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29th April 2002 |
パターチューンに関して
先日の【Question 161】のパターのチューンについての質問に関して、読者の方から情報を送っていただきました。今回いただいた質問は6つあり、そのすべてについてコメントをいただきました。 1.最近の市販モデルには"低重心"が多いですが実際のところ重心高はどの程度なのですか?我々のようにアッパー気味にストロークする者に適合するようなモデルはあるのですか? 2.低重心モデルのソールに鉛を貼ると更に低重心化されるのですか? 3.インサートモデルの場合、ノンインサートモデルと比べて重心は低いのですか? 4.ショートネック、ミッドネック、ロングネックになるにつれ、重心は上がるのですか? 5.よくプロにバックフェース部分に鉛を貼っている方が見られますが、これは深重心化されるのですか? 6.ソールやバックフェースに鉛を貼る場合、限度として何gまで貼ってもいいのですか? という御意見をいただきましたので参考にしていただければと思います。 |
25th April 2002 |
S.C. STUDIO STAINLESS Information
by hiroさん メリーランド在住のhiroさんからScotty CameronのSTUDIO STAINLESSの情報をいただきました。いつもありがとうございます。 以下hiroさんからいただいた文章をそのまま引用させていただきます。 行きつけの店に行くと、燦然と輝く赤いヘッドカバーと赤いシャフトバンドのパターたちが目を引きました。全部で8本しか入荷しておらず、ビーチは1本だけ。(その後チェックした、この界隈の他の店にはほとんどビーチはありませんでした!オンラインの会社によりますとビーチの数は限られているとか(噂ですとほとんどが日本に行くらしい.....本当かな?)。 まずはお楽しみの、ビーチ。スリットが貫通していません。知ってましたが、確かに貫通してない。打ってみて、確かに、ステンレスはプロプラチナムよりは柔らかいです。しかも、PPは弾く感じがして、思ったよりタマが飛び、あれが好きではなかったのですがステンレスは改善されています。しかし、あのスリットはただの飾りではないでしょうか?アンサーのスリットはあの部分が共鳴し、独特の音を出していると思います(間違っていたらごめんなさい)。しかし、ビーチのスリットは? ただのニューポートに持ち替えて打ってみると.....なんだ、ビーチとおんなじではないですか.....私が鈍感なのかもしれません。また打ったと言っても1本10分程度。この程度ではわからないのかもしれませんね。ちなみにビーチにはサイトラインがなく、素のニューポートにはサイトラインがありました。(ただ、2ピースのタマに変えたりして打ってみましたが、有為の差は感じられませんでした) 上から見た感じは、どちらも美しく、特にサイトラインの無いビーチはいいですね。また先述のように、PPほど弾く感じがせず、打感は気に入りました。個人的な感触で恐縮ですが、あまり弾くとロングパットの打感が合わなくて困ります。 また、ミルスペックのトップラインが妙に太かったのをご記憶でしょうか?ビーチも素のニューポートもややトップラインが細くなっているようにおもいます。これは私には重要な変化です。 ニューポート2も良かったです。やや面長なのと角張っているので、ああいう形が好みの人もいるでしょうね。2.5はネックが好みではないので打ちませんでした。 気になった点が二つ。なんか当たり傷の多いものが多かったんです。それだけ素材が柔らかいのでしょうが、ちょっとひどいのがありました。仕上げに問題があるのではないでしょうか。あと、あの赤いヘッドカバー.....あれ、ゴルフ場で使えません(笑)すぐに盗まれちゃうでしょう。派手すぎます。 気になるお値段ですが、定価は279.99ドルのようです。1ドル=130円で36000円程度ですね。高いです。ビーチは品薄をいいことに299.99ドルになってました。 TOSHI's Comment hiroさん試打情報まで送っていただきありがとうございます。Beachはスリットがキャビティ側に貫通していないんですね。気がつきませんでした。きっとトップブレードの厚みの中にスリットを入れているんでしょうね。キャビティ側にぎりぎりにスリットを入れるのはかなり難しい作業のはずですから、きっとそうすることによって工数を減らしているのでしょうね。そのスリットにシリコン入れてみたいですね。打感柔らかく感じるようになりますかね?あまり変わらないでしょうね.....。 実は私も今NEWPORT TWOの到着を待っています。NEWPORTは使っているので、Beachよりもあっちの形状の303SSが欲しくてそちらにしました。今から到着が楽しみです。 |
28th March 2002 |
Zeider Valiant Information by BLUEさん いつも情報をいただくイギリス在住のBLUEさんからZeider Valiantに関する情報をいただきました。ありがとうございます。 以下BLUEさんからいただいた文章をそのまま引用させていただきます。 先日ご報告した360ccヘッドが届きました。 強面のヘッドですね ヘッドの重さは207g(指定)でフェースアングルはストレート(写真ではフックに見えますが)、BiMatrx Xを44インチで仕上げたところちょっと重めのD6くらいです。ご存じの通りバイマトはチップがスチールのためバランスが重く出ますが総重量がそれほど重いわけではないので振りにくいことはありません(昔のバブルシャフトや、ライフル・ライトと同じ現象ですね)。ヘッドはさすがにデカイです。ボーリング・ボールを眺めているようです。(笑)でもネックの処理がパーシモンのようで、慣れてくると可愛く見えてきます。(笑笑) 手で削っている感じが出てますね 打感は『ガツン』という感じです。構えたときに安心感があるので、リラックスして振れます。スプーンに持ち替えるとあまりにも小さく見えて逆に不安になってしまいますが...。今週末これをコンペに持ち込みます。 その後 昨日は強風(15m〜20m)でしたが、ドライバーは最高でした。フェアウェーキープほぼ100%!とにかく曲がりません。短い上にヘッドがでかいので安心して叩けるからでしょうか。予想の通り、バランスも気になりませんでした。 飛距離は特別に飛んでいる感じではありませんが、弾道が安定しています。まったく吹き上がりません。エース昇格です! TOSHI's Comment 実はBLUEさんから情報をいただくまでZeiderと言うブランドを知らなかったんです。でもヘッド重量が指定できたり、細かい対応をしてくれるみたいですね。360ccも丁度良いサイズでいいですね。207gのヘッド重量ならシャフトも余裕で44 Inchにできますね。それにBiMatrixがシャフトバランスが重いということであればますますバランスは出やすいでしょう。その後の結果に書いてあるように、曲がらなくて吹け上がらないと言うことは理想ですね。今後武器になってくれると良いですね。楽しみです。 |
