくのだと思います。ここで面倒がらずにエポキシをヒートガンで熱してきれいにとることでシャフトがやせるのはある程度防げると思います。 ○○在住のT.N.さん Question 108 ロングがグース、ショートがストレートのアイアン? テーラーメードのアイアン(300)を試打された事はありますか?小生現在使用してるBS MR-23はキツイグースでショートアイアンのセットアップに大きな違和感を感じており ストレートネックに換えようと考えております。ロングはグースで短いのはストレートというフロー(と言うのかな?)設計してる それなりのクアイアンは有りますか? Answer 108 TaylorMadeの300 FORGEDアイアンは何度か打ったことがあります。キャビティっぽい形状ですが、結構打感も重めで感触が良かったのを覚えています。 確かに300 Ironと比べるとMR-23のグースはきついですね。私が使っているV7000もグースがきつめなので、セットで使っているのは3-PWの8本で、Wedgeは出っ歯の物を使っています。 ロングアイアンはグースがあってWedgeに向かうにつれグースの度合いが少なくなると言うセットはあったような気がするのですが、今思い出せません。 プロの中でもロングアイアンだけグースがあるものを使っているプロもいます(David Duvalは2番、3番はDCIを入れて、それ以外のものはストレートネックのものを使っていましたね)。そんな構成にしてみるのも手かもしれませんね。やはりロングアイアンは若干グースがあってアップライト気味が打ちやすいです。 福岡のyuyapapaさん Question 107 PRGRのDRYシャツ日焼けしませんか? 今年の9月にPRGRのDRYシャツを購入したという記事がありましたが、あの35+というタイプは、さらさらしていてプレー中とても爽快なのですが、紫外線を透しやすい感があるようです。というのは私の友人で紫外線に弱い者がいるのですが、プレー後シャツの下も日焼けした状態だったそうです。私はそこまでなかったのですが、Toshiさんはどうでしたか? Answer 107 おっしゃるとおり、あのさらさら感は気持ちいいですね。確かに私も日焼けしたかな?と思ったこともありました。肩から胸の上の方までうっすら赤くなっていたことがありました。もしかしたらおっしゃるように紫外線を通しやすくなってしまっているのかもしれません。 ドライシャツの情報を見てみようと思ったのですが、今公開はされていませんね。でもさらさらしていて気持ちがいいけど紫外線を通しやすくなって日焼けするのでは意味がないと思うので、きっと紫外線対策もしてあるのではないでしょうか? うたい文句を見ると.....。 2001年モデルは、通気性・換気性に優れたメッシュ素材や、伸縮の大きいストレッチ素材などを使用した立体パターンを採用したウェアです。アドレス時はもちろん、人体に合わせたパターンを使用することにより着心地もアップ。身体へのシャツの抵抗を軽減しました。袖口には身体へのシャツの抵抗を軽減するカットを施し、スウィング性能をさらに向上させています。このほか気温、汗の量に合わせて選べる、従来からの『DRY SHIRTS』『DRY SHIRTS 35℃』『DRY SHIRTS 35℃+』の2001年モデルにも立体パターンを採用。フィット感に優れ、スウィングしやすい商品を展開しています。 とのことですので、紫外線対策には触れていないですね。カタログあるかな.....。 シンガポールの下田さん Question 106 Old Anserの構えやすさは違う? 今、28万円のScottsdaleが売られていますが、構えたとき、非常に構えやすかったです。今のモデルとは、大きく違うなと思いました。遠藤さん所有のものは、いかがでしょうか? Answer 106 Anserですわりのいい物はあまりであったことは無いですね。たまに見かけることがありますがだいたいネックに調整のあとがあったりします。私が持っている物も特にすわりの良い物ではありませんが、悪くはないと言った感じです。だいたい昔の物は何かしらの調整がされた物が多いです。ご覧になったのはたまたま良かったのだと思います。 