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7th July 2003
Callaway Ironのリシャフトに関して by Rnn14kaiさん
16th September 2003
クラウンに刻印がないTitleist PT15について
   by KAZZ54さん&hayashitoraさん

22nd September 2003
これぞ決定版!?ガンブルー処理 by 大信プロダクトさん
KZG FORGED vs MP-14 by ichiさん
Titleist 975LFEリシャフト情報 by ARIISAさん

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22nd September 2003
これぞ決定版!?ガンブルー処理 by 大信プロダクトさん

これで質問なども多かったガンブルーの方法についていつも有用な情報を送って頂く大信プロダクトさんから情報をいただきました。いつもありがとうございます。以下大信プロダクトさんからお送り頂いたメールをそのまま引用致します。

以前、ガンブルーの前処理について「暖めてから・・・」と言う手順について、少し説明不足だったことと、新しくわかったことがあります。

【手順】
1,ナイロンホイール研磨材(#120〜#320)などを電動ドリルなどに取り付け、ガンブルー仕上げにする部分をバフ掛けする。
※ドリル・ナイロンホイール研磨材などが用意できない場合は空研ぎペーパー#150〜#320などを使い手で軽くペーパーを掛けてやること。

2,念のため処理面を脱脂する。
(エタノール・ベンジン・ホワイトガソリン・シンナーアセトン・サンポールなどを使用)当店ではアセトンを使用しています。)

3,ヒートガン(300℃〜400℃ぐらいのものが最適)で約30秒ほど暖めてやる。
※ヒートガンがない場合ヘアードライヤーでも良い。(約3分ぐらい)

4,暖めが終わったらすぐに、ハケないしはウエスなどにガンブルーを浸けて速やかに塗る。(ハケは毛が細くしなやかなもので天然の繊維がベスト)
(ウエスは綿100%のものがベスト)

5,塗り終えたらすぐに氷水などに浸けて冷やす。(約10秒ぐらい)
氷水だと氷を出すのが手間だったり保存がしにくいので、当店ではスポーツ用瞬間冷却スプレーを使って急激に冷やします。

6,冷やし終えたら水道水で軽く洗い乾かす。

7,乾いたら2〜3回塗って暖めて、冷やして洗うを繰り返し最後に台所用品のスチールウール(細かい番手のもの)で軽くこすってやり、艶が出てきたら完了。
ジョンソン・ベビーオイルなどを最後に薄く塗れば完璧です。重要なのは塗る前は温めて塗ってからすぐに冷やすことです。

この方法ですとフォーティーンMT−28などもきれいに仕上がります。ぜひ一度お試しください。

TOSHI's Comment
この方法はヘッドの前処理の点や、冷却のプロセスも効率が良さそうです。この方法は是非私の方でもやってみてSpecial Reportの方で紹介したいと思います。


KZG FORGED vs MP-14 by ichiさん

ichiさんから形状のよく似たKZG FORGEDと、MIZUNO MP-14の比較レポートをいただきました。ありがとうございました。以下ichiさんからお送り頂いたメールをそのまま引用致します。

画像は全て向かって左側がKZG、右側がMP−14です。

 

 

以下、超素人意見です。

@フェイスは、MP-14(以下「M」)に比べ、KZG(以下「K」)はスコアラインに黒の色入れがしてあり精悍な感じを受けますが、サテン処理が光の角度によっては眩しい場合があります。

Aフェイス高は並べて比較すると大差は無いのですが、Kの方がトウ側の形状を丸くしてあるためか、Kの方が上から見た場合は高く見えます。

Bブレード長も並べて比較すると大差無いのですが、やはり上から見るとKの方がヘッド自体が一回り大きく見えます。

Cホーゼルからフェイスへの立ち上がり部分の形状が異なるため、Kの方がボールを包み込み、右へ飛び難いイメージがあります。

Dバックフェースは本当によく似ていて、まさにオーソドックスですが、あえて違いをあげれば、Kの方が下部の肉厚が若干厚い気がします。

Eソールは、Mの方が若干幅広です。

TOSHI's Comment
比較するだけあって、確かに似ていますね。これにMP-37のヘッドを並べたらどうなるんでしょう。似たもの3兄弟になるかもしれませんね。それとTN-87と、Ben Hogan PERSONALと.....。DPもありましたね.....。この形状って飽きが来ない良い形ですね。