25th March 2002 |
ヘッド重量調整に関する情報 by magicianさん ヘッドのバランス調整に関する情報をmagicianさんにいただきました。ありがとうございます。内容的には発泡剤の除去の内容まで含んでいますので参考にしてください。 以下magicianさんからいただいた文章を元に若干手を加えさせていただきました。 V700ヘッドだけ買いました。ヘッドが届いたのですがヘッド内部の粘着材(ゴミ取り兼バランス調整用)が本来はソール側(BSに確認)に着いているものなのですが、シャフトを抜く時に熱でトウ側クラウン上部に移動していた為(ヘッドを水の上に浮かべてみるとヘッドのバランスがよく判ります)、何とかしなければと思いました。 この粘着剤は熱を加えると液体になるのは知っているのですが、取り出すとなるとやっかいで、ここで今回紹介するKURE CRCクリーナーキャブが登場します。これは強力です。試してみるとやはり溶けるじゃないですか!で、内部の粘着材を除去してヘッド重量190gになりました。5gぐらいが入っていました。ウエイトが自由に配分できる様にシャフトを完全に貫通させず、(ヤマハのシークレットワンみたいに)ヒールよりにウエイトを入れたりデルタソールの所にウエイトを貼ったりして遊んでみます。 ちなみに、この粘着材はシンナーとかでは溶けません。アセトンでも溶けるかどうか試しましたが、溶けませんでした。クリーナーキャブの方がかなり強力です。なにしろコールタールも塩化ビニールも溶かします。 この粘着剤を使えば今回のクリーナーキャブで取り出すこともできます。重心の位置も変えることができますので便利です。 TOSHI's Comment 貴重な情報ありがとうございます。とりあえず私も買ってみました。 確かにBSでは生ゴムのような色をした今回おっしゃっているようなドロッとした物を使っていますね。あれが溶かせるとなればこれはいいですね。あれって入れるときは結構大変そうですよね。あれがついた部分はエポキシ接着剤もつかないと言う話も聞いたことがあります。例えばホーゼル内部の内壁についた粘着剤をきれいにできるだけでもすばらしいですね。ちなみにこれは硬化するのでしょうか?そして熱すれば液体に近くなるのでしょうか?ヒートガン程度の熱で大丈夫でしょうか? そうそう、このクリーナーキャブで発泡剤が溶かせたら完璧ですね。今度試してみます。 |
21st March 2002 |
Old Anserの色を出す方法について by hiroshiさん Q&A Cornerの質問で以前OLD ANSERの色を何とか出したいのですが.....と言うのがありました。その方法について、hiroshiさんから情報を提供していただきましたので、レポートとして掲載させていただきます。以下いただいたメールをそのまま掲載させていただきます。 パイプユニッシュという排水パイプ洗浄用の薬品がホームセンター等に売っています。 原液でネック部分まで漬け込みます。(容器はちゃんと大きい物、ネックまで漬かる物を用意) 時間は約20〜30分位浸けます。物によっては時間は違います。 ※シャフトは養生して絶対に漬け込まない。シャフトまで色が変わってしまいます。 変色したら良く水洗いをして、完成です。 参考までに・・・ TOSHI's Comment 排水パイプ用の洗浄液ですか.....。それは初めて聞きました。なにか試せるヘッドがあればやってみるのですが.....。水洗いをしても落ちないと言うことは、完全に定着しているのでしょうね。どんな色になるか是非見てみたいです。 |
18th March 2002 |
Q&Aに関して by terryさん 今回は私がQ&A Cornerでお答えした内容に関してterryさんから色々ご指摘いただきました。ありがとうございます。以下terryさんからいただいた文章を元に若干手を加えて掲載させていただきます。 ●Q124について Q124のシャフトの件ですが、DGのウエッジ用のシャフトは市販されていません。あと、テーパーチップの35インチのことを言っているのだと思いますが、現在は35インチのシャフトは販売されていません。 在庫があれば売っていますが、ウエッジ対応のものは全て37インチになっています。 これはキャロウエイ等のボアスルー設計に対応するためで、通常に使う場合はホーゼル長によりチップカットして組んでバットでレングス調整するようになっています。 また、ボーケイのロングホーゼルの場合は35インチシャフトでもチップを5ミリカットしていれるんです。 あと、テーパーチップのDGはプレカットではなく、35インチとか35.5インチで最初から作られているんですよ。証拠にチップの先にもちゃんと鍍金がついています。 ●Q132について グースになってつくられていものをストレートネックに調整することはほとんど不可能です。もし、調整器とバイスを使って直そうとしたらホーゼルの底辺のところで折れてしまいます。グースは元の鍛造型でついてる状態までしかもどすことはできません。もしやるのであれば、鍍金を落して、再度焼きなおしをして熱いうちに叩くしかないです。グースというのはネック全体ではなく、かぎりなくフェースに近いところからRがつけてありますのでそこは、完成型から伸ばすことはほとんどできません。現在より、ほんのすこしストレートに近くごまかす程度なら可能ですけどね。ほんとにやる場合は懐のところでカットしてネックを叩いてのばしてから再度溶接して削るといようなことをしないとだめです。 TOSHI's Comment 今回いただいた内容に関しては各質問のところに書き加えておきます。Q124の方に関してはきっと在庫品を手に入れていたんでしょうね。今売られていないとは知りませんでした。プレカットという表現は正しくなかったですね。確かにメッキはついています。 Q132についてはこの質問がV7000だったのでかなりのグースがあるモデルでした。ですのでterryさんのご指摘の通りだと思います。私の回答でも書きましたが、グースの度合いを少なくすることはある程度できるのではないかと表現しました。以前グースのありすぎるWedgeのグース度を減らしてもらったことがあったので、そのように書きました。視覚的に減っただけだったかもしれませんが…..。 Terryさんご指摘ありがとうございました。また何か気になる点がありましたら是非教えてください。 |