神戸市在住 石井 Question 105 ガンブルーのNEWPORT TWOをToshiさんのように 早速ですが、ガンブルーのニューポート2を、Toshiさんのようにアレンジしようと思います。 そこでアドバイスをお願いしたいのです。 1.ヘッドにメッキなどの処理をする 2.シャフトを35から33インチにカットする 3.グリップはピンにする 以上のように考えていますが、1のメッキは以前の記事に出ていた、黒の艶消しフィニッシュにしようかと思います。ご使用されての感想や、完成度などをふまえてアドバイス下さい。また、他にお勧めの処理があればそちらも教えて下さい。 次に2のシャフトカットですが、バランスが出るか心配しています。ヘッドに重りを付けるのは、外観上したくないので、良い方法があればどうすればよいか教えて下さい。宜しくお願いします。 Answer 105 黒の艶消しフィニッシュは感触を変えることなく錆の心配もほぼなくなるので、非常に気に入っています。ただ、砂のついたボールを打つと傷は付きます。ただ目立つ傷ではありません。他のフィニッシュは錆の心配がありますのであまりおすすめできません。 シャフトに関してはやはり重量シャフトを使用するのが良いのではないでしょうか?そのままカットするとC Balanceになってしまうと思います。重量シャフトにすれば多少はそれが防げると思います。確かにヘッドに鉛は貼りたくないですね。私もそれはしたくないですのでなにか他の方法を考えていました。その一つがシャフトを重くすることで、あとはグリップを軽い物にするとか、シャフトの先端にタングステンの粉を入れる等です。タングステンの粉は非常に比重が重いのでいいのですが、やはり重心位置が変わってしまいそうなのでちょっと怖いですね。ですので、やはりシャフトを重量シャフトにすると言うのが一番良い方法だと思います。 米国在住のhiroさん Question 104 プランバーネックが左を向いているように見える toshiさんのおかげでPINGコレクターになってしまった米国在住のhiroです(笑) Question96を興味深く拝見しました。で、質問なのですが、昔のDaleheadなどは構えると大変素直であまり左にむいて見えません。どういうことかというと、普通のアンサー型やアンサー形状でなくともプラマーネックのものは、なぜかまっすぐ構えても左に向いて見えてしまいます。これはどうしてなのでしょうか?うちには大変良い状態のカーステンCOがありますが、これは本当に美しく、構えてもぴたっと決まります。いろいろ比べてみて入るのですがどうしてもわかりません。きき目の問題などもあるのでしょうか?それとも私の目がおかしいのか・・・こういうふうに感じるのは私だけなんでしょうか??? ちなみにアンサー型は大好きなのですが、その点が不安で、ストレートネックのブルズアイにしてみたら、パット数が若干減りました。これはこれでよいのですが・・・(笑) Answer 104 これは以前にもレポートしましたが、利き目は大いに関係あると思います。それと光の当たる方向で見え方が全く異なります。パッティンググリーンで色々な方向で構えてみてください。全ての方向から満足できるフェースアングルはきっとオープンになっているものだと思います。この微妙なオープン加減はやはり人間の手での調整が必要です。 それと左に向いて見える原因は左手の位置とヘッドを置く位置の関係も大いに関係がありますね。ANSERはヘッドを体の前に置き、若干ハンドファーストになるように構えるとまっすぐ構えられます。ハンドファーストにならないとまっすぐ見えないものがほとんどだと思います。 私が使っていたANSERも303SS NEWPORTもどの方向からもまっすぐ見えるように調整しました。その結果ハンドファーストではなくヘッドの位置と手の位置がほぼ同じになるように調整しています。 Old ANSERでも左に向いている物もありますよ。たまたまhiroさんのDaleheadは当たりだったのだと思います。 北海道のKEIさん Question 103 アイアンのスクープソールのメリット・デメリットは? いつも楽しく拝見しております。アイアンのソール形状について質問させていただきます。最近、92モデルのタイトリスト・ツアーモデル(ブレードタイプ)を入手しました。このアイアンのソール形状がスクープになっています。