●CUSTOM FITTINGとは? 以下に書いた内容はあくまでも私が理解した内容で、もしかしたら違うかもしれません。ですがほぼ合っているとは思います。 詳しい内容をお聞きになりたい場合は、ZEVO JAPANさんにお越し頂ければ、詳しく説明していただけると思います。またHome Pageもありますのでそちらもみてみてください。 http://www.zevo.co.jp/ 以前から非常に興味があったCutom Fittingについて日本では先駆け的存在であるZEVO JAPANさんに伺い色々聞かせていただきました。非常に理論的で、勉強になりましたのでみなさんにもCustom Fittingの大事さをわかっていただこうと思い、今回はこのような特集記事にさせていただきました。 まずZEVO JAPANさんのコンセプトを私なりに理解した内容でご紹介します。 まず、ZEVO JAPANさんはアメリカZEVO GOLFの日本法人で、基本的にアメリカのZEVOで確立された理論と技術を使い、Fittingを行いユーザに最適なクラブを作ってくれます。 日本でCustom Fittingというと、まだまだ縁が無く、我々ユーザが選べるのはロフト、シャフト、シャフトの硬さ、バランスくらいでした。ZEVO USAの調べによると、既製品のクラブスペックで、フィットする人は全体の3%程というデータもあり、いかにCustom Fittingが大事かと言うことがわかります。 ZEVO Custom Fitting Set 上の写真のような、Fitting Setで、色々なパターンのクラブがその場で作れ、その場で打ってみることができます。 ロフトの違うドライバーのヘッドが6種類あり、さらに8種類のライ角、6種類のフェース角の組み合わせで48種類のヘッドが作り出せます。これにヘッドのバリエーションを加えると、288通りの組み合わせがあることになります。 SHOT CONTROL HOSELS 上の写真は左側が、ドライバーヘッドが6種類、アイアンヘッドも数種類あります。右側の写真はSHOT CONTROL HOSELでこれが48種類あります。これを使って、最適なスペックのクラブをその場で組み立て、その場で試すことができます。 ●ABOUT ZEVO FITTING SYSTEM SPIN AXIS(スピン軸) まずFittingの基本の中にボールのスピン軸の理論があります。これは、ボールとクラブがぶつかり、生まれてくるスピンの方向が、そのボールの飛び方を決定します。 要するにトウダウンして当たれば、スライス回転をして右に飛んでいきやすくなり、逆にヒールダウンすれば、ドロー回転をして左に飛んでいきやすくなります。 LIE ANGLE & SPIN AXIS(ライ角とスピン軸) Fittingの始まりはユーザのインパクト時のライ角を合わせて、このスピン軸をまっすぐにすることからFittingが始まります。 ドライバーの場合、ライ角が7度アップライトの時は230ヤード地点では20ヤード左に、逆に5度フラットの時は同じ地点で20ヤード右に行ってしまいます。 FACE GEOMETRY ZEVOではL-F-L理論という物があり、L-F-Lの要素がうまく絡み合っていい結果が生まれます。 最初のLはLIE ANGLE、FはFACE ANGLE、最後のLはLOFT ANGLEです。 この三つの要素はすべてFittingで調整が可能になっていますので、その場でその人に最適なクラブが作れることになります。 次は実際のFitting(ウッド編)についてです。 |