14th March 2002 |
Scotty Cameron BullsEye 350g Information
by BLUEさん いつも情報をいただくイギリス在住のBLUEさんからScotty Cameron Bulls Eye 350Gに関する情報をいただきました。ありがとうございます。 以下BLUEさんからいただいた文章をそのまま引用させていただきます。 Pro Platinum仕上げになっていますが、今年発売になる350gのものと違うところは、Tiger Dotが表裏に入っている、サイトドットがない、ストレートネックになっている、長さが34インチ、と言ったところです。グリップはBaby-Tで、ちょっと太めのパドルタイプですね。打感はものすごく柔らかくて良いです。グリップは抜いて35インチに延長し、Studio Gripに入れ替えました。 その後 素材とフィニッシュは軟鉄にPPメッキだと思います。キャビティがない分、打感が軟らかく感じますね。(スポットをはずすとフェースがターンしますが...。) 昨日のコンペで使っちゃいました。30cmを一回引っかけてしまいましたが、タッチ・方向性ともまずまずです。グースがないのでラインに直角に構えられ、ラインがとっても出しやすいですね。 350gヘッドなので35インチ延長だとちょっとバランスが重い感じです。34.5くらいに落とそうかな、と考えています。 TOSHI's Comment このタイガーと同じレッドドットはいいですね。初めて見ました。この形状で350Gというのはヘッドの体積的には簡単なことなのでしょうか? サイトドットもなくBLUEさんが言っているように芯をはずすと大変そうですが、確かにアドレスはしやすいかもしれませんね。なにかこの形のパターを構えると青木功みたいになってしまうのは私だけでしょうか(笑)。 |
4th March 2002 |
左足のつま先が向く角度について by Kawaiさん Golf de Tourのkawaiさんから先日レポートした左足のつま先が向く角度についてレポートをいただきましたので掲載させていただきます。 anserfreak.ne.jpにアドレス時の左足(前足)の向きについてのトピックがありましたが、私も最近この点に拘ってますので、私の経験を紹介させて頂きます。私の場合、昨年までは今のTOSHIさんと同じように左足は45度かそれ以上開いていました。今は20度くらいの開きになっています。 何故閉じたのかといいますと、私はそれまでテークバックからトップにかけてどんどん左膝が前(膝こぞう側・ボール側)に出てしまう、トップでその左膝に体重が乗ってしまうという悪い癖がありました。 意識して体重を右足に乗せようとした時はそうできるのですが、すぐに忘れてしまったりでゴルフを始めて以来9年間くらい完全には直りませんでした。この状態ですと、どうしてもテークバックがアウトサイドに上がってしまったり、トップで腰が右に回らないという弊害がありました。(腰は出来るだけまわさないで肩を回すなんて説もあり、以前はそれを意識して実行していたのですが、当時の私は腰が30度も回らないで、肩は100度くらい回っており、明らかに腰が回らな過ぎでした)腰が右に回らないということは、ダウンスイングで腰を切る際の腰のスタート地点が浅すぎる訳で、結果インパクトでの腰の開きが大き過ぎて(少し開くのはフェードには良いと思います)フェード狙いが大スライスということが良くありました。 これがどうして直ったかと言いますと、左足の開きの調整です。 師匠から思い切って全く開かずにやってみろと言われスイングしてみたところ、急にテークバックで左膝が前に出なくなり(右膝方向に動くようになり)、腰も右に回るようになりました。更に弾道も一変しドローになってしまいました。(これは左足がクローズ過ぎたため、腰が上手く切れずインパクトで腰が開かなかったためだとおもいます)ただ、左膝の使い方と腰の回転の矯正の意味で一ヶ月くらいこのまま練習をしました。その後に左足を20度くらい開いてフェード打ちに戻した次第です。 TOSHI's Comment 私と同じような症状の方はやはりいらっしゃるんですね。でも私は今なおしている最中で、その膝の動きに関してあまり気にしていませんでした。今度の練習で膝の動きをよく見てみます。またその膝の動きによって他にどのような影響が出てきているかも色々見てみようと思っています。 Kawaiさんレポートありがとうございました。 |
28th February 2002 |
スプレー缶式発泡剤の除去に関する情報 by
KENさん スプレ-缶式の発泡剤がアセトンで除去出来るかどうか?ですがその後、密閉した容器の中に完全に凝固した発泡剤とアセトンを入れ(2/3浸かっている状態)2日間放置してみましたが残念ながら表面が少し『プヨプヨ』しただけで溶けませんでした。 手やヘッドのホ−ゼル内に付いた凝固する前の段階の発泡剤はアセトンでふき取ると綺麗に除去出来たのでおそらく凝固後も気長にアセトンに漬けておけばゲル状になるのでは?と想像していましたが結果は残念ながらアセトンでは『ダメ』とゆう結果と相成りました。 気長に崩して取り除く以外ないかもしれませんが、幸いテラ-メ−ドのヘッドの作りは単純ですので時間をかければなんとかなりそうですが・・・ TOSHI's Comment KENさん早速のレポートありがとうございます。 そうでしたか.....。アセトンで溶けませんか.....。残念ですね。やはり発泡剤を溶かす画期的な物は無いのでしょうか.....。これで簡単に溶けたら本当に気軽にできるヘッドウェイトアップになったのですが残念です。なにかうまく除去できる方法が見つかったら是非教えてください。 |
