アイアン編

インパクト時のフェースの向き(Open or Close)
スイングルート(インサイドアウト or アウトサイドイン)
インパクト時のライ角(Dynamic Lie Angle)
ボールへの入射角(ダウンブロー or アッパーブロー)
インパクト時のロフト角(Dynamic Loft Angle)
インパクトポイント(左右)
インパクトポイント(上下)
スイングテンポ
1インチあたりのヘッドの返り具合の平均値
ヘッドスピード


上記のパラメータはウッドの時と同様です。

数値はスイング一回ごとに出ますがここでご紹介するデータは、平均値です。

●アイアン

Face

Path

Dyn Lie

Traj.

Dyn Loft

Impact

Height

Tempo

Rotation

Speed

1.3 Deg. Close

1.3 Deg. Out-In

1.8 Deg. Toe Down

-5.2 Deg

-8.4 Deg.

0.2" Toe

-0.2"

1.2

2.4 Deg.

85.85MPH

Test Club(6 Iron) : Loft:32 Deg., Lie:60 Deg., Length:37.5

以上の結果から、下記のようなことが考察されます。
Face(インパクト時のClub Face)は1.3度クローズに当たっています。このデータだけでは左に飛んでいると言うことになります。次にPathですが、これはクラブの軌道で、1.3度のアウトサイドインになっています。クラブフェースが0.0度なら軽いスライスになるところですが、1.3度のクローズになっているので、この二つをあわせて考えると、ほぼまっすぐに飛んでいるようなデータです。
次にDynamic Lieですが、これは1.8度のトウダウンになっています。ということはクラブがフラットになっていると言うことになります。フラットと言うことは、右に行きやすい回転をしていると言うことであり、この3つの結果から若干スライス回転のボールが多く出ていることが考えられます。
次のTrajectoryは入射角ですが、これは5.2度ダウンブローになっています。結構打ち込んでいるようです。
次にDynamic Loftを見ると驚くことに8.4度マイナスになって当たっていて本当のロフトが32度ですから、当たっているときのロフトは23.6度ということになります。
インパクトのポジションは約5mmトウよりで、上下の方は5mm程中心より下に当たっているようです。
スイングテンポはどのくらいが良いかという基準はないようなのですが、10回やって1.1から1.3の間に収まっていたのでほぼ同じテンポで振れているようです。
ヘッドスピードはm/sに換算すると38.7m/sになります。

この結果出てきた結果が、下記の通りです。
Club Style : Z-BLADE
Club Selection : 36.5"(5 Iron)
Shaft Selection : System Fit STEEL 9(S相当)
Lie Code : PURPLE 3.5 Upright

解説すると、合うヘッドは下の写真のZ-BLADEです。



マッスルバックのかっこいいタイプです。見かけほど難しくないヘッドで、素材がすごく柔らかく良い感触のアイアンでした。長さは5番アイアンで、36.5 Inchでした。現在使っているX5000が5 Ironで37.5 Inchなので1インチも短めになっています。
シャフトはSTEELのSシャフトで、ライ角は3.5度アップライトになっています。今の長さで合わせるとすると、1インチ長くなったことを考えると、もう1ランクフラット目でもいいかもしれません。

次はFittingで予想された最適なクラブを組み立ててもらい打ちました。


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