Titleist 975LFEリシャフト情報 by ARIISAさん

北九州市に住んでいるARIISAさんからTitleistの975 LFEに関するリシャフト情報をいただきました。ずいぶん前に頂いた情報なのですが、データはDatabaseの方にも追加させて頂きました。ありがとうございます。以下ARIISAさんからお送り頂いたメールをそのまま引用致します。

先日、質問した975LFEですが、リシャフトしましたので、現況をお知らせします。

スペック
 ヘッド 975LFE(USモデル)
 ロフト 8.5°
 重量  204g
 シャフト ダイナミックゴールドX−100
 長さ 43.5インチ
 グリップ ゴルフプライド ツアーベルベットコード(バックラインなし)
 総重量 384g
 バランス D4

975Dのダイナミックゴールドシャフト付のドライバーからの変更です。ヘッドが275ccから350ccになったので、構えたときの安心感はありますね。(短尺ドライバーみたいです)スペック的には975Dと大差はないものに仕上がっているのですが、実際に打ってみると、球のつかまりが悪い感じがして、右に出てしまうことがあります。ヘッドが大きくなった分、重心距離も長くなり、ヘッドがかえるタイミングがずれているみたいです。これは、球数を打つことで慣れていくと思います。
飛距離についてですが、先日、近所の練習場で打席にサイエンスアイを設置して、飛距離を測定していたので、そこで測ったところ、一番よくて、262Yでした。まだ慣らし運転状態でのこの飛距離には、満足しています。

リシャフトの時に、一番最初はバランスがD5で仕上がって、とりあえずその状態で、打ってみたのですが、グリップが若干細かったので、下巻きを1枚から2枚に変えてもらいました。そのときに、チューニングをお願いしたお店の人から教えてもらったのですが、一度差したグリップを抜いて差しなおす場合、グリップ自体の重量が重くなるそうです。今回も最初50gだったものが抜いたグリップの重量を測ったら52gになっていました。これは、グリップを抜く際に溶剤によってグリップ内面に粘着剤がついたりして、重くなってるのではないかと言ってました。
今回の私の場合は、グリップの重量増、下巻きテープ分の増により、バランスがD5からD4と、良いほうに変化しました。(総重量はふえたのですが)
まだまだ、できたてで打ちこなせていませんが、エースドライバーとして使っていこうと思っています。

TOSHI's Comment
975にLFEですか!!すごいですね。タイガー並みです。総重量384gの世界はまったく未知の世界です。一度抜いたグリップが重くなるという話はよく聞きますよね。ずいぶん前にレポートをいただいていたので、そろそろ慣れて使っていらっしゃるところでしょうね。

16th September 2003

クラウンに刻印がないTitleist PT15について by KAZZ54さん&hayashitoraさん

先日のクラウン部分に刻印がないPT15に関してKAZZ54さん、hayashitoraさんから情報を頂きましたので紹介させて頂きます。以下KAZZ54さん、hayashitoraさんのメール文章を抜粋して使わせて頂きました。

KAZZ54さん
確かPTの初期は、カーボンとスチールがありそのどちらかは、クラウンのタイトの刻印は無かったはずです。(カーボンの方だと思います)もしスチールが入っていればリシャフトの可能性がります。

hayashitoraさん
私もPT15のオリジナルを持っていますが、初期のPTメタルはクラウンに何も 表記がありません。タイガーウッズも以前そのタイプを使っていました。 その後タイトリストのロゴ入りに代わり、そして970に変更しているようです。

TOSHI's Comment
お二人の情報によると初期の物には刻印がなかったようですね。情報ありがとうございました。


7th July 2003
Callaway Ironのリシャフトに関して by Rnn14kaiさん

今回は米国コネチカット在住のRnn14kaiさんからCallawayのアイアンをリシャフト(スチール)しようとしている人には有用な情報をいただきましたので紹介させていただきます。Rnn14kaiさん詳細な情報提供ありがとうございました。以下Rnn14kaiさんからのメールからの抜粋です。