最近のアイアンはフラットかバンス形状の物が多いようですが、メリット・デメリットを教えていただけますか?2回ラウンドで使用しましたが、特に問題も無いような気がしました。ただ仲間からは「スクープは球は上がりやすいが、距離は出ない」と言われ、少々気になっています。 Answer 103 私も感覚的にしかわかりませんが、スクープソールはボールをつかまえやすく、上げやすいと言う認識しか持っておりません。最近のアイアンはロングアイアンはスクープソールを採用し、下に行く程バンスソールを採用しているモデルなど見受けられるそうです(それがどのモデルかはわかりませんが…..)。 また、スクープソールというのは振り抜きづらいということで嫌われているというようなこともあるようです。さらにバウンス角のないアイアンのロフトを調整して立てたりすると、スクープソールになってしまうので、注意が必要とのことです。 お使いになっていて問題が無いのであればそれを信じて使いましょう。 滋賀県在住のTKさん Question 102 Oil Can Finishの錆び取りと手入れ方法について 【NEWPORT:オイルカン:350G】の程度の良い中古品を入手しました。少し錆が発生しているのですが、オイルカンの風合いを損なわない様に錆を落とす方法とオイルカンの手入れ方法を教えてください。 Answer 102 このご質問はOil Can Finishに限らずGun Blue Finishのものに関しても共通して言えると思います。 まず傷をつけずに汚れや軽い錆を落とすにはやはりスチールウールがいいと思います。スチールウールはくれぐれも何もついていないものをお使いください。ピンク色の研磨剤がついているものがありますがこれは絶対に使わないようにしてください。 まずはパターにたっぷりベビーオイルを塗ってください。錆びたところだけでもよいかもしれませんが、均一感を出すためには全体をやったほうが良いでしょうね。たっぷり塗れたらスチールウールでこすります。錆が落ちたかどうかはティッシュでふいてみるとよくわかります。 この方法で軽い錆でしたらきれいに取れます。いくらやっても取れない錆はあまりやりつづけているとフィニッシュに影響を与えるかもしれませんのでほどほどにしておいたほうが良いかもしれません。 なお手入れの方法ですが、ガンブルーと同様ベビーオイルで手入れするのがいいと思います。 東京在住のチャカさん Question 101 OLD ANSERの色を何とか出したいのですが..... いつも月木楽しみに拝見させて頂いてます。スコッツデールの復刻版を持っているのですが、ヘッドの色がまだ日が浅くキレイなので(5年ほど経ち購入時よりも黒ずんではきてますが)なんとか何十年も経っているアンサーのようなシブイ色にしたいのですが家庭で出来る方法はありますか? Answer 101 いつもみていただきありがとうございます。 私も保存用のRemakeを2種類と、実戦用を1本持っていました。その実戦用はやはりチャカさんのように思って色々やってみましたので、そのときのことを思い出して書いています。 まずそれをやる前にどんな状況であの色が出るのかを考えたとき、条件として残ったのが埃でした。なにを言っているのかとお思いかもしれませんが、埃っぽい場所に何気なく置かれた物ほど良い色になっているのです。それともう一つ重要な要素があります。それはその埃を吸着させる物です。それは湿気であったり、たばこのヤニだったりすると思ったのがその時の見解です。 ですのでそれを実証しようと思いたばこの煙が充満した袋にヘッドを入れて見たりしました。ですが、やはり自然に経年変化した色とは違い、うまく行きませんでした。あとはガンブルーを塗ってみましたね。これはある程度うまく行きました。ですが私の目では経年変化した物とはちょっと違う色になります。黒すぎる感じですね。 ということで色々やってみましたが満足できる結果は得られませんでしたというのが結論です。やはり長くつきあうものですので、一気に年をとらせてもかわいそうなので、ゆっくり年をとらせてあげてください(笑)。一つだけいえるのは、カバーをして置いておいても色の変化は望めませんので、ラウンドの無いときは埃がたまりそうなところに少し湿気を加えて置いてあげると、比較的はやめに変色するかもしれません。 