21st February 2002 |
303SSと303GSSの違いについて by N.O.さん 今回は神戸にお住まいのN.O.さんから303 Stainless Steelに関する貴重な情報をいただきました。ありがとうございます。非常に貴重な情報ですので、じっくりご覧ください。以下N.O.さんからいただいたメールをそのまま引用させていただきます。 結論:303SSと303GSSは、ほぼ同じ成分ですが性質はやや違います。 ご承知の通り、ステンレスは鋼Fe、ニッケルNi、クロームCrの合金(その他若干の微量成分含む)ですが各国で独自の規格を作っています。国際規格はISO、日本ではJIS規格、米国ではAISI規格、ドイツではDIN規格等です。 303に相当するステンレスの呼称はISOでは「17」、JISでは「SUS303」、AISIでは「303」、DINでは「X10CrNiS189」と名付けられています。 しかし、ISO、JIS、AISIの規格は同じ成分比で、鋼にクローム18%、ニッケル8%(許容範囲:7-9%)、硫黄0.15%ですが、DINではニッケルのみ9%(8-10%)となっています。 米国から見てAISI規格の303ステンレスと区別するため、ドイツ製のDIN規格によるステンレス「X10CrNiS189」は大変呼びづらいので以前から通称303GSSと呼んでいます(厳密に云えば303GSSはドイツ製をさすのではなく、DIN規格にもとずく303相当のステンレスを指すことになります)。 この303GSSはドイツのクルップ製鉄等が開発したもので、特徴として、耐候性、耐蝕性に優れていますが、被削性(削られ易さ)に難点があります。主に時計の外枠、カメラの精密部品等に古くから使用されています(刃物等にも広く使用されているようです)。一方、303SSは被削性に優れ、高速切削が可能なステンレスです。しかし耐蝕性に難点があり、錆びやすい性質があります。 所謂削り出しパターの場合、素材のコストではなく、加工コストの大きな違いがパターの値段に反映しているようですね(商品を差別化する為の宣伝的要素もありそうですが)。 TOSHI's Coment いや〜貴重な情報ありがとうございます。要するにドイツ製のDIN規格に基づく名前が呼びにくかったので、303GSSという呼び方になったということでしょうね。ただ、成分的にもニッケルの含有率が8%であるのに対して、DIN規格の303は9%になっているとのことですので、やはり違う物ではあるようです。ですがISO、JIS、AISI規格でのニッケルの含有率は8%となっていますが、許容範囲が7〜9%とのことですので、DIN規格のニッケルの含有量である9%は許容範囲に含まれるわけで、結局は303SSの中に303GSSも含まれるという解釈もできますね。 ただ303GSSは削られ易さに難点があり、303SSは削られやすいとのことですので、この1%のニッケルの含有量が切削性に大きく影響するのかもしれませんね。 素材のコスト自体はさほど高い物ではないとのことですので、やはり加工コストがパターの価格に大きく影響しているようです。 |
18th February 2002 |
自分でできる発泡剤注入情報(続報) by KENさん 先日レポートしたKENさんからの発泡剤の情報の続編です。KENさんありがとうございます。 以下KENさんからのメールをそのまま引用させていただきました。 その後の結果をご報告する前にウレタン注入時の状況をお話します。 まず、XR-03の8.5度と同時にR360Tiの8.5度に注入しました。 このウレタンはちゅうど『髭剃り』のシェイビィングクリ−ム(ボンベ)の様な出方でもう少し『ネバネバ』した感じの物です。 7〜8mmぐらいのチュ−ブが付属しています(ですからこのチュ−ブがはいる穴がないと難しいと思います)。 欠点は一度使用すると使い切らなくてはなりませんが、1本¥1000円少々ですのであまり気にならないとは思いますが・・ R360で約8g、XR-03で約9gの重量アップに成功しました。1gの差は内容積の差かな?と思っています。 現在ウレタンを注入して約半月経過(3R&練習場で500球程度)していますが、これといったトラブル(音鳴りなど)は発生していません、注入前と変わった点はやはり打球音でやや鈍くなったでしょうか。 XRなどのディ−プフェィス(高反発系)の物は特に『音』の影響は出るでしょうね、R360の方は特に感じませんでした。ただXRの場合一番『おいしい』スポットで捕まえた時は(真中やや上部)打感が明らかに『マッタリ』してフェイスにボ−ルが『乗っている』とゆう感じです。Toshiさんが危惧しておられた反発係数の減退は比べ様がないのでなんとも言えませんが、インパクト時の衝撃の大きさから考えてさしたる影響は無いのでは?と思うのですが・・・ 打感の変化は、パターで例えるとフェイスの裏面にベッタリ鉛を貼ると打感が『マッタリ』しますよね? そんな感じでした。 ショップでのウレタン注入は『粉末』状の物を入れ加熱すると内部で膨れる、とゆうような物を使っている様です。これも出来れば手に入れたいですね(笑) 実はすでに次期1wを購入してしまいました。 同社のR300Tourです。スペックからすると間違いなくヘッド重量が200程度ありそうですしものすごく『いい顔』してます、程よくフェィスがラウンドしていていかにも『叩ける』って感じです。 ロフトも見た感じ正規の度数とゆう感じなので9.5度を選びました(各社この表示がバラバラで困りますよね、長さ表示も)。 TOSHI's Comment ついにやってくれましたね。これは近くに発泡剤を入れられるショップがない方には朗報ですね。自分でできるわけですからこれはすごいことです。XR-03でもR360Tiでも重量アップができるとのことですので、これはシャフトを短くしたいTayorMadeフリークには本当にうれしい情報です。あとはまた軽くしたいときにアセトンで溶けるかどうかなど検証していただけると助かりますね。粉末を熱するタイプの物はなにをやっても溶けませんので.....。ペットボトルに入れたもので試していただけるとうれしいのですが.....KENさんお願いいたします!!。 |