さて Callaway アイアンリシャフトの際のシャフトチップ加工に付いての情報です。実は、私も前々からツアーシリーズGold Wedgのリシャフトを計画し、シャフトまで購入していたのですが、シャフトチップの加工が気になってリシャフトに踏み切れずに居ました。何処のBBSで質問しても満足行く解答が貰えませんでしたが、先日来の当サイトの情報で踏ん切りがつき、リシャフトを実行に移しました。特にToshiさんが疑問に持っていたスリット部のインサートについては、通常のエポキシ接着剤で接着すれば、プラグの黒色と影(?)により、何もしなくても黒色のインサートに見える様になる事が解りました。
以下、リシャフトの工程とその中で気付いた事です。

<アイアンスペック>
Callaway Big Bertha Tour Series Gold(AW:52°)Withツアーベルベットフルコード : DG R300U 35.25',  D7,  472g

<リシャフト目的>
・総重量の低減(-10g)
・スイングバランスの軽減(-4ポイント)
・フレックス硬化(R→S)
・高弾道化

<リシャフトに当たり準備した物>
・TRUE TEMPER TT Lite XL Tapered (S) : 37' 108g
・ラムキンクロスラインソフコードグリップ (53g)
・スルーボア用プラグ
・2液エポキシ接着剤
・その他リシャフトに必要な工具
 

【工程その1】
 シャフト抜き:アイアンのリシャフトは、初体験だったのではっきり言っててこずりました。まずウッドの時と同様に工業用ドライヤーでホーゼル部を熱したのですが、引けども回せども、びくともせず、電気コンロの上で熱し始めたのですが、当該ウェッジにビニール製のエンブレムが付いている事に途中で気付き慌ててて外しました。(でもこのエンブレムは、かなり耐熱性があるようです。)真っ赤になった電気コンロの上で10分ぐらい熱した所でようやく、シャフトを抜く事に成功しました。

【工程その2】
 シャフトチップの処理:リペア.comの満田さんのコメントの「最悪、テーパードシャフトを使えばチップ加工不要」で安心し、リシャフトを決行したのですが、結局チップのスリット加工を実施する事に決めました。というのもホーゼル径がかなり大きく(パラレルシャフトでもスカスカでした)、テーパードシャフトがきっちり納まる所までシャフトを挿入するとチップを1インチ程度カットしなくてはならず、相当なフレックス硬化が見込まれる状況だったからです。(テーパードシャフトの取り説には、バット側で長さ調整する事との説明があったので・・・)
 かくしてシャフトチップのスリット加工を実施する事になったのですが、テーパードシャフトは、先端外径が細く流石に6本のスリットを入れるのは諦め、手持ちのロータリーカッター(上の写真:これは何かと便利で、シャフトカット、スルーボア処理仕上げ全てこれでやりました。)で如何にか4本のスリットを入れました。

【シャフト装着】
 後は、通常のリシャフトの要領でシャフトをセットし、プラグを叩き込んでシャフト先端を多少広げて固定し、24時間乾燥させて出来上がったのが、下の写真です。初挑戦にしては、まずまずかなと満足しています。

 

気になるスペックは、 35.25' D5 464g と目的までは届きませんでしたがそれなりに納得できる結果でした。
早速自宅地下室のマットからネットに向かって打った感じでは、初期のリシャフト目的は、達成できた感じでしたが、肝心の方向性や飛距離は、実戦で確認要ですね!

TOSHI's Comment
綺麗に仕上がっていますね。この工具(ロータリーカッター)も色々な使い道がありそうで良いですね。スルーボアの仕上げも手作業だと大変ですもんね。やはり6本のスリットを入れるのはちょっと難しそうですね。なかなかDynamicGoldとか、最近流行の軽量スチールが入ったモデルが見つけにくい時はリシャフトもできそうです。
詳細な情報ありがとうございました。



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情報はこちらまで... toshi@anserfreak.ne.jp