神奈川県在住のtetochan7さん Question 100 ANSER 2の傷をなおしたい 先日、アンサー2パットペンドを手に入れました。大変コンディションも良く気に入っているのですが、ラウンド後キズをつけてしまった事に気がつきました。使っていればそうなっても仕方ないことですが、何とかリペアできないかと思っています。大きなキズではないので、自分でとも思うんですが、道具もなく不器用なので.....。あのくすんだ仕上げは再現出来そうにありません。toshiさんも同様の経験がお在りだと思いますが、どなたかピンパターに精通した方をご存知ありませんか、それともあきらめたほうがいいでしょうか。 Answer 100 どのような傷かいただいた文章ではわからないので何ともいえませんが、もう一度表面処理をしなくてはならないと言うことから察するに、きっとぶつけたへこみか、コンクリートのところに落としてできた傷でしょうか?きっと構えていても気になる部分なんでしょう。 とりあえずそうだという前提でお話しします。まずは自分でもできるかな?と思う程度の傷と言うことですので多分やすりやサンドペーパーで直せる程度の傷だと思います。そうすると表面のざらざらした感じの仕上げがなめらかになってしまう可能性がありますね。そうなってしまった表面処理は完璧には元には戻せないと思います。 その部分だけを近い状態に戻せるかもしれませんがやはり周りとは違う感じになってしまうでしょう。ですのでその直す部分がおおきくなるほど全体を同じ処理をしないと不自然な感じになってしまいます。もし私が自分の物をyるのであれば、Scotchの鍋磨き用の緑色の物を使って全体をやると思います。ただ、これはやはりこすることになりますので、こする方向でその筋は入ってしまいますので元通りと言うわけには行きません。 本当にちゃんとやるのであればやはりどこかでサンドブラスト処理をすることが必要だと思います。 福岡県在住のJUNさん Question 99 ユーティリティクラブのリシャフト 現在、BSのBIIM・CLUB−X 20°を持っていてリシャフトしようと考えています。シャフトはオリジナルのFC−09・Sがついていますが軽くてインパクトが定まらない感じです。何かオススメのシャフトはありませんか?なお、自分のH/Sはドライバーで45くらいだと思います。 Answer 99 ユーティリティのシャフトはメーカーによってウッド用のシャフトを使っていたり、アイアン用のシャフトを使っていたりで難しいのでよく調べてからにした方が良いです。それによって選択肢がかなり絞られます。ウッド用でしたらかなりバリエーションがありますが、アイアン用ですとなかなか見つからないかもしれません。 ただユーティリティクラブは元々楽に打てると言うことをコンセプトに設計された物のはずですから、あまりシビアすぎるセッティングになるのはさけた方が良いのではないでしょうか?FC-09は多分軽量の部類にはいると思いますので、リシャフトは若干重めでバランスが出過ぎる場合は1/4 Inchもしくは、1/2 Inch短めに作ってみるのが良いと思います。多分同じ長さで作ると重くなってしまうと思います。 長さを短くするのは簡単ですから、最初はオリジナルと同じ長さで組み立てて重すぎると感じるようであれば、短くすればいいと思います。 アメリカ デトロイト在住の ゆう さん Question 98 アイアンのネックに入っている番号はなに? 先日、アメリカでTitleist の DCI990 のアイアンを購入したのですが、家に帰って眺めていたところ、6I の ネックのところに何やら数字が入っているのを見つけました。この数字は一体何なのでしょうか?ちなみに番号は 754367 です。 Answer 98 メーカーのヘッドの管理番号でしょうね。PINGのアイアンにもこのようなナンバーが入れられていて、Titleistではどうかわかりませんが、PINGでは1本なくなっても全く同じ物が出荷できる体制になるとのことです。そのようなことのために入れられているのかどうかはわかりませんが、何かを識別するために入れられているのは間違いないです。 オーダー品(カスタムフィッティング等)にはこのナンバーが入っていない物もあるような話を聞いたことがあります。 