14th February 2002 |
MIZUNO 300Eリシャフト情報 by まもちんさん まもちんさんから300Eのリシャフトに関する情報をいただきました。ありがとうございます。まさにタイムリーな話題で感謝感激と言った感じです。以下まもちんさんからのメールをそのまま引用させていただきます。 自分の300Eを組んだ時のデータがお役に立てればと思いMLしました。なおヘッドは同じ9度の特注モデルです。 CP-01 44.75 Inch S D1 CP-01 45 Inch S D3 YS-7 45 Inch X D3 YS-7 45. 5 Inch S D5 現在はYS−7が45.5で刺さってます。 普通の人にはバランス重過ぎですね<自分が手打ちの為です粘り・弾き両者挿した結果ですので人の意見もさまざまですがYSよりCPの方が良いと言う人多かったです。個人的には「YS−8で44.5も良いかも」と思ってます TOSHI's Comment 今は45.5 InchでD5ですか!!すごいスペックですね。でもその長さでそのバランスなら十分しなるでしょうね。私もリシャフトを考えているところで、CP02にしようかななどと考えています。 実は今回レポートしているスペアの300Eですが、すでにリシャフトをしています(次回レポートします)。まだ打っていないのでなんとも言えませんが、そのときは詳しくレポートします。貴重なデータありがとうございました。 http://mamochin.ktplan.ne.jp/ まもちんさんのHPです |
11th February 2002 |
ODYSSEY 2 Ball Putter情報 by
hiroさん メリーランド州のhiroさんからキャラウェイの2ボールパターに関する情報をいただきましたので紹介させていただきます。 プレーしましたので、皆様のご参考になればと思い、レポートいたします。 入手したのは34インチ。イーグルUSAさんから購入しました。169.99ドルでした(送料別)。ニューヨークやワシントン界隈でも売値はこれと同じのようです。 イーグルさんによると、33インチでも35インチでもヘッドの重さは同じということで、相変らず、なんか不親切だなぁ・・・という気持ちがします。というのは、同じ重さだとシャフトが短くなるとバランスが軽くなってしまうからです。やや重目が好きな私としては、調整が必要となります。(私のはC8)キャラウェイのように大手でかなり売れる会社なら、是非シャフトの長さごとのヘッドを出して欲しいと思います。これはベントシャフトなのでタングステンもうまく入りませんし・・・ただし、ヘッドには大きな空洞があるのでその中に鉛を張ればあまり目立たないという裏技が可能です(笑) まず、そのヘッドの大きさに驚きます。でかいです(笑)。おかげで、パターカバーもでかい!ドラ焼きが簡単に入りそうなカバーです。笑えます。これでは、プレー中にいちいちはずしてポケットに入れておくという感じではない位なのです。しかし、構えてみますと、やはり白い円盤のおかげでとてもラインが出しやすいです。先日プレーしたときは、こちらは真冬なのでグリーンの状態がすごい悪いので、パター数自体は参考にならないと思いますが、ショートパットのアラインメントはとてもよかったですね。 ただし、私は、まっすぐ引いてまっすぐ打つタイプでは無く、テークバックがやや内側に入るので、パターの白い円盤の残像が内側(体側)に残るような感じがしました。この残像効果(?)がこのパターのいいところなのかもしれませんが、私のようなタイプの方には違和感があるかもしれません。 また、ロングパットは、大変振りづらいと感じました。どうしても、もっとテークバックが内側に来るため、ちょっと違和感大・・・ しかし、ご存知のように、ホワイトホットの特徴であるウレタンのインサートはとても弾きがよく、あまり大きく振る必要は無いのかもしれません。私には、この大きく弾くインサートはどうしてもなじめないのですが(じゃあ、なぜ買ったのか・・・(笑))。 状態の悪いグリーンでは、どうしても強く打つ必要があるために、このインサートでもいいかもしれませんが、シーズンインした早いグリーンではかなり微妙にうたなければならないような感じがします。 アイデア自体はパクリなのでしょうが、ショートパットが苦手な人には結構良いのではないかと感じます。是非、ヘッドの重さや大きさ(小さ目がベター?)を変えたもの、そしてインサートを昔のストロノミックのようなやや硬めのものにしたものなどのバリエーションが出るといいですね。噂ではセンターシャフトのものが近々出るそうですが。 以上、皆さまの参考になれば幸いです。あ、私のですか?誤爆かも???(爆) TOSHI's Comment 先日友人が使っているのを見ました。本当に大きいですね。確かにカバーはどらやきが入りそうでした。でも友人ですでに5人くらいの人が買っています。最初はマジックにかかったようだと言っています。また誰に聞いても言っているのはショートパットがよく入ると言うことです。ショートパットが入るのは良いですね。そうそう、みんなキャディバッグのどこに入れるか悩んでいました(笑)。 |
7th February 2002 |
発泡剤の影響について by BLUEさん 先日レポートした発泡剤の影響に関して、イギリス在住のBLUEさんから情報をいただきました。ありがとうございます。 以下BLUEさんからいただいたメールをそのまま引用させていただきます。 先日Bill Zeiderさんに、新しいヘッド(Zeider Valiant 360cc)の作成を依頼したところなのですが、その時、私も同じような質問をしましたので、参考になれば。 Zeiderのヘッドは190g〜250gの範囲で指定でき、通常は200gくらいが標準で、少し重めにする場合はglueを注入、かなり重いヘッドを作る場合は、もともと重めに作ってある物を少しずつ削って減らして行くそうです。 発泡剤を使わないのかと聞いたところ、カリフォルニア州では禁止されているとかで、グルー(ゴルフスミスでも販売している、ヘッド内部に注入するゼリー状の液体で、固まらないそうです)で調整しているそうです。Toshiさんご指摘のように、音には若干影響があるけれども、固まらない性質なので反発にはまったく影響がないと言っていました。