大阪吹田の田中さん Question 97 ドライバーの選定方法 Q&Aに投稿したいと思いメール致します。今ドライバーの選定で悩んでいます。約10年ほど前、毎週1〜2回練習して各種のオープン競技に出ていた頃のエースドライバーは、PRGRの初代リバース黒チタンM−46(DATA095)でした。たまに名門の霞ヶ関等でプレーする機会があった時には、DG X−100装着のトミーアーマー693(総重量390g)を使用していました。アイアンは、TN87(DG X100)や限定チタンマッスルHM-80(X)を使用していました。自分のゴルフの調子が一番良い時期でした。また道具も結構合っていました。その後体調を崩し、しばらくゴルフから遠ざかっていたんですが、2年ほど前から復帰しています。 復帰した後にクラブで悩みまして、最終的にアイアンはキャロウェイのX14プロシリーズのコンスタントウェイトスチール、FWはキャロウェイのスチールヘッドの4+と7に、TD−03のSを挿して使用しています。以前に比べると、ずいぶん楽なスペックになっています。アイアンやFWは、目一杯のフルショットをしないクラブなので、柔らかくてもなんとか使いこなせています。練習もしなくなりましたしね。しかし、ドライバーだけは以前の重いスペックの感覚が捨てきれずに悩んでいます。FWのTD−03(HM80もあり)が合っていることを考えると、粘り系のシャフトが合っているのでしょうか? 以前のエースドライバーのシャフトがDATA095だったこともあり、同じくプロギアのTYPE295DのヘビーウェイトモデルのDATA085のM46も案外使えるかな?という感覚で暫くエース候補でした。その後PRGRが違ったコンセプトのシャフトに変わってしまい、エース探しが迷宮入りしそうです。 最近はリシャフト用のシャフトも沢山ありますので、選定に困っています。 ヘッド : ストレートであるが、つかまりが良い シャフト : 粘り系で若干重め 長さ : 44.5〜45 Inch といった条件ではどんな市販のドライバーが合っているでしょうか?現在のヘッドスピードは46くらいです。弾道は高めです。またリシャフト用のシャフトでお勧めは何でしょうか?要領を得ない質問ですが、迷える子羊に救いの手を差し伸ばして頂けると幸いです。 Answer 97 クラブ遍歴をお聞きするとこんな私が答えて良いのだろうかと思うほどの腕前の持ち主だったと察しますが、私なりに考えてお答えさせていただきます。TD-03が合っているということはかなりの重量シャフトの部類の物で、トルクも少な目ということですね。HM-80の時代からお使いとのことですので、やはりそのタイミングに合ってしまっているのでしょうね。おっしゃるように粘り系のシャフトが合うのではないでしょうか? 条件にかかれている物をすべて満たす物はなかなかないと思いますが、シャフトで若干重めで粘るというとその若干の度合いにも寄りますが、70g台でしたらCP02や、FUJIKURAのVistaPro80あたりがその条件を満たしているかもしれません。また、ヘッドでつかまりが良いと言うことになりますとやはり若干アップライトではあるがトウ側の塗装などでうまく引っかからないようなイメージにできているヘッドが良いでしょう。今思いつく物はX500とかもうすぐ発売になるRX-1 Type275あたりでしょうか。あまり反発する物はきっとシャフトの性質とマッチしないと思いますので、アップライトのV700も良いとは思いますが、ちょっと組み合わせが悪いような気がします。MIZUNOの300E等もちょっとヘッドが大きめですが良くつかまるヘッドだと思います。 長さは市販のヘッドをリシャフトしても44.5〜45でちょうどバランスが出ると思います。リシャフトは必須でしょうね.....。 シンガポール在住のKSさん Question 96 ツアープロ支給用のパターはどこが違う? 先日、初めてツアープロ用に製作されたパター(アンサーモデル)を購入しました。いままでも市販の削りだしアンサータイプパターを使っていたのですが、決定的に違うのは、目標(スパット)を決めるとスムーズに目標に対してスクエアに構えられるのです。市販モデルもツアープロ支給品も一見、同じですが、たとえば、アンサータイプの場合、どの辺が差別化されているのでしょうか?ヘッドの削り、シャフトの入り方等に特徴的な違いがあるのでしょうか。(市販のNew portとお持ちの303ステンレスではどうでしょうか?) Answer 96 私のNEWPORT 303SSを例にすると、市販のNEWPORTとはオフセットの度合いが異なるのと、やはり構え安さを感じます(すわりが良いという表現にもなるかと思います)。シャフトの入り方という表現がどのようなことを言うのかちょっとわかりませんが、これはすわりがいい位置で手がどこに来るかということで言えば、違いはあります。ヘッドの削りは性能に影響を与えませんので、例えば先日ANSERからCameronに変えたDavis Love IIIのように長年使ってきたANSERのような丸みを求めるのであればそれに似たグラインドをプロ用にはすると思います。 先ほど言った大きな違いの部分は以前にもレポートしたのですが、オフセットの大きさが小さく、市販品は大きくなっています。これはTiger Woodsが使うNEWPORT TWOでも言えることで、構えたときにそれははっきり感じられます。その形状の物が市販品で出たのでちょっと興奮状態だったときもありました(笑)。それが2001年モデルのNEWPORT TWOです。Circle TやTOUR CAMERONでもこの形状が採用されているからです。以前の市販品や、Teryllium 2では以前の形状のままです。ですので市販品でありながら機能的な部分ではツアー物と同じ形状のものが市販されているわけです。これは買わない手はありませんと言う感じで買ってしまったわけです。 ということで、市販品と支給品はよく見ると細部が異なっている場合がほとんどです。もちろんロフト角、ライ角なども違うわけですからどこかのプロが使っていたから自分にも合うという保証はなく、結局は自分に最適のパターはどんなスペックなのかを知ることで、自分に最適のパターに生まれ変わらせることができると思います。そういう私も実は303SSは自分にぴったりだと思って調整無しで使っています(シャフトカットはしましたが.....)。 兵庫県在住のMIKIさん Question 95 シャフトフレックスとロフトの関係 現在46インチのつるやゴールデンプリックスのR10.5を使用していますが、最近後半にミート率が悪くなり、スライスとフックが両方出ます。1Wを45インチに買い換えるか悩んでいたところ、先日たまたま練習場でウイルソンの試打会で330TIの45インチ10.5のRを打ったところ、高反発の385TI45.5インチRより距離と方向が安定していました。しかしゴルフショップの店員と話していると330TIはシャローフェースだしスイングスピードが40から42あればSシャフトの10.5かRの9度のほうが距離的に伸びるとの話でした。私としては飛距離より平均距離と方向の安定性を重視しています。toshiさんはHS40〜42であればR10.5とR9とS10.5のどれが一番良いと思われますか?できればメールで早めに回答をお願いします。 Answer 95 難しいご質問ですね。 まず飛距離より安定性を求めると言うことですので、やさしく感じるロフトが多めのクラブの方がいいのではないでしょうか?もし私がHS40〜42でしたらきっとR10.5を選択していると思います。クラブ選びはやはり背伸びをしない方がいいと思いますし、難しいクラブを使いこなしてこそ.....と言う考えは今ではナンセンスです。やはり平均距離と方向の安定性を求めるゴルフをされるのであれば、なるべく安心できるクラブと言うことで考えた方がいいと思います。ロフトは打ち方も影響しますので、高いティアップでアッパーブローに打っていくならR9でもいいかもしれませんし、ダウンブローに近い軌道で打つならロフトは多めでもいいかもしれません。シャフトのフレックスはしなりを使って打つタイプであればしなりが感じられるフレックスにする必要があります。シャフトの硬さはメーカーによって違いますので、それは試打をされて、フィーリングが合う物をお選びになった方がいいと思います。 広島在住のKENさん Question 94 Wedgeのりフィニッシュについて 最近はやりのウェッジなどの溝加工(規格ギリギリってなかんじで紹介されているヤツ)に付いてお尋ねします。 最近ボ−ケイなどの『歯』の出たタイプを使っているのですが、75〜90yの距離(75%以上のショット)でどうしても自分がねらっているラインより左に出ます。 スタンスをスクェアにもってゆけば狙ったラインにでるのですがこの距離はやはり気持ち良くややオ−プンで打って行きたいのです。そこで長年使っていたJ'のPSをひっぱり出してみたのですが、なんとさすが古女妻ってな感じで非常に気持ち良くねらったラインに出て行きます。しかしながら相当古くしかもボ−ルの当たる部分はボロボロで使う気がしません。ヘッドの形などは申し分ないのでこの際メッキをりはくして溝加工をしガンブル-を配して再使用したいと考えています。是非上手(なおかつ安価!)でく加工して頂ける所を御紹介下さい、宜しくお願いします。 Answer 94 まずは私のWedgeの歴史をご紹介すると、やはり最初はJ's系のWedgeを長く使っていて、その後ちょっとアメリカかぶれの時期があってClevelandやBen HoganのWedgeを使っていました。その後また国産のクラブに戻りやはりJ's系、そしてその後Wedgeだけを出っ歯タイプにし、今に至っています。 私もグースの強いJ's系のWedgeを使っていた頃はKENさんのおっしゃるように気持ちオープンで真っ直ぐ飛んでいましたね。出っ歯系のWedgeに変えてすぐはやはりボールを拾いやすいせいか、左にボールが出たことがありました。それでだんだんボールの位置が右足よりになったり、ハンドファーストの度合いが若干増えたりもして現在に至っています。 昔使っていたWedgeの再利用と言うことですが、一度減ってしまったWedgeを再生するのは結構難しいと思われます。溝の角の部分が無いような状態で、打球面にかなりの錆が出ている状態ですとメッキを剥離して溝を切っても見かけが変わるだけだと思われます。ただメッキがある状態で使うよりはガンブルーなどで処理することできれいに見えることはあると思います。 メッキの剥離はいつも頼んでいるwww.plating.co.jpさんが安価で早いのでおすすめです。溝の加工は今よく出ているのは10,000円位しますよね、以前は5,000円でやってくれるところがあったのですが.....(Piece Workというところで、1年くらい前にはGolfClassicによくでていました)。ガンブルーはご自分でできると思いますので、ガンブルー液を購入するだけです。 大阪府岸和田市の"だんじりバカ"さん Question 93 グリップについて 先日、男子プロトーナメント観戦へ行った際、選手達のグリップの握り方を見て気付いたことがありました。それは左手(右利きの場合)の親指がクラブのグリップに対して立っている(指先部だけがグリップ部に接している)ということです。以前から雑誌等で「左手親指はできるだけ短く持て」というレッスンを見た事があったような気がしますが、あまり気にしていませんでした。しかしプロの殆どがそういった握り方をしているのを見て、それまで親指を伸ばし気味に握っていた私は、何か焦りに似たような感じを受け、さっそくそのグリップ法に変えることを決心しました。 違和感を感じながらそのグリップ法をマスターすべく練習していたなかで気付いた事があります。良い印象として挙げられる事は、 1、クラブヘッドの重みを感じられながらも、クラブ自体が軽く感じる様になった。 2、球に伸びがでた。 3、球が捉まる様になった。 などです。 しかし悪い印象もあります。 1、立てた親指でクラブを支ようとする為、50〜60球程打つと親指がつりそうになる。 2、幼少の頃何かで「突き指」したせいか、親指の指先より2つ目の関節が掌側へも曲がるので、スイング前は親指は立っているが、インパクト前後(手首が返る時)にその関節がグリップに沿う様に入ってしまう為、結果親指が伸びた(親指全体がグリップに沿った)状態で握っている瞬間がある。 TOSHIさんは左手の親指をどの様にして握られていますか? やはり立てて握る方がベターなのでしょうか?また、TOSHIさん或いはお知り合いの方で、関節が入ってしまう方はいらっしゃいますか?もしいらっしゃるのなら、その方はどの様に握られてるのでしょうか?いっその事手術して、この関節を治そうかと、真剣に思い悩んでいます。是非ご教授をお願い致します。 Answer 93 左手の親指は私も長く握ってしまっています。これがあまり良くないと言うことはわかってはいるのですが、親指を立てるのはちょっと難しいです。ですのでまさにおっしゃっているように親指全体がグリップにくっついている瞬間があり、それが原因で親指の関節の付け根よりの部分がすぐにすり切れてしまいます。やはりそこで滑っているのでしょう.....。私のヘッドが垂れる原因もそこにあるかもしれないのですが、今のところうまくつき合えているような 気がします。手術ですか.....それは考えたこともありませんね.....。 最近このロングサムとショートサムのことはいろいろなところで目にします。身近な物で言うと先週発売の週間ゴルフダイジェスト(江連プロのコーナー)、最近読んだ本"ベンホーガンが「モダンゴルフ」で明かさなかった秘密"の中でもその件は取り上げられていました。その内容をちょっと書いておくと、江連プロはどちらでも良いという意見、ただロングサムの場合オーバースイングになりやすいというのは指摘していました。本の方では、やはり上級者にはロングサムはほとんどおらず、ベンホーガンもこのグリップと極端なストロンググリップによって飛距離は出るようになったが、正確性を犠牲にし、グリップを変更したとのことでした。 福岡県のshowさん Question 92 TOSHIさんのゴルフに充てる費用は? やぼったい質問で恐縮なんですが、TOSHIさんの一ヶ月のゴルフに充てる費用は大体おいくらぐらいですか?かなり高価な道具を頻繁に購入されているご様子なのでちょっとだけ気になりました。凄く羨ましく思えてしまうのですが。 差し支えなかったら奥様に内緒で教えて戴けないでしょうか?若しかして、物凄い資産家か高給取りの方なのでしょうか? Answer 92 ストレートな質問ですね(笑)。1ヶ月にゴルフ関係で使うお金は.....だいたい平均して5万円くらいでしょうか。高価な道具はそんなに頻繁に買っていませんよ。買っては売ったりして回しているのでそんな風に見えるのかもしれませんね。でも最近はお気づきかもしれませんが、以前よりは道具を変えなくなりました(プレーの方に集中したいので.....)。残念ながらものすごい資産家でもないし、高給取りでもありません。 そうそう、大事なことがあります。タバコも吸いませんし、お酒も飲みませんね(1年に数えるほど)。他にお金のかかる趣味はありません(ちょっと寂しいか.....)。 神奈川県在住の山本さん Question 91 V7000アイアンの飛距離に関して 実はかなり深刻でございまして、V7000(ライフル6.0)を購入したのですが3アイアンと4アイアンの飛距離が変わらない感じがします。打ち方が悪いのかもしれませんが、以前のアイアン(ミズノMT・DGS200)ではそんな事はありませんでした。 ブリヂストンに問い合わせをしたところ「打ち方によってバウンスがはねるので飛びすぎる事がある」といって電話を切られました。しかし、私の場合4アイアンでMAX190ヤードで3アイアンではMAX210ヤードを計算に入れております。 3アイアンの飛距離が落ちています。まだコースデビューしていませんのでなんとも言えませんが明らかにレンジで何回も試したので。。。。購入して2週間ですが、このまま売ったほうが良いのか(自分には合わない)考えております。友人にライフルは品質的にバラバラであるといわれました。TOSHIさんのアイアンではいかがでしょうか? Answer 91 V7000ですか、同じアイアンですね。3 Ironの飛距離が落ちたとのことですが、メーカーの設計のコンセプトから言って、3、4、5番は全て同じライ角でつかまえやすくなっているはずです。私の場合つかまりやすくなった分飛距離はきっちり打てるようになりました。以前はDG S200をお使いで、今回はRIFLE6.0に変えたとのことですが、それが多少は影響しているのかもしれませんね。私は特注というかヘッドから組み立ててもらってDG S300を入れていますので、欲しい距離がだいたい得られています。飛距離的には山本さんとほぼ同じだと思いますので、きっと練習しているうちに距離はでてくるのではないでしょうか?コースデビュー前にあきらめるのはちょっと早いのでは?頑張って使ってください。私はTS-201がでた今でもV7000にして良かったと思っています。良いクラブですよV7000は。 |