発泡剤とは質量や占める容量などが違うかもしれませんが、グルー同様チタンの反発に影響するほどではないかもしれませんね。(もっとも、Zeiderのヘッドが高反発なのかどうか分かりませんが...。)音が低くなることによって、精神的に「飛ばなく」感じる部分もあるかもしれないともBillは言っていました。 http://www.zeidergolf.com/valliant.html TOSHI's Comment 発泡剤は禁止されるような物なんですね。日本でもゼリー状のグルーと呼ばれている物は使われています。でも本当に固まらないんでしょうか?固まらないとすると、キャディバッグに入れておくとヘッドの上の方に流れてしまい(と言っても驚くほどゆっくりの速度でしょうが.....)、グリップを上にしておいておくとソールの方にジェルが移動すると言うことですよね。 例えば高温ではジェルが移動しやすく、常温ではほとんど移動はしないと言うことであれば、本当に手軽にできるので良いですね。いつも同じ粘性のままだと入れるときも大変ですし、重心の位置をトウ側にもってきたいなどの希望があったときに対応するのにすごく時間がかかりますよね。 それと重要なのは、発泡剤では実現が不可能に近い入れた物を取り除くことができるかという部分が非常に重要になると思います。先日KENさんがレポートしてくれた発泡剤はアセトンで溶けそうなのでこの点は良いですね。このジェルも何かの溶剤に溶けると扱いやすいですね。それも揮発性の高い溶剤に溶けると入れるときに薄めておいて、放置してその溶剤が揮発するのを待てば移動しにくい粘度のジェルに戻るというのがベストです。そんな夢のような調整剤無いですかね.....。 |
4th February 2002 |
ホームセンターで買える発泡剤でバランスアップ? KENさんより情報をいただきました。 XR-03の8.5度を仕入れました。9.5度の時もそおでしたがヘッド重量が軽くバランスが出ません。 TOSHIさんのグランプリと一緒です。190gほどしかなく、私が気に入って使っている60g程度のシャフトですと44.75インチでグリップ50gチップ内に5g程度いれてもC5〜6バランスでヘッドに大量のナマリを貼らなければなりません。 くしくもH/Pでウレタン注入に付いてふれておられましたが、私も今回の8.5度にはその様な手立てを施そうと思っていました。 そんな折、知り合いのガス屋さんと話をしているとウレタンに付いて教えて頂きました。 添付した画像の物です、ホ−ムセンタ-で入手しました。家電屋(ク−ラ-などの取り付けなどにも使うらしいです)なども使っているらしく、以前は工具メ−カ-の高価な物を使っていたそうですが今では殆どの業者さんもこれを使って入るそうです。 私などは身近にウエタン注入をしてくれるゴルフショップがありませんのでやってみようと考えています。 とりあえず500ccのペットボトルに半分注入してみました。2/3程度まで膨れるようです、この時のウレタンの重量は18.5gでした。 実際ヘッドに注入する際は計りを見ながら慎重に希望の量を入れるつもりです。 この感じだとヘッド内部で乾燥後に遊んで『音鳴り』など出ないと思うのですが・・・手に付くとベトベトしていますがアセトンで拭くと綺麗に溶ける様です。 乾燥後は結構固めのスポンジ状となりおそらくアセトン漬けにすれば再びゲル状となるうのではないでしょうか。後日また結果報告致します、まずはお礼まで。 TOSHI's Comment KENさんいつも情報ありがとうございます。XR-03もヘッド重量190gしかなかったんですか!しかし軽いヘッドですよね。確かに60g程度のヘッドで、44.75 Inchでバランスを出すのは本当に大変でしょうね。 発泡剤ですが、アセトンで溶かせるら思い切って色々やってみることができそうですね。この発泡剤って入れるときはどんな状態なのでしょうか?スプレーのようにも見えますので、液体なのでしょうか?いずれにしても、出来上がり後のレポートを楽しみにしています。 |
31st January 2002 |
BRIDGESTONE TourStage RX-1 Type275について 神奈川在住のhinaさんからTourStage RX-1 Type275についてレポートをいただきましたので紹介いたします。RX-1はとても難しいという印象を持っているドライバーなのですが実際に実戦で使われている方の情報ですので参考になると思います。 以下いただいたメールの文章をそのまま引用させていただきました。hinaさんありがとうございます。 今回分の更新でRX-1 type257に付いて触れられていましたが、私はXの8度をバット0,5カットして44インチにして使っています。確かに言われている様に楽なクラブではありませんが、私の意見はちょっと違います。 シャフトのTD-71Lですが、グラファイトデザイン製のOEMにしてはキチっと作っているなと言うのが第一印象です。シャフトというのはToshiさんもご存知の通りバット硬度、チップ硬度、トルクなど単純比較してもあまり意味が無いものです。様々なファクターが重なり合って振り味に出るので、トルク2,5で振れるからこのシャフトでも大丈夫という物ではありません。第一カタログデータより甘いというのがこの世界の悪い慣習で、そういう意味ではこのシャフトは表示どおりのスペックだと思います。 ヘッドですが、完全にインテンショナルな打ち分けが出来る様に設定されていますので、本当の意味でのストレートボールを打つには打点は一点しか無い印象を受けました。つまり、ちょっと曲げるつもりが大げさに曲がると言うことです。現在のクラブ設計は曲げずにより遠くにと言うのが、どのメーカーでも目指す所なので逆を言えば、曲げようと思っても曲げずらく微妙にスイングを変えて曲げてくようなクラブが多いですが(300シリーズしかり、ERCしかり)このクラブの場合、スイングは同じでちょっとした球の出し入れをするなどで、結構コントロールしたボールが打てます。又ロフトも表示通りで、自称(笑)7度、8度というクラブとは一線を画すものです。球が上がりづらいとの事ですが、重心をちょっとでも外すと全く駄目で、下でも上でも駄目です。このドライバーの前は頭にR300Tiを使ってましたが(シャフトは色々です。7,5度)、ドローンとした球筋が嫌でした。叩けばメクレル様に吹き始末に負えなかったのですが、このヘッドに変え球筋は激変しました。何れにしても打ち出しはいっぺん低く出し、そこから伸びてく様な高弾道が打てなければ、このクラブは 打てません。正直BSもよくこんなの今時出したなと言う感じで、評判が悪いのは当たり前でしょう。逆を言えばそれだけ今のクラブはスイングをかばってくれていると言う事なのでは無いでしょうか? TOSHI's Comment おっしゃるとおり今回のTD-71Lはしっかりしたというか今までに味わったことがない感覚を持ったシャフトであることは間違いないですね。でも8度のヘッドでバットカットでX Flexを使っているというのはかなりのハードヒッターですね。おっしゃるように以前からゴルファーは硬いシャフトを使っているのがかっこいいという風習がありましたから(最近はずいぶん良くなってきましたが.....)、Xでも楽に振れたりした物です。今回のシャフトはある意味おっしゃるようにスペック通りのシャフトに仕上がっているのかもしれませんね。 でもいつも思うのですが、なぜメーカーごとにFlexの計測方法に違いがあるんでしょうね。計測方法はやはり全メーカで統一すべきだと思います。 Flex以外にも、バランス、長さ、キックポイントなどもやはり統一すべきだと思います。そうすれば同じ基準で選べますからね.....。ちょっと話がそれてしまいました。 RX-1のヘッドの方は曲げたい人には確かに良いかもしれませんね。そういう意味ではミート率の良い上級者の方には好まれるかもしれませんが、これだけ易しいクラブが出てくるとどうでしょうね。確かに今のクラブは曲げようと思っても曲げづらいのが現状ですよね。 すばらしいクラブであることは十分承知しているのですが、自分がラウンドで使うクラブとしてはちょっとシビアですね。どんどん楽な方向に行きすぎるのも良くないこととは思いますが.....。最近のクラブはおっしゃるようにスイングの欠点をよくカバーしてくれますからね.....。 |
28th January 2002 |
MR-23 US SPEC Driverについて 先日のQ&AのコーナーでMR-23 US SPECドライバーの使用者が少ない理由について私なりの推測を書かせていただきましたが、実際にそのドライバーをお使いの方から、色々分析した結果をレポートをmagicianさんからいただきましたのでご紹介いたします。 以下いただいたメールからそのまま文章を引用させていただきました。 最近のクラブを色々試打しましたが、まず、このドライバーはかなり優しい設計と思います。T3とT4ではバランス上、中に発泡剤(T3)が入ってます。フェイス角に関しては一応オープンフェイスで設計されているので、ヘッドの形とアドレスの仕方でフックに見える方もいるのでしょうが、V700の方がフックフェイス側の設計です。私の使っている9°(リアルロフト10°)は−0.5°オープンで殆どスクエァです、ヘッド重量はT4で195gです。 シャフトに関しては...少しタルい感じがしますが、そのぶん捕まりがいい?2種類のシャフトどちらも試しましたが、T4の方がアベレージ向きですかね..私はリシャフトしてG007を入れて45inchD3で使ってます(リシャフトした理由はもう少しシャープな感じが欲しかったのと、重めのクラブの方がフォローが安定する様なので、それにTOSHIさんのHPを読んでると自分でもやりたくなって...笑) 球がふけないで伸びるって感じの弾道でとても気に入ってます。別に丸山プロが好きと言う訳では無いでけど、良いクラブと思います(リシャフトして良いクラブと言うのも変ですが)。 ただ、..音悪いです...とくにT4...カン!て感じ TOSHI's Comment MR-23よりV700の方がフックフェースの設計だったんですか!いろいろ握ってみましたが、やはりかぶっているように見えるのが多かった気がしますが、それは視覚的な物だったのかもしれませんね。 確かにシャフトはTip9だし、T3もT4もドヨ〜ンとして、弾きの良いシャフトという感じではありませんでした。G007を入れているとのことですが、G007ならずいぶん弾きの良いクラブに生まれ変わっていることでしょうね。 |
21st January 2002 |
Q&Aにあったグリップの洗浄に関する情報
by KENさん またまたKENさんから情報いただきました。今回いただいた情報は先日のQ&Aにあったグリップの洗浄に関する情報です。いつもありがとうございます。以下KENさんからのMailをそのまま引用させていただきました。 これは油を使う工場などでよく使われている『手洗い』用の洗剤です(らしい)。脱脂性能がよく泡ぎれも抜群です。 私は知人に教えられて数年前から使っています(月に一回程度)が、今まで不具合はありません(グリップの劣化など)。 洗浄後よく乾いたタオルで水分を良くとってやると『キュキュ』とゆう感じで蘇ります。 知人の話では、以前はこの石鹸を使うとよく『手荒れ』したそうですが最近の物はそれも無く優れ物との事です。私なども手の皮が薄いほうですが、クラブ1セットを洗浄しても全然平気です。 自動車整備工場などでも使っているそうです。 6kgが1ケ−スで、私が1人で2年あまり使っていますが半分以上残っています。 TOSHI's Comment ベアーブランドのハンドクリーナーというのが商品名のようですね。私の叔父も車の板金屋さんをしているのですが、その叔父さんも使っていました。確かに油分はよくとれます。これをグリップの洗浄に使うのは気がつきませんでした。でもおっしゃるようにこれなら油分はばっちり取れるでしょうね。 |
17th January 2002 |
Wedgeの溝加工に関する情報 by KENさん KENさんからWedgeの溝加工に関する情報をいただきました。ありがとうございます。 以下KENさんからのメールをそのまま引用させていただきます。 ご回答頂くまでの間、私なりに溝加工をして頂ける所を探して見ました。 『楽天市場 ゲ−ジデザイン』 http://www.rakuten.co.jp/gauge/123833/124033/ が最も安価な様でした。(溝加工のみ¥6000)現在知り合いに(メッキ工場勤務)に依頼して剥離中なのですが、彼曰く、メッキを落とす場合強酸に漬けるか電解するからしいのですが、当然電解でやってくれる様依頼しました。出来上がり次第『楽天・・』の方に送って溝加工してみるつもりです。 TOSHI's Comment Wedgeの溝加工は興味ありますね。市販のWedgeもプロが使うようなスピン性能を持つようになるわけですからすごいことです。難しい作業だとは思いますが、6,000円というのは微妙な値段ですね。ま、出しやすい金額でもあり、ちょっと高いなという気もします。でもその加工に値打ちを感じている人にとっては安い金額なのでしょう。 メッキの除去も強酸につける方法と、電解する方法とあるんですね。いつも頼んでいるところはどんな方法でやっているかちょっと気になってきました。 |
14th January 2002 |
Titleist 681 T Spec Report
by BLUE
だいたいの飛距離は以下の通り。とばね〜!(2番は使っていませんが...(^_^;))
TOSHI's Comment |
10th January 2002 |
Wedgeの黒染め液での加工について kousei903さんから先日パターの黒染め液による加工に引き続き、Wedgeの黒染め液による加工についてレポートいただきましたのでお知らせします。以下頂いた文章をそのまま掲載させていただきます。 ウェッジの黒染め再度加工しました。結論から言いますと、3時間ほど浸けておきましたが黒くなったのはなったけど錆の斑点も出てしまいました。結果的には、長時間浸けてもあまり効果がないみたいです。それとそのウェッジを先日の日曜日にコースで使用しました。長時間浸けたものは、ボールに色(黒染め)が付いてしまいました。ですからあまりお勧め出来ません。 パターに関しては、ウェッジのような問題は一切有りません。 TOSHI's Comment 黒染め液は黒染めしたいヘッドがつかる十分な量があればガンブルーの液を使うより簡単にできそうですが、強くボールをヒットするWedge等には向かないのかもしれませんね。パター程度のヒットの強さであれば大丈夫なようです。せっかくついた黒い部分を剥ぐことになりかねませんが、ガンブルーの仕上のようにスチールウールで余分な定着していない色素を取ったらどうでしょうね?ガンブルーの場合もこれをやらないで使うとボールに色がつくことがありました。 |
7th January 2002 |
ロングアイアンからWedgeに向かうにつれグースの度合いが少なくなるアイアン 昨年Q&A Cornerに投稿があったロングアイアンはグースがあって短いクラブになるほどその度合いが少なくなる設計をしたアイアンがないかという質問に対して、けい@カリブ海の島さんから情報をいただきました。ありがとうございます。 以下けいさんからのメールをそのまま掲載いたします。参考にしてください。 さて Q&A 108 「ロングアイアンはグースがあってWedgeに向かうにつれグースの度合いが少なくなると言うセット」ですが、Tommy Armour 845 seriesに Progressive Offset というコンセプトがあります。現在も生産されているのでしょうか?数年前に使用していましたが、鋳造のキャビティという、簡単なクラブなので、フリークの皆様には合わないかも知れませんが。 続報.....(さらにお調べいただき情報をお送りいただきました) メイルを送った後で気になったので、Tommy Armourのウエブサイトを手繰って見ると、今でも改良版が生産されている様です。 http://www.armourgolf.com/evo_v31.html 小生個人が使っていたのは、オリジナルの 845S というクラブでした。10数年前に Ping のキャビティバック特許が切れた際に、雨後の竹の子のように色々なコピーが出ましたが、その時にメーカーも考えたのでしょうね。 当時はカリフォルニアに居て、ゴルフを始めたばかりだったので、Progressive Offset の恩典を実感出来ませんでした。現在 Callaway X-12 を使っていますが、偶に PW で引っかけたりすると、845 を思い出します。 こちらでは、ボールが沈むのと、リゾート地のゴルフ上なので、グリーン周りが難しく作ってあり(例えば18 ホール中、殆ど左右 又は真正面にバンカーがある)オフセット系の SW は使えません。玉を高く上げないとスコアーが纏まりませんので。(良い意味で、本当に鍛えられるゴルフ環境にいて、幸せです。) TOSHI's Comment evo V31がProgressive Offsetだったんですね。知りませんでした。でもよく考えると合理的な考え方ですよね。 シャフトの再利用時のヒートガンでの熱の影響 カーボンシャフトを再利用するためにはもともと付いていたヘッドからシャフトを抜く必要があります。その際必ず使うのはシャフト抜き機と、ヒートガンです。今回はヒートガンを使う際に気をつけたほうがいい部分を情報としていただきましたので紹介します。今回の情報はLet's Golfの"F"さんからいただきました。ありがとうございます。以下"F"さんからのメールをそのまま掲載いたします。参考にしてください。 さて、Q&Aのコーナーでシャフトの再利用の話題がありましたが、少し気になりましたので、メールいたします。 聞いた話で確認したわけではありませんが.....リシャフト時にシャフトにダメージを与える要因にヒートガンの熱があります。シャフトとヘッドを接着しているのも接着剤ですが、シャフトのカーボン繊維を固めているのも接着剤です。そのためリシャフト時に、長時間熱をあてると、見た目に変わらなくてもチップの強度が低下する可能性があるそうです。熱が、シャフト内部の接着剤に影響を与えるような場合、恐ろしい結果を招く可能性がありますね。 50グラムをきるような軽量シャフトの場合は、接着剤の量が少なく、チップのしっかりした重量シャフトのほうが、強度を接着剤に依存している場合が多いそうなので熱には注意したほうがいいと聞きました。 TOSHI's Comment "F"さんがおっしゃるように、ヒートガンでの熱はシャフトのシートの接着剤にも影響を与えます。熱しすぎは禁物です。そのためにもちゃんとしたシャフト抜き機で力を加えた状態で表面の接着剤が満遍なく溶けるように熱を加える必要があります。B/Sの工房にはシャフトを覆って均一に熱を加える機械があります。 |
このコーナーでは皆さんの未確認情報、最新情報、うわさなど